「君たちはどう生きるか」
、皆さんはもう読まれましたか?
私は原作を中学1年の時に読みました。
中1の時の担任の先生が、主人公コペル君の話をよくしてくださっていたので、学校の図書館で借りました。
この本が昨年の8月に漫画化され、出版されてから2か月で43万部という異例の大ヒットを飛ばしています。
吉野源三郎作の「君たちはどう生きるか」は1937年に出版されたので、原作誕生から80年を経ています。
今最も注目されるこの本ですが、宮崎駿監督が同じタイトルで映画を作ると発表し、ますます話題になっていますね。
今回は、「君たちはどう生きるか」の漫画本の作者、羽賀翔一さんにフォーカスします。
「君たちはどう生きるか」についてはこちらをどうぞ。
羽賀翔一の出身大学は?
羽賀翔一さんの出身大学は東京都豊島区目白にある学習院大学のようです。
学習院は幼稚園から大学までを有する学校法人で、皇族の方々が通われるので有名ですよね。あの宮崎駿さんや麻生太郎さんも学習院大学の卒業生です。
羽賀さんは、大学4年生の時に初めて漫画を投稿したそうです。
大学では国語の教職課程をとっていたということです。
羽賀翔一さんのツイッターを拝見すると、いつも電車で移動されています。大学時代も電車で通われていたのでしょうね。
フランスの雑誌で「東京物語」が連載される程に、東京のことにはお詳しいようです。
経歴やプロフィールについて
羽賀翔一さんは茨城県出身の漫画家です。実家はつくば市にあります。
大学4年生の時、それまで心に秘めていた「漫画家になりたい。」という夢を叶えようと、初めての漫画を出版社に投稿します。
その頃、周りの同級生達はリクルートスーツに身を包み、就職活動をしていましたが、羽賀さんは私立高校の採用試験を一校受験しただけで、あとは何もしていませんでした。
羽賀さんには漫画家になりたいという夢があったのですが、それまではその夢の実現のために行動する勇気も人に言う勇気もなかったのだそうです。
でも、大学卒業を前に「やっぱり漫画家になりたい!」と、初めての投稿漫画「インチキ君」を描き上げます。
その作品は大賞を受賞することはできなかったのですが、当時講談社の編集者で現在コルク代表の佐渡島庸平さんにその才能を見出され、佐渡島さんが担当編集になられます。
「インチキ君」は第27回MANGA OPENにて奨励賞を受賞します。
翌2011年、デビュー作「ケシゴムライフ」が漫画雑誌モーニングで短期連載されます。
2013年からコルクでエッセイ漫画「今日のコルク」の連載が始まります。
2014年には初めての単行本「ケシゴムライフ」が徳間書店より発売されます。
同年、ダムの工事現場を舞台にした「ダムの日」が「PRESIDENT NEXT」で連載されます。
2016年には「ダムの日」に書き下ろしの1話を加えた「昼間のパパは光ってる」が発売されます。
またその年には、フランスの雑誌Anime Landで「羽賀翔一の東京物語」が連載されることになります。
そして2017年、「君たちはどう生きるか」(漫画版)で異例の大ヒットを遂げるのです。
こうして見ると、「君たちはどう生きるか」の爆発は偶然の産物ではなく、2011年にデビューして以来、しっかりとした積み上げがあったことが分かりますね。
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年齢をチェック!
羽賀翔一さんは、ご自身が所属されているコルクのブログで、2016年10月20日に30歳と言われています。
それから1年3か月が経っているので、現在は31歳か32歳です。
まとめ
いかがでしたか?
「君たちはどう生きるか」が大きな話題になるまで、私は羽賀翔一さんのことを知りませんでした。
でも今回いろいろと調べて、羽賀さんってすばらしい漫画家さんなのだと分かりました。
気取らず、ツイッターでも笑わせてくれますが、しっかりと自分や世の中のことを見つめておられることが、作品から伝わってきます。
これからも羽賀翔一さんを応援していきたいと思います。