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かがみの孤城の読書感想文の書き方!内容と結末も解説!

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「かがみの孤城」

は2018年の本屋大賞に輝いた本で、中学生や高校生におすすめです。

「かがみの孤城」の読書感想文の書き方は、このようなことを大切にしましょう。

●構成(骨組み)を考えましょう
●メモをしながら読む
●登場人物との重なりを考える
●メッセージや願いについて考える
●日本語として正しい文章かをチェック

作者の辻村深月さんは本屋大賞の授賞式で、「大人でも子供でも、逃げ場がない状態の人達がいる。今はうつむいている誰かが顔を上げ、次の誰かを救えたら。その誰かのところに届けと願いを込めて、バトンをつなぎたい!」とおっしゃっていました。

今回は、「かがみの孤城」の読書感想文の書き方についてまとめてみました。

「かがみの孤城」のあらすじについてはこちらをどうぞ。

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作者の辻村深月さんについてはこちらからどうぞ。

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かがみの孤城の読書感想文の書き方について

それでは「かがみの孤城」の読書感想文の書き方について、そのポイントを説明したいと思います。

構成(骨組み)を考えよう

本を読んだ後、いきなり書き始めると、まとまりのないだらだらとした文章になってしまいます。

またあらすじばかりが書いてある個性のない読書感想文になることも。

読書感想文を書く時には、まず構成(骨組み)を考えましょう。

構成は大きく分けると、次の3つです。

・はじめの部分

・本文

・おわりの部分

はじめの部分にはこの本を読んで一番印象に残ったことを簡潔に書きます。

例えば「○○はまるで自分のような気がしました。」、「○○の場面が心から離れません。」など。

その説明は本文でしますから、ここには読む人が「続きを読みたいな。」と思ってくれるような、インパクトのある一文を考えましょう。

本文は、印象に残ったところについて、なぜそう思ったのか、自分の体験と重ねて書きましょう。

また疑問に思ったことについても書きましょう。

本に書いてある順序の通りに書く必要はありません。

自分の言いたいことから書きましょう。

終わりの部分には、この本を読む前と読んだ後の自分の心の変化について、またこれから自分はどう生きていきたいかなどを書きましょう。

メモをしながら読もう

その時は感動したり、心が熱くなったりしても、いざ、読書感想文を書こうとすると、その時に考えた具体的なことは忘れてしまっていることが多いものです。

ですから、読書をしながら、自分の気持ちや思い出したことを簡単にメモしていきましょう。

付箋紙に思ったことをメモして、そのページに貼っておくと、後で読書感想文を書く時にとても役に立ちます。

あるいは、カードに書いていくと、構成に沿って、自由に並べ替えができるので便利です。

自分のやりやすい方法で、メモを取っておきましょう。

登場人物との重なりを考えよう

読書感想文を書く時は、登場人物と自分を重ねることがとても大切です。

自分も同じような経験をしたことがあるとか、自分だったらこうする、などです。

特に「かがみの孤城」の読書感想文においては、このことは非常に重要なことです。

それでは、「かがみの孤城」の登場人物について、簡単に思い出してみましょう。

こころ・・・主人公、安西こころは中学1年生。中学に入学していじめを受けるようになり、不登校になりました。

アキ・・・井上晶子。中学3年生。しっかり者ですが、ちょっと突っ張っていて、尖ったものの言い方をします。実は義理の父親に乱暴されたりと悲惨な家庭で過ごしています。

スバル・・・長島 昴。中学3年生。クールな雰囲気の男の子。父母は家を出て行き、祖父母に育てられました。

フウカ・・・長谷川風歌。中学2年生。幼い頃から母親の期待を一身に背負って、ピアノをやってきましたが、結果は出ないし、学校の勉強にはついて行けず、学校に行けなくなります。

リオン・・・水守理音。中学1年生。ハワイの中学校に進学し、寄宿舎生活をしながらサッカーをしています。リオンが幼稚園の時、大好きなお姉ちゃんが病気で亡くなりました。

マサムネ・・・政宗青澄。中学1年生。学校に行かず、ゲームばかりしています。両親は学校を信頼していないので、学校には行かなくていいと言います。

ウレシノ・・・嬉野遥。中学1年生。

とても食いしん坊の太めの男の子。女の子にすぐに恋愛感情を抱いてしまいます。

オオカミ様・・・7人の子供達が招待された城の主です。小学校低学年くらいの女の子ですが、オオカミの面をつけ、レースがたくさんついたドレスを着ています。

喜多嶋先生・・・フリースクール「心の教室」の先生です。

どの登場人物も、とても特別な状況に置かれているので、自分と重ねるのは難しいかも知れませんね。

でも、自分はこの子の性格にちょっと似てるなとか、自分にも、学校や家でこんなことがあったななど、思うことがあればそれを書いてみましょう。

そしてその時の自分の気持ちを思い出してみましょう。

そうすることで、登場人物の気持ちに近づくことができるでしょう。

この本のメッセージや願いについて考えよう

この本の最後は本当にびっくりするものですね。

終わりにいろいろなことがつながり、分かってきます。

作者の辻村深月さんは本当に巧妙にこの物語を創り上げましたね。

そこには、辻村さんの子供達への愛情を感じます。

辻村さんはどんなことを願ってこの本を書かれたのでしょうか?

