昨年の12月に第162回芥川賞の候補作品が発表されました。
その中に、高尾長良(たかお ながら)さんの「音に聞く」が入っています。
高尾長良さんが芥川賞候補になるのはこれで3回目です。
高尾長良さんは20代の女性。
しかも医師なんです!
びっくりですよねー。
高尾長良さんって一体どんな方なのでしょう?
今回は、3度目の芥川賞候補になられた高尾長良さんの本名や出身高校と大学、医師としての勤務先、経歴そして結婚について調べてみました。
他の162回芥川賞候補作家についてはこちらをどうぞ。
高尾長良の本名について
高尾長良さんって大変珍しいお名前なので、本名なのかなと疑問に思いました。
それで、「長良さん」は本名なのかどうか調べてみましたが、たぶん本名のようです。
それは、高尾長良さんは子供の頃、奈良市に住んでおられたようで、奈良県大和郡山市の「第1回記憶力大会」に出場し、準優勝になったという記録があります。
こちらに「高尾長良」という名前で載っているので、本名であることは間違いないようです。
大和郡山市には古事記の編纂に関わった稗田阿礼という人物がいましたが、その稗田阿礼はすごい記憶力の持ち主で、数多くの民話や神話を暗唱したのだそうです。
それで大和郡山市では、稗田阿礼に習って記憶力を競う大会が催されるようになりました。
高尾長良さんは、その第1回大会の準優勝者なので、記憶力が抜群なんでしょうね。
高尾長良の出身高校と大学
次に高尾長良さんの出身高校と大学についてお伝えします。
高尾長良さんの出身高校は神戸女学院高校です。
神戸女学院高校は兵庫県西宮市にあるキリスト教の私立高校で、完全中高一貫校です。
神戸女学院高校は自主性を重んじており、大変自由な校風で、制服もありません。
俳優の高橋英樹さんの妻で元女優の小林亜紀子さんや歌手の木村弓さんも神戸女学院高校の出身です。
高尾長良さんの出身大学は京都大学です。
京都大学の医学部で学ばれました。
医学部だなんて、どれほど頭がいいんでしょうね。
しかも、現役の大学生の頃から小説を書き、文学賞を取られているなんて、すごすぎます!
高尾長良の医師としての勤務先は?
まんだむさんによる写真ACからの写真
高尾長良さんは2017年の春から医師として働いておられます。
芥川賞候補作家でもある高尾長良さんは、医師として一体どこの病院に勤務されているのでしょうか?
気になったので調べてみましたが、高尾長良さんの勤務先は見つけることができませんでした。
ただ、高尾長良さんは2017年度の京都市芸術文化特別奨励者に認定されています。
これは住所か活動拠点が京都市にある人が選ばれるものなので、高尾長良さんは京都大学卒業後も京都で働いておられるのかもしれません。
いずれにせよ、きっとその病院では「高尾先生が芥川賞候補になった!」と大きな評判になっていることでしょうね。
高尾長良の経歴とプロフィール
それでは高尾長良さんの経歴とプロフィールについてまとめておきます。
高尾長良さんは1992年、東京都に生まれました。
現在27歳か28歳です。
上述したように子供時代は奈良市に住んでおられました。
高尾長良さんは神戸女学院中学・高校を卒業し、京都大学医学部に進まれます。
大学在学中の2012年、「肉骨茶」で第44回新潮新人賞を受賞。
これは史上最年少の受賞だったということで大きな話題になりました。
2013年、この「肉骨茶」が第148回芥川賞候補作に選ばれます。
2014年、「影媛」が第152回芥川賞候補に。
2017年度、京都市芸術文化特別奨励者となります。
そして2019年、「音に聞く」が第162回芥川賞にノミネート。
「音に聞く」はウィーンを舞台に天才的な作曲の才能のある妹と言語表現を模索する姉の物語です。
高尾長良さんはまだ20代とお若いのに、これで3度目の芥川賞候補になります。
高尾長良の結婚について
高尾長良さんの結婚についても調べてみましたが、情報はありませんでした。
小説家と医師として多忙な日々を送られている高尾長良さんは未婚ではないかと想像しますが、確かなことは分かりません。
もし何か分かったらこちらに追記させていただきます。
まとめ
今回は高尾長良さんの本名や出身高校と大学、医師としての勤務先、経歴、そして結婚についても調べてみました。
ほんとにすごい人がおられますね!
高尾長良さんの今後の活躍に注目したいと思います。