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寺地はるなの出身高校について!プロフィールと経歴は?名言も紹介!

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寺地はるなさんの「川のほとりに立つ者は」が2023年本屋大賞にノミネートされました!

寺地はるなさんは35歳から小説を書き始めた方ですが、ポプラ社小説新人賞や咲くやこの花賞などの受賞歴があり、人気の高い作家さんです。

また、寺地はるなさんの「水を縫う」は2021年の中学・高校入試で最も多く採用された本として話題です。

今回は、そんな寺地はるなさんの出身高校と大学、プロフィールと経歴、そして名言に迫ります。

寺地はるなの出身高校と大学について

まず、寺地はるなさんの出身高校と大学について調べてみました。

しかし残念ながら、寺地はるなさんの出身高校については公開されていないようです。

でも、寺地はるなさんは佐賀県唐津市の出身なので、おそらく唐津市内の高校ではないかと思います。

寺地はるなさんの高校1年時の担任の先生は体育の先生でしたが、本好きで、ご自分が読んだ本のことをよく生徒に話されていたのだそうです。

そういうことも小説家になられた寺地はるかさんに影響を与えたのかもですね。

これは、出身高校とは違うことですが、寺地はるなさんの「水を縫う」は10県の2021年高校入試で出題されたそうです。

これは高校1年生の男の子が主人公。

こちらも、寺地はるなさんご自身の高校生活の経験が生かされているのかも知れません。

寺地はるなさんの出身大学についても調べてみました。

しかし、寺地はるなさんは大学には行かれていないようです。

高校を卒業してからは、パソコン教室に行ったりアルバイトをしたりされていたそうです。

寺地はるなのプロフィールと経歴

寺地はるなさんのプロフィールと経歴をまとめてみました。

プロフィール

名前 寺地はるな(てらち はるな)

生年月日 1977年

出身地 佐賀県唐津市

2014年 「ビオレタ」で第4回ポプラ社小説新人賞を受賞しデビュー

2020年  「夜が暗いとはかぎらない」で山本周五郎賞候補に

同年 咲くやこの花賞受賞

2021年 「水を縫う」で吉川英治文学新人賞候補、河合隼雄物語賞受賞

2023年 本屋大賞候補に

現在、大阪府在住

経歴

寺地はるなさんは1977年に佐賀県唐津市に生まれました。

寺地はるなさんは子どもの頃から本が好きだったのですが、なぜか両親が、子どもが本を読むのが好きではなかったそうです。

不思議ですね・・・。

そんな寺地はるなさんですが、幼稚園の頃に読んだアンデルセンの物語が印象に残っているそう。

アンデルセンのお話に出てくるのはきれいなお姫様。

きれいじゃなかったら誰も助けに来てくれないというのがすごく不条理に感じられたのだそうです。

でも小学校に入った頃に読んだ「オズの魔法使い」は、きれいだからとかいうことではなく、主人公の知恵と優しさでお話が進んでいたので好きになったそうです。

中学生になり勉強を始めると、親御さんから、今度は「しなくていい。」と言われたそう。

ほんとに不思議なお家ですね。

ちょっと羨ましい。(笑)

そんなおうちなので、堂々と本を読むことができず、図書館で本を借りてもランドセルの中に隠していたのだそうです。

寺地はるなさんは堂々と本が読めない分、常に空想が広がっていたそう。

自由に本が買えないので、本のタイトルやあらすじ紹介を見て、どんどん想像を膨らましていたそう。

そんな寺地はるなさんですが、中学2年生の時、塾に入ろうとしたら成績があまりにも悪くて断られたのだそうです。

そして、公文の教室に通うことになり、そこで森鴎外の「高瀬舟」に出会いました。

そこから、日本の名作をどんどん読むようになったそうです。

寺地はるなさんは高校を卒業すると就職も大学進学もせずにフリーターをしていました。

その後、20歳で就職。

32歳で結婚して、大阪に移られます。

大阪に来たら、近くに書店があるのに感動して、いくつもの文芸誌を読み始めました。

文芸誌には毎回、文学賞の応募要項が載っていて、それを見ながら「これで賞金をもらえたら宝くじよりも確率が高いのでは。」と思ったのだそうです。(笑)

そして2014年、35歳の時にポプラ社小説新人賞に応募し、「ビオレタ」でみごと受賞して作家デビューをされました。

いやいや、どんなに賞金をゲットする確率が宝くじより高くても、誰でも受賞できる訳ではありません。(笑)

すごいことです!

ところで、子供が本を読むのを嫌っていたお母さんは、寺地さんが小説家になったことを普通に喜ばれたそう。(笑)

寺地はるなさんは、2017年にはお仕事を辞めて専業作家に。

子供さんが学校に行っている間は執筆の時間に充てておられます。

寺地はるなさんには多くの著作があり、たくさんの読者に指示されています。

そして、「川のほとりに立つ者は」が2023年本屋大賞にノミネートされました!

寺地はるなの名言も紹介!

寺地はるなさんの小説には、それぞれに名言と言うことのできる言葉があり、多くの読者の共感を呼んでいます。

それらの名言の中から、私も印象深いものを紹介しますね。

「川のほとりに立つ者は」の名言

ほんとうの自分とか、そんな確固たるもん、誰も持ってないもん。いい部分と悪い部分がその時のコンディションによって濃くなったり薄くなったりするだけで

引用元 「川のほとりに立つ者は」より

川のほとりに立つ者は、水底に沈む石の数を知り得ない。でも清瀬は水底の石がそれぞれ違うことを知っている。川自身も知らない石が沈んでいることも。

引用元 「川のほとりに立つ者は」より

大人は泣かないと思っていた

昔のことにたいして罪悪感を抱えるんじゃなくて、そうしてまで選びとったものを大切にして生きてくれるほうがいい。そのほうがずっといい。

引用元 「大人は泣かないと思っていた」より

ひとがひとりいなくなるということは、一つの物語が消滅するということだ。

引用元 「大人は泣かないと思っていた」より

ガラスの海を渡る舟

前を向かなければいけないと言われても前を向けないというのなら、それはまだ前を向く時ではないです。準備が整っていないのに前を向くのは間違っています。向き合うべきものに背を向ける行為です。

引用元 「ガラスの海を渡る舟」より

 

伝わってないって思うなら、言いかたを変えたらええねん。なんの工夫もしてないくせにわたしの気持ちをわかってくれないなんて、ただのわがままや。

引用元 「ガラスの海を渡る舟」より

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