そしてこの「かがみの孤城」にはどんなメッセージが込められているのでしょう?

そのことをしっかりと考えて欲しいと思います。

日本語として正しい文章になっているかチェックしよう

書いた後は必ず読み直して、日本語として正しい文章になっているか、以下の点をチェックしましょう。

(1)文章が敬体か常体のいずれかに統一されているか?

文章の最後が「~です。」や「~ます。」で終わる書き方を敬体と言い、「~だ。」や「~である。」で終わる書き方を常体と言います。

よく「~です。」で書き始めたのに、後半からは「~だ。」になっているという人がいますが、これでは文章に統一感がありません。

(2)主語と述語の関係は正しいか?

「○○が」の部分が主語で、「△△した。」の部分が述語ですが、書いているうちに主語が入れ替わっていることがあります。

自分では分かっていても、読む人には分かりづらくなってしまいますので、客観的に文章を読んで、主語と述語の関係が正しくなっているかをチェックしましょう。

まただらだらと長い文も分かりにくいので、改めて主語を置いて、2つの文に分けましょう。

(3)漢字は正しく使われているか?

読みは同じでも意味が違う漢字がたくさんあります。

文章を読み直して、間違った漢字を使っていないかチェックしましょう。

また送り仮名も間違っていないかチェックしましょう。

(4)正しい日本語になっているか?

よく、「~したり~しました。」という文を見ることがありますが、これは正しくは「~したり、~したりしました。」です。

このように、自分の文章は日本語として正しいかをチェックしましょう。

できれば親や先生などに見てもらうのがいいですね。



「かがみの孤城」の内容は?

それでは、「かがみの孤城」の内容を簡単に整理してみましょう。

主人公、安西こころは、中学校に入学して間もなく、同じクラスの女の子達からひどい嫌がらせを受け、不登校になってしまいます。

お母さんと見学に行ったフリースクール「心の教室」の喜多嶋先生はとても優しそうな人で、こころはここになら行けると思いますが、行く日の朝になるとお腹がいたくなってやっぱり行けませんでした。

そんなある日のこと、こころの部屋にある大きな鏡が光り始めます。

不思議の思い、近づいて行ったこころは鏡の向こうに引きずり込まれてしまいました。

鏡の向こうの世界は西洋の童話で見るような立派なお城で、そこには狼の面をつけ、レースがたくさんついたドレスを着た女の子がいました。

この城には、こころ以外に6人の中学生が連れて来られていました。

7人はそれから、自分の家とお城を行き来する生活を始めます。

最初はバラバラだったこの7人の間には、ともに過ごすうちに少しずつ信頼関係が生まれ、互いが大切な存在になっていきます。

この7人のうちの6人は同じ中学校の生徒で、学校に行けてないことが分かってきました。

そして、それぞれにつらい事情を背負いながら必死で生きていることも。

”オオカミさま”は、この城のどこかに、願いを何でも叶えることのできる魔法の鍵があると言います。

但し、一つの願いしか叶えることはできず、願いを叶えた瞬間、お城は消え、この城で過ごした記憶も消えてしまう。

もし誰も魔法の鍵を使わなかったら、3月30日までお城は存在し、ここでの記憶は7人のうちに残ると。



結末も解説

この物語の最後には今までのいろいろな糸がしっかりと結ばれていき、感動的な結末を迎えます。

まず、この7人は確かに同じ中学校の生徒ではあるけど、生きている年代が違うことが分かってきます。

ですから、中学校に行こうと約束した1月10日に、勇気を振り絞って学校に行っても、城の仲間には会えなかったのです。

そのことはそれぞれの持っている物や町の様子などで、作者は始めから暗示しています。

それから、「心の教室」の喜多嶋先生が実は誰なのかも最後に分かります。

喜多嶋先生は、実は喜多嶋晶子と言います。

喜多嶋先生の中には、よく分からないけど、誰かに強く腕を引っぱられる記憶が残っていました。

それは、こころが必死でアキを助けた時のものなのです。

喜多嶋先生は思います。

私は、助けられた。

震えながら、命がけで、私の手を引っ張って、この世界に戻してくれた子たちが、どこかにいる。

今度は、私がその子たちの腕を引く側になりたい。

こうやって、喜多嶋先生はフリースクールの先生を続けているのです。

そして、最後に、もうこれを読んだあなたなら知っていますね。

”オオカミさま”が誰なのかを。

あのお城は何だったのかを。

それは、534ページのところから書いてあります。

この記事を書きながら、そこを読んだら、また涙が出てきたじゃないですか。

この結末は自分で書いてください。

まとめ

いかがでしたか?

「かがみの孤城」の読書感想文、書けそうですか?

読書感想文を書くのは大事なことですが、私はまず、想像力を膨らませて、この本を読むことの方が大事だと思いますよ。

分厚い本ですが、読む始めると、きっと先が気になって早く読みたくなるでしょう。

そして、この本を読んで感じたこと、これから生きる上で大切にしたいこと、そんなことを自分の言葉で書けたらすばらしいですね。

この本があなたにとって、この夏のすてきな出会いになりますように。



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