横山秀夫の経歴と現在について!息子は?出身高校と大学もチェック!

この記事の所要時間: 103

ミステリー作家の横山秀夫(よこやま ひでお)さんをご存じですか?

本をあまり読まれない方でも「半落ち」「64」などの作品名は聞かれたことがあるのではないでしょうか?

テレビドラマや映画になった作品は数え切れないほどで、横山秀夫さんは「平成の松本清張」とも言われているすごい方です。

その横山秀夫さんの「ノースライト」が2020年本屋大賞にノミネートされました。

今回は、横山秀夫さんの経歴とプロフィール、現在、息子さん、出身高校と大学そして作風についてお伝えします。

<スポンサード リンク>
 




横山秀夫の経歴とプロフィール

まず横山秀夫さんの経歴とプロフィールを見ていきたいと思います。

経歴

横山秀夫さんは1957年1月17日、東京都に生まれました。

現在63歳です。

小学生の頃の横山秀夫さんは「図書館王」と言われるほどに本を読んでいたそうです。

小学3年生くらいからは読むだけではなく、自分で物語を書いていました。

「宝島」や「フランダースの犬」など自分が読んだ本の続編を書いて友達に見せたりしていたそうです。

また横山秀夫さんは小学4年生で吉野源三郎さんの「君たちはどう生きるか」に出会い、その後も何度も読んで、生き方について考えさせられたようです。

君たちはどう生きるかの要約とあらすじについて!ネタバレが気になる!感想と考察もチェック!
「君たちはどう生きるか」は1937年に吉野源三郎さんが書かれたものです。そして2017年に漫画化され200万部を超すベストセラーになりました。今回は「君たちはどう生きるか」の要約やあらすじ、ネタバレ、感想などを通して、大ヒットの訳に迫りたいと思います。

中学校に入ると陸上部に入り、本からは遠ざかっていきました。

その後も高校ではサッカー、大学では躰道(たいどう)とスポーツ中心の生活でしたが、父親の本棚にある本を読んだりもしていたそうです。

横山秀夫さんは高校、大学と進学し、大学卒業後、1979年に上毛新聞社に入社して新聞記者になりました。

横山秀夫さんは県警の担当が長く、やり手の記者だったそうです。

そんなハードな中で帰宅すると小説を書いていたというから驚きです。

1991年に「ルパンの消息」が第9回サントリーミステリー大賞佳作を受賞し、それを機に12年間務めた新聞社を退社しました。

新聞記者は事実を突き止めるのが仕事で、小説は人の心に迫るものですが、横山秀夫さんは人の気持ちを書きたいと思われたのだそうです。

その後は漫画原作や児童書の執筆、また警備のアルバイトなどもされました。

そして、1998年、「陰の季節」で第5回松本清張賞を受賞し、小説家としてデビューされます。

横山秀夫さんは仕事場であるマンションに籠もり、実を削って執筆を続けました。

2002年には「半落ち」が第128回直木賞にノミネートされました。

しかし、小説に出てくる骨髄移植に関することが直木賞選考委員の間で問題になり、「半落ち」は落選します。

このことは大きな波紋を呼び、結果、横山秀夫さんは直木賞との決別を宣言しました。

「半落ち」は2004年1月に映画化され、大きく注目されました。

横山秀夫さんは映画の中に法廷記者としてエキストラ出演をされています。

2003年には「クライマーズ・ハイ」が出版されます。

これは横山秀夫さんが記者だった頃の日航機墜落事故の取材体験からできたものです。

横山秀夫さんの睡眠時間は3、4時間、徹夜も珍しくなかったそうです。

そんな中、横山秀夫さんは心筋梗塞で倒れてしまいました。

2週間入院し、退院後はまたもとの生活に戻り、そうしたら今度は貧血で倒れ、3週間の入院生活を余儀なくされました。

当時はタバコも一日に100本くらい飲まれていたそうですから倒れるのも当然ですよね。

その後も体調を崩し、書いている小説の主人公の名前や前のページに書いたことさえ思い出せなくなったそうです。

そんなに苦しい日々が7年間も続きましたが、2012年に「64」を出版します。

「64」は2004年から雑誌に連載を始めたものの未完になっていた警察小説です。

横山秀夫さんは、再開するときにどうしてもこれを仕上げたいと思われたそうです。

そして数千枚もの原稿を捨て、自分が納得いくまで完成度を上げたとのこと。

横山秀夫さんってすごい方です!

「64」はベストセラーになり、「このミステリーがすごい!」と「週刊文春ミステリーベスト10」で2冠を達成しました。

また多くの国で翻訳され、2019年、ドイツ・ミステリー大賞 国際部門でも1位に輝きました。

そして2019年に出された「ノースライト」は週刊文春ミステリーベスト10で1位になり、2020年本屋大賞にノミネートされました。

プロフィール

それでは横山秀夫さんのプロフィールをまとめておきます。

名前 横山秀夫(よこやま ひでお)

生年月日 1957年1月17日

出身地 東京都

国際商科大学(現在の東京国際大学)商学部卒業

1979年 上毛新聞社に入社

1998年 「陰の季節」で第5回松本清張賞を受賞

同年  小説家としてデビュー

2002年 「半落ち」が「週刊文春ミステリーベスト10」で1位に

2003年 同作が「このミステリーがすごい!」で1位に

同年 「クライマーズ・ハイ」が「週刊文春ミステリーベスト10」で1位に

2004年  同作で第1回本屋大賞第2位

2012年 「64」が「週刊文春ミステリーベスト10」で1位に

2013年 同作が「このミステリーがすごい!」で1位に

2019年 同作がドイツ・ミステリー大賞 国際部門で1位に

同年 「ノースライト」が「週刊文春ミステリーベスト10」で1位に

2020年 同作が本屋大賞候補に



横山秀夫の現在について

ラッキーエースさんによる写真ACからの写真 

横山秀夫さんの現在はどうなのでしょうか?

