皆さん、こんにちは。
先日、熊本の南阿蘇の知り合いから、「たくさんできたから、お裾分けー。」とさつまいもをいただきました。
うわあ、でっかい!
いくつか袋から出してみたら、さらにそのでかさが分かります。
美味しそう!
さつまいも、大好き♡
秋も深まり、さつまいもの収穫の時期になりました。
最近は蜜芋と呼ばれる甘~いさつまいもが人気ですね。
日本にはたくさんのさつまいもの産地があり、品種がありますが、さて、どのさつまいもが一番甘いのでしょうか?
今回、人気の品種で、さつまいもの甘さランキングをしてみました。
また品種にあった食べ方も紹介しています。
こちらの記事もお役に立てると思いますので、どうぞご覧ください。
さつまいもの甘さランキング
さつまいもは、ほくほく系としっとり系、そしてねっとり系の3種類に大きく分けることができます。
甘さでランキングを付けるとしたら、どの種類のどのさつまいもが1位になるのでしょうか。
紅はるか
紅はるか
は、2010年に九州沖縄農業研究センターによって品種登録された新しい品種です。
紅はるかの主な産地は大分県や宮崎県、茨城県などです。
「紅はるか」という名前は、「はるかに甘い」という意味で付けられました。
その名前の通り、焼き芋にして口に入れると、一瞬で甘さが口の中に広がります。
紅はるかは、焼き芋にした時は糖度60にもなります。
まさにスイーツですね。
紅はるかはしっとり系のさつまいもですが、ほくほくの食感もありますので、とても人気です。
安納芋
安納芋
は蜜芋ブームの火付け役です。
産地は、さつまいもが日本で初めて栽培されたと言われている鹿児島県種子島です。
ねっとり系のさつまいもで、焼き芋にすると、中からとろ~っと蜜がこぼれ出します。
安納芋の糖度は生でも16度くらいあります。
一般的なさつまいもは生で7度くらいなので、どんなに糖度が高いか分かりますよね。
焼き芋にすると40度くらいになります。
シルクスイート
シルクスイート
は茨城県で2012年に品種登録された新しい品種です。
「シルクスイート」という名前は「シルクのような食感」というところから付けられました。
なめらかで上品な食感が女性の間で人気となり、全国に広がりました。
糖度は生で9弱くらいですが、寝かせると甘みが増加します。
ねっとり系の品種ですが、口に入れると甘みがふわっと広がり、しつこく残らないところが人気の秘密です。
金時
金時
は昔ながらのほくほく系のさつまいもです。
西日本で「さつまいも」と言えばこれのこと。
私の住んでいる熊本では、さつまいものことを「からいも」と呼びます。
子供の頃はおやつに「からいも」のふかしたのに少しお塩をかけて、よく食べたものです。
焼き芋にして、糖度は13度くらいなので、上の3つの品種に比べたら糖度は高くありませんが、口の中にほっくり広がる甘さは懐かしい、ほっとした気持ちになります。
さつまいもの品種にあった食べ方も紹介!
それぞれの品種によって、甘さや食感、水分量などが違いますから、その品種にあった食べ方をするのがベターです。
それでは、上のそれぞれの品種にあった食べ方を紹介します。
紅はるか
紅はるかは深い甘みとほくほく感が味わえるので、やっぱり焼き芋に最適です。
その他、ふかし芋やスイートポテトなど、王道の食べ方に向いています。
安納芋
ねっとり系で甘ーい安納芋もシンプルに焼いたり蒸したりした方が、その甘さが味わえます。
または水分が多いので、焼いたり蒸したりした安納芋をつぶし、生クリームと混ぜて表面を焼き、ブリュレ風にするのもおすすめです。
余計な砂糖を加えずに美味しく食べることができます。
シルクスイート
シルクスイートも焼き芋にすると、そのしっとり感が満喫できます。
でもスイーツだけでなく、おかず系にも合います。
箸休めのためのレモン煮やゆず煮などにもおすすめです。
私はポテトサラダを作りましたが、普通のポテトサラダよりうっすら甘めでなめらか。
子供やお年寄りに人気です。
金時
金時もやっぱり焼き芋、最高!
あら、さつまいもって、どの品種もやっぱり焼き芋なんですね。(笑)
でもほくほく感があり、水分が少なめなので、いも天や大学芋などに最適です。
いも天、大好き!
また、私の故郷、熊本にはいきなり団子というのがあります。
さつまいもとあんこを小麦粉の皮で包んだ団子です。
これはやはり、ほくほくのおいもがいいので、金時で作ったら最高ですね。
美味しいですよ。
まとめ
今回は、さつまいもの甘さランキングと品種にあった食べ方を紹介しました。
これから、さつまいもが美味しくなる季節です。
美味しくて繊維質たっぷりのさつまいも、ぜひたくさん食べましょうね。