春の訪れを告げる「たけのこ」。
たけのこご飯や煮物、本当に美味しいですよね。
でも、皮つきのたけのこはアク抜き作業が必要です!
たけのこのアク抜きは米ぬかを使った方法が一般的ですが、米ぬかを常備しているご家庭は少ないのではないでしょうか・・・
たけのこのアク抜き!米ぬかがない時はどうしたらいい?
米のとぎ汁、生米、重曹、大根おろし、どれか1つは自宅にありますよね!
今回は、たけのこのアク抜きで米ぬかがない時の代用品を使った方法や注意点についてご紹介します。
たけのこのアク抜きの方法
たけのこのアク抜きの方法はさまざまありますが、たけのこのアク抜きは米ぬかを使った方法が主流ですよね。
米ぬかを使ったたけのこのアク抜きは簡単にできます。
とっても簡単ですね。
たけのこのアク抜きについては、こちらに詳しく書いていますので、どうぞご覧ください。
https://flowerlove.jp/takenoko-akunuki
米ぬかのアク抜きは米ぬかがなくてもできる!
米ぬかがない・・
とうっかりすることもありますよね。
それに、米ぬかも常時あるわけじゃないし・・
でも米ぬかがなくても以下のようなもので、たけのこのアク抜きをすることができるんですよ!
○生米
○食品用重曹
○大根おろし
米のとぎ汁でのたけのこのアク抜きの方法と注意点
それではまず、米のとぎ汁でのたけのこのアク抜き方法をご説明しますね!
米のとぎ汁でのたけのこのアク抜きの方法
【準備するもの】
・たけのことたけのこがかぶるくらいの米のとぎ汁
・鍋
【たけのこの下処理】
・たけのこを丁寧に水洗いする
・たけのこの皮を外側から3,4枚剥がす
・たけのこの底の硬い部分1㎝から1.5㎝を切る
・たけのこの側面のブツブツをそぎ落とす
・茹でやすいように、たけのこの穂先を半分に斜めに切る
・たけのこの皮の繊維方向に沿って縦1㎝くらいの深さに切り込みを入れる
【アク抜きの方法】
たけのこがかぶるくらいの米のとぎ汁を鍋に入れ、弱火で下処理をしたたけのこを1時間半ほど煮るだけ!
時間が経過し、たけのこの根本に竹串を刺して通ったらOK。
粗熱を取って、完全に冷めたらたけのこの切れ込み部分から皮を剥き取り、よく洗ったら完成です。
米のとぎ汁でのたけのこのアク抜きの注意点
米のとぎ汁はできるだけ最初の濃いとぎ汁が良いです。
濃い米のとぎ汁を使うことでたけのこのアクが抜けやすくなりますよ。
米ぬかが無くても簡単に米のとぎ汁でたけのこのアク抜きができちゃいますね!
生米でのたけのこのアク抜きの方法と注意点
米のとぎ汁の他に生米でもたけのこのアク抜きができます
家にある生米だけでOK!とっても簡単です。
生米でのたけのこのアク抜きの方法
【準備するもの】
たけのこ3本(1200gから1350g)に対し米大さじ4
【たけのこの下処理】
・たけのこを丁寧に水洗いする
・たけのこの皮を外側から3,4枚剥がす
・たけのこの底の硬い部分1㎝から1.5㎝を切る
・たけのこの側面のブツブツをそぎ落とす
・茹でやすいように、たけのこの穂先を半分に斜めに切る
・たけのこの皮の繊維方向に沿って縦1㎝くらいの深さに切り込みを入れる
【生米でのたけのこのアク抜き方法】
下準備したたけのこがすっぽりとはまる鍋に水を張り、米大さじ4を入れ中火で30分から50分ほど茹でます。
時間が経過し、たけのこの根元に竹串を刺して通ったらOK。
粗熱を取って、完全に冷めたらたけのこの切れ込み部分から皮を剥き取り、よく洗ったら完成です。
生米でのたけのこのアク抜きの注意点
無洗米や洗った生米は、アク抜きの効果を得ることができないので、無洗米や洗った生米は使用しないでくださいね。
家にあるお米でたけのこのアク抜きが簡単にできますね!
食品用重曹でのアク抜きの方法と注意点
食品用重曹は自宅にある方も多いのではないでしょうか。
食品用重曹でもたけのこのアク抜きができますよ!
でもなぜ、食用重曹でたけのこのアク抜きができるのはなぜでしょうか?
それは、重曹がアルカリ性なのでたけのこのえぐみ成分を中和させる効果があるからです。
食品用重曹でのたけのこのアク抜き方法
それでは、食品用重曹でのたけのこのアク抜き方法をご紹介しますね!
【準備するもの】
・たけのこ、1000mlに対して食用重曹小さじ1
・鍋
【たけのこの下処理】
・たけのこを丁寧に水洗いする
・たけのこの皮を外側から3,4枚剥がす
・たけのこの底の硬い部分1㎝から1.5㎝を切る
・たけのこの側面のブツブツをそぎ落とす
・茹でやすいように、たけのこの穂先を半分に斜めに切る
・たけのこの皮の繊維方向に沿って縦1㎝くらいの深さに切り込みを入れる
【アク抜きの方法】
下処理したたけのこがかぶるくらいの水、食品用重曹を入れ中火にかけて30分から50分ほど茹でます。
時間が経過し、たけのこの根元に竹串を刺して通ったらOK。
粗熱を取って、完全に冷めたらたけのこの切れ込み部分から皮を剥き取り、よく洗ったら完成です。
食品用重曹でのたけのこのアク抜きの注意点
重曹を使用する際に気を付けないといけないことがあります!
重曹は入れすぎると重曹独特のにおいがたけのこに残り、食感もやわらかくなりすぎてしまいます。
水1000mlに対して食用重曹小さじ1を目安にしましょう。
大根おろしでのアク抜きの方法と注意点
大根おろしでたけのこのアク抜きができるって知っていましたか?
大根おろしでたけのこのアク抜きができるのはなぜか?
大根おろしのアルカリ性がたけのこのえぐみ成分を中和させているからなんです。
それだけでなく、大根に含まれる消化酵素がえぐみ成分を分解する作用が働いているからです。
大根おろしすごいですね。
大根おろしでのアク抜きの方法
大根おろしでのアク抜きの方法をご紹介しますね!
【準備するもの】
・たけのこ
・大根
【たけのこの下処理】
・たけのこの穂先をカットし皮を剥く
・たけのこの底の硬い部分1㎝から1.5㎝を切る
・たけのこの側面のブツブツをそぎ落とす
【アク抜きの方法】
まずは、肝心な大根おろしですが、綺麗に洗って皮のままおろしましょう。
そして、ガーゼでしぼって大根おろしの汁だけを準備します。
量の目安として、大根中1本で約600㏄のおろし汁が取れます。
おろし汁と同量の水600㏄、塩12g(全体の1%)を合わせて、たけのこを1時間浸します。
この量で、たけのこの中2本のアク抜きができます。
上記の汁に1時間浸し、その後たけのこを綺麗に洗ったらアク抜きが完了です!
大根おろしでのアク抜きの良いところは茹でずに済む!ということですね。
大根おろしでのたけのこのアク抜きの注意点
大根おろしのアク抜きの注意点があります。
大根おろしでアク抜きし、水洗いが終わったたけのこは十分美味しく食べられますが、少しだけ大根の味が移っていることがあります。
もし大根の味が気になる方はたけのこを5分程度湯がいて水で冷ますと美味しく食べることができますよ。