安壇美緒(あだん みお)さんの「ラブカは静かに弓を持つ」が2023年本屋大賞にノミネートされています。
これは音楽とスパイが結びついた推理小説というとても珍しい形で書かれていて、様々な方面で話題になり大藪春彦賞を受賞した作品です。
著者の安壇美緒さんは2018年にデビューされたばかりで、この作品はまだ3作目なんです。
今回は、そんな安壇美緒さんのプロフィールと経歴、出身大学と高校そして結婚についても調べてみました。
安壇美緒のプロフィールと経歴
まず、安壇美緒さんのプロフィールと経歴についてお伝えします。
プロフィール
安壇美緒さんのプロフィールは以下のようになっています。
名前 安壇美緒(あだん みお)
生年月日 1986年
出身地 北海道函館市
2017年 「天龍院亜希子の日記」で第30回小説すばる新人賞を受賞
2018年 小説家デビュー
2022年 「ラブカは静かに弓を持つ」で第6回未来屋小説大賞
2023年 同作で第25回大藪春彦賞を受賞
同年 同作で2023年本屋大賞候補に
経歴
安壇美緒さんは1986年、北海道函館市に生まれました。
お名前の読み方は「あだん みき」です。
年齢は36歳か37歳です。(2023年4月現在)
安壇美緒さんの経歴について、詳しいことは分からなかったのですが、本を読むことや書くことが小さい頃からお好きな方だったのだろうと思います。
大学卒業後は文学とは関係なく、いろいろなアルバイトや派遣の仕事をされたそうです。
でも、いつかまた小説を書こうという気持ちがあり、いろいろな職場の裏側も、小説を書く日のために観察を続けてこられました。
そして30歳を前に、そろそろまた書き始めようかという思いで、長編小説の執筆を始められました。
それが2017年に第30回小説すばる新人賞を受賞した「天龍院亜希子の日記」です。
初めての長編小説で新人賞を受賞し作家デビューするなんて、安壇美緒さんは余程才能に溢れた方なのだろうと思います。
先行委員の方達もその完成度の高さを絶賛されました。
ところで「天龍院亜希子の日記」という題名、何かに似てますね。
そう、宮尾登美子さんの「鬼龍院花子の生涯」ですね。
安壇美緒さんは長編小説を書いて新人賞に応募しようと決めておられたので、かっこいいタイトルにしたいと思ったそうです。
そして思い浮かんだのが、ご自分の好きな「鬼龍院花子の生涯」でした。
そこから「天龍院亜希子の日記」というタイトルが生まれました。
ちょうどその頃、派遣の仕事の面接の帰りに品川駅に行き、その経験から想像を膨らませて、小説の舞台が品川になったそうです。
本当に、一見小説とは何の関係もないと思われる日常の出来事が、安壇美緒さんの小説を完成させる大きな力になったのですね。
そして2022年、3作目の「ラブカは静かに弓を持つ」が第6回未来屋小説大賞に輝き、第25回大藪春彦賞を受賞。
今回、2023年本屋大賞にノミネートされました。
安壇美緒の出身大学と高校について
次に安壇美緒さんの出身大学と高校について見ていきます。
安壇美緒さんの出身大学は早稲田大学です。
安壇美緒さんは早稲田大学の第二文学部で学ばれました。
第二文学部というのは以前あった夜間学部のことです。
夜間学部に行かれていたということは、安壇美緒さんは大学時代も昼間はお仕事をしておられたのかも知れません。
安壇美緒さんは大学短編小説をよく書いておられたようです。
卒業論文では中編小説を書かれ、それは純文学系の新人賞に応募されました。
安壇美緒さんの出身高校については、情報を見つけることができませんでした。
でも、大学進学で東京に出てこられたのなら、故郷の函館市内の高校である可能性が高いのではと思います。
安壇美緒の結婚は?
安壇美緒さんは結婚しておられるのか気になるところですが、結婚については公開しておられないようです。
もし、2023年本屋大賞を受賞された時には、受賞会見で結婚についても語られるかもしれませんね。
その時には、こちらにも追記しますね。