世界的に話題となった「64」から6年たった2019年、横山秀夫さんは新作「ノースライト」を出版されました。

この「ノースライト」がまた大きな話題となり、横山秀夫さんは現在、インタビューや講演会などに忙しくされています。

横山秀夫さんのファンは、横山さんの完全復活をとても喜んでいます。

「ノースライト」は2004年に月刊誌「旅」に連載したものを単行本としてまとめたものです。

でも、全面的な改稿をするのに6年も費やしました。

1つの場面について20パターンも考えられたという驚くようなエピソードもあります。

今回の物語は、建築士が主人公で、「住む」ことや家族をテーマにした、今までの横山作品とは随分、趣が違います。

あまりに多忙すぎて倒れたり、記憶力の低下で作品が書けなかったりと、苦しい日々を過ごされてきましたが、現在、横山秀夫さんはまた意欲的に執筆に取り組んでおられます。

「自分が納得しないものを人に読ませる訳にはいかない。」という思いが昔も現在も強いので、小説家、横山秀夫さんに楽な生活はないようですね。

でも、現在、横山秀夫さんがお仕事以外に熱中されているものがあります。

それはご自宅の庭いじりだそうです。

ご自分で山野草を植え、楽しんでおられます。

もう一つは車で、7年前に購入された国産名車、スカイラインGTS54Bに夢中なのだそうです。



横山秀夫の息子は?

次に横山秀夫さんの息子さんについて触れておきたいと思います。

横山秀夫さんの息子さんは中学生の時に悪性リンパ腫になられました。

息子さんはその後、骨髄移植を受けられ、大学にも進まれました。

横山秀夫さん夫妻は、ドナーになってくれた方への感謝とお返しのためにドナー登録をされたのだそうです。

「半落ち」はその体験から生まれました。

横山秀夫さんは、この小説を書くにあたり息子さんに相談されたそうですが、息子さんが同意してくださったので「半落ち」が誕生しました。

横山秀夫さんは、読者から「半落ち」を読んでドナー登録をしたという手紙をたくさんもらい、とても嬉しかったそうです

また横山秀夫さんの父親はサラリーマンでしたが、横山さんが子どもの頃に病気をされたので、父親として話をしてもらった記憶がないそうです。

それで、横山秀夫さんは息子さんとの接し方が分からず、悩んだと言われています。

横山秀夫の出身高校と大学について

横山秀夫さんの出身高校と大学についても見ておきましょう。

横山秀夫さんの出身高校は東京都立向丘(むこうがおか)高校です。

向丘高校は東京都文京区にある都立高校です。

向丘高校の出身者には歌手でモデルの木村カエラさんやゴールデンボンバーの鬼龍院翔などがおられます。

横山秀夫さんの出身大学は国際商科大学(現在の東京国際大学)で、埼玉県にある私立大学です。

横山秀夫さんは国際商科大学の商学部で学ばれました。

商学部だなんて意外ですね。

躰道選手の大橋正芳さんも東京国際大学の出身です。

横山秀夫さんも大学時代に躰道をされていたので、大橋正芳さんのずっと先輩に当たりますね。

横山秀夫の作風は?

最後に横山秀夫さんの作風について見ておきたいと思います。

横山秀夫さんはずっと「組織と個人」という視点から作品を書いてこられました。

組織の中にいる個人の喜びや心の葛藤ですね。

それが大きなテーマとして横山作品に流れています。

また横山秀夫さんの作風の一つとして、普段別々に活動しているミステリーを考える脳と人間ドラマの脳を高い次元で融合させるということがあります。

うーん、大変難しいですね・・・。

横山秀夫さんの脳内では、いつも違う分野のドラマが動いていて、一番良いタイミングでそれらがマッチした時に名作が生まれるということでしょうか。

それから物語の筋立ては最初からあるのではなく、主人公に沸き起こる感情によって展開していくという作風だそうです。

横山さんの中で、主人公は生きて動いているのですね。

もう一つは、主人公にとって一番起きて欲しくないことを考えるという作風です。

うわあ、だから読者の心がどんどん深みに入っていくのですね。

まとめ

今回は、2020年本屋大賞にノミネートされた、ベストセラー作家、横山秀夫さんの経歴と現在、息子さん、出身高校と大学そして作風についてお伝えしました。

あるインタビューで、横山作品の骨幹にあるものを問われた時、横山秀夫さんはこう語っておられます。

職人魂でしょうかね。小説家は何よりそれが大切な気がします。一つの仕事をまっとうできなかったという意味で、ジャーナリズムやノンフィクションに対しては、いまだに敗北感めいた思いを引きずっていますが、それだけにフィクションでしか成しえない仕事をしていきたいですね。情報は時とともに散逸してしまいますが、物語は時を超えて人の心に留まり続けると信じて書いています。

横山秀夫、警察小説を語る | 小説丸 - Part 3
 今から20年前の1998年、衝撃的な警察小説が刊行された。横山秀夫氏のデビュー作『陰の季節』である。刑事を主人公とせず、警察の管理部門に属する人々の葛藤を描いた本作はベストセラーとなり、第2作『動機

いつも全精力を傾けて作品を作り続けてこられた横山秀夫さん、本当にすごい方です。



タイトルとURLをコピーしました