春の代表食材の「たけのこ」。
たけのこのアク抜き方法は意外と簡単です。
米ぬかと水さえ準備すればOK!
また、米ぬかでたけのこのアク抜きをし、ぬかの入ったゆで汁ごとそのまま一晩おくと、たけのこのえぐみの成分がぬかに吸収され、より美味しいたけのこを食べることができますよ。
でも、アク抜き後一晩おく時、たけのこを冷蔵庫に入れる人と常温で保存する人がいるそうです!
冷蔵庫、常温それぞれにメリット、デメリットがあります。
●常温の場合、放置するだけなので簡単!けれど気温が高い日はたけのこの傷みが気になる。
今回は、たけのこのアク抜きの方法や一晩置く時は冷蔵庫か常温どっち?などなど、ご紹介します!
たけのこのアク抜きの方法!
たけのこのアク抜きの方法は意外と簡単!
たけのこは米ぬかでアク抜きをするのが一般的です。
他にも、米のとぎ汁、生米、食品用重曹、大根おろしなどでもたけのこのアク抜きはできますが、この記事では米ぬかでのたけのこのアク抜き方法をお伝えしますね!
たけのこをアク抜きするには、たけのこと米ぬか、あれば赤唐辛子を準備できればあとは茹でるだけ!
せっかくなら、たけのこを丸ごと1本購入し自分でたけのこのアク抜きをして、たけのこ料理を楽しんでくださいね。
たけのこの下処理
まずは、たけのこの下処理からです!
たけのこを丁寧に水洗いし、たけのこの皮を外側から3,4枚はがしましょう。
たけのこの底の硬い部分1㎝から1.5㎝を切ります。
たけのこの側面にあるブツブツしたところもそぎ落しましょう。
茹でやすいように、たけのこの穂先を半分に斜めに切ります。
最後に、たけのこの皮の繊維方向に沿って縦1㎝くらいの深さに切り込みを入れたら下処理は完成です。
準備するもの
・米ぬか一握り
・赤唐辛子1本
・たけのこがかぶる量の水
・鍋
量はたけのこの大きさによって異なるので、目安です。
米ぬかでのたけのこのアク抜きの手順
下処理をしたたけのこを鍋に入れ、たけのこがかぶるくらいの水を入れましょう。
そして、一握りの米ぬかと赤唐辛子を入れ強火にかけます!
沸騰したら落し蓋をして、弱火で40分から1時間茹でます。
時間が経過したら、たけのこに竹串を刺してすっと通ればOK
たけのこの粗熱がとれ完全に冷めたら、水洗いをして米ぬかを綺麗に落とし縦に入れた切れ目から皮を綺麗に剥いたら完成です!
たけのこのアク抜きで一晩おく時は冷蔵庫、常温どっち?
たけのこのアク抜きの方法は思った以上に簡単でしたね。
たけのこの下処理をして、お鍋で米ぬかと赤唐辛子を入れて約40分から1時間ほど茹で、その後、茹で汁ごとそのまま一晩おくことことでたけのこのえぐみの成分がぬかに吸収され、より美味しいたけのこを食べることができます!
しかし、一晩おく時に冷蔵庫で保存する人と、常温で保存する人がいるそうです!
ちなみに、私の母に聞いてみたところ、たけのこのアク抜きで一晩置く時は常温で保存するそうです。
理由は、たけのこの出回る季節はまだ気温も低く、たった一日では腐ったりする心配もなく放置するだけ簡単だから。
ということでした!
それでは、冷蔵庫、常温両方のメリットとデメリットを見てみましょう。
冷蔵庫に入れるメリットとデメリット
たけのこのアク抜きで冷蔵庫で一晩おくときのメリットとデメリットは?
メリット
たけのこのアク抜きで冷蔵庫で一晩おくときのメリットは、たけのこが傷んだり、腐ったり、菌が繁殖するのを防げることです。
冷蔵庫に入れておくことで気持ち的にも安心しますよね。
春先といっても土地柄、気温の高い地域の方は、冷蔵庫に入れる方が良さそうですね。
デメリット
大きな鍋で、たけのこのアク抜きをしますので冷蔵庫に入れる場所がない!ということが冷蔵庫で一晩置くことのデメリットですね。
大きすぎて場所をとり、他のものが入らないということも。
常温に置くメリットとデメリット
たけのこのアク抜きで常温で一晩おくときのメリットとデメリットは?
メリット
たけのこを常温で一晩おく時のメリットは、何と言ってもそのまま放置ができて簡単ということですよね。
冷蔵庫に入れる場所がなくても、キッチンの片隅に置いておくこともできます。
たけのこの粗熱が冷めるまで、待たなくても良いのもメリットです!
自然な状態でたけのこのアク抜きをしたい方に良いですね。
私の母もそうですが、年配の方は昔ながらの方法で常温で一晩おく方が多いかもしれませんね。
デメリット
たけのこの出回る季節は、春先でそこまで気温は高くはありませんが、土地柄気温の高い地域にお住いの方は、たけのこが痛むことがあるかもしれないというデメリットがありますね。
加熱後に雑菌が入ると、食中毒のおそれも出てきてしまいます。
気温が高くなりそうな日には、冷蔵庫に入れても良いかもしれません。
アク抜きしたたけのこの保存方法
アク抜きをしたたけのこを最後まで美味しく食べきりたいですよね。
冷蔵保存と冷凍保存のどちらでもたけのこを保存することができます!
冷凍・冷蔵での場合に分けてたけのこの上手な保存方法をご紹介します。
冷蔵保存方法
保存容器に水を入れ、たけのこを浸けて冷蔵保存すると約1週間保存できます。
1週間で使い切る分のたけのこを入れましょう。
また、たけのこを浸している水は毎日取り替えると良いですよ。
冷蔵保存では1週間保存できますが、水に長く浸けることでたけのこの風味が抜けやすくなるので、なるべく早めに使い切ってくださいね。
冷凍保存方法
たけのこがたくさんあって1週間では使い切れない場合もありますよね!
そんな時は冷凍保存を有効活用してください。
冷凍することで1か月は日持ちしますよ。
ただ、そのままたけのこを冷凍すると食感が変わり、パサパサすることがあるのでできれば冷凍するときに、だし汁に浸けると良いです。
だし汁に浸けて、冷凍することでたけのこから水分が抜けにくくなりますよ。
解凍後は、煮物や汁物などだし汁ごと料理に使うといいですね。
冷凍の場合はだし汁に浸けるというひと手間かかりますが、最後までたけのこを美味しく食べきってくださいね。