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ブッカー賞の特徴と選考委員について!日本人は受賞できる?

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川上未映子さんの「へヴン」がブッカー国際賞の最終候補作に

選ばれました!

ブッカー賞はイギリスで最も権威のある文学賞だということですが、一体どんなものなのでしょうか?

今回は、川上未映子さんによって注目度が高まったブッカー賞の特徴と選考委員、日本人は受賞できるのか、また賞金やブッカー国際賞についてもお伝えしていきます。

川上未映子さんについては、こちらをご覧ください。

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ブッカー賞の特徴は?

ブッカー賞というのは、イギリスで「最も権威がある」と言われる文学賞です。

ブッカー賞が設立されたのは1968年なので、まだ歴史は浅いのですが、その選考方法に大きな特徴があります。

ブッカー賞は、「その年に出版された最も優れた長編小説に与えられる。」となっています。

では誰がそれを決めるのか、またどうやって決めるのか、皆が納得できる選考方法でなければ、「最も優れた長編小説」とは言えませんよね。

また、ブッカー賞の受賞作品の売上げがものすごいというのも、ブッカー賞の特徴の一つです。

いかにブッカー賞が注目され、信頼されているかということが分かりますね。

ブッカー賞は著者ではなく作品に与えられるものなので、一人の作家が2回以上受賞することも可能です。

まさに、ブッカー賞受賞作家は世界で最も優れた小説家の一人と認められるということですね。



ブッカー賞の選考委員と選考方法について

それでは、ブッカー賞の特徴の一つである選考委員と選考方法についてお伝えします。

ブッカー賞の選考委員

まず、ブッカー賞の選考委員は小説家だけではなく、学者や元政治家、著名人、評論家など多岐に渡っています。

また性別のバランスも考えて決められるようです。

そして、毎年、選考委員が変わります。

日本の芥川賞や直木賞の選考委員は皆、小説家で、だいたい何年か続けて選考委員をしています。

長い人では30年間も選考委員を務めている人がいて驚きです。

ブッカー賞はいろいろな視点から選ばれるので、信頼性が高くなりますね。

また、ブッカー賞の選考委員は、最終候補作だけではなく、100冊以上の候補作全てを読まなければいけないそうです。

各界から、それができる人に選考委員をお願いするというのは、とても大変なことですし、依頼された選考委員はとても大きな責任を感じることでしょうね。

ブッカー賞の選考方法

ブッカー賞の選考方法は以下のようになっています。

1 諮問委員会が選考委員を決定

諮問委員会は財団が選出した議長と作家、出版社、書店、図書館など。

2 選考委員が審査対象作品を選出

イギリスの出版社は候補作を2作まで申請できます。

選考委員は、それとは別にその年に出版された小説8~12作を推薦します。

それに加えて、過去のブッカー賞受賞者と10年前までのブッカー賞候補者の、その年の作品も候補の対象になります。

考えただけでも恐ろしい量ですね・・・。

この時点での審査対象作品については極秘です。

3 選考委員会による一次選考

一次選考に残った作品は「ロングリスト」と呼ばれ、その選考課程は公表されます。

4 選考委員会による最終選考

最終選考で6作品が残ります。

最終選考に残った作品のことは「ショートリスト」と呼ばれます。

5 選考委員会による受賞作の決定

こうして絞られた6作品の中からその年のブッカー賞受賞作が決定されます。

ブッカー賞を日本人は受賞できる?

ブッカー賞の選考対象になるのは、イギリス連邦かアイルランド、またはアメリカに国籍のある著者が英語で書いた長編小説です。

2019年にアメリカ人の実業家がスポンサーになってから、選考対象にアメリカ国籍の著者も加わりました。

それで、日本国籍の日本人の著書はブッカー賞を受賞することはできません。

1989年に カズオ・イシグロさんの「日の名残り」がブッカー賞を受賞しましたが、カズオ・イシグロさんは1983年に日本からイギリスに帰化し、イギリス国籍を持っておられます。



ブッカー賞の賞金について

ブッカー賞の賞金は50,000ポンド

です。

1ポンドは 約162円なので、50,000ポンドは約810万円です。

2002年までは21,000ポンドだったそうですが、それでもすごいですね!

でも賞金だけじゃなく、ブッカー賞が発表されると直後からその本の売上げが急上昇するそうなので、著者にとっても出版社にとっても、ブッカー賞の受賞はすごく嬉しいことでしょうね。

ブッカー国際賞について

ブッカー国際賞はブッカー賞の翻訳部門で、2005年に創設されました。

こちらは日本人でも受賞することができます。

ブッカー国際賞はその本の著者と翻訳者の共同受賞になります。

原作者だけではなく、翻訳者にもきちんとスポットが当てられるのは、とても素晴らしいことですね。

2020年に小川洋子さんの「密やかな結晶」が、ブッカー国際賞の最終候補に残りましたが、残念ながら受賞はなりませんでした。

今回、川上未映子さんの「ヘヴン」が最終候補に選ばれたので、受賞への期待が高まります。

受賞作の発表は5月26日(木)です。



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