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小川哲(直木賞作家)のプロフィールと経歴!母親は?出身高校もチェック!

芥川賞・直木賞
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小川哲(おがわ さとし)さんが「君が手にするはずだった黄金について」で2024年本屋大賞にノミネート

されました!

小川哲さんは2023年に168回直木賞を受賞された方です。

小川哲さんはSF作家で、東京大学院在学中に書かれた「ゲームの王国」が大きな話題になった方です。

2回目のノミネートで直木賞受賞を果たし、同じ年に本屋大賞候補にも、そして今回も本屋大賞候補に。

すごいですね!

今回は小川哲さんのプロフィールと経歴、母親や家族そして出身高校と大学についてお伝えします。

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小川哲のプロフィールと経歴

まず、小川哲さんのプロフィールと経歴を紹介します。

プロフィール

名前:小川哲(おがわ さとし)

生年月日:1986年12月25日

出身地:千葉県千葉市

出身高校: 渋谷教育学園 幕張高校

出身大学:東京大学

東京大学大学院総合文化研究科博士課程中退

2015年、「ユートロニカのこちら側」で第3回ハヤカワSFコンテスト 大賞受賞

2017年、「ゲームの王国」で第38回日本SF大賞受賞、第31回山本周五郎賞受賞、第39回吉川英治文学新人賞候補に。

2019年、「嘘と正典」で第162回直木賞候補に。

2023年、「地図と拳」で第168回直木賞を受賞!

同年、「君のクイズ」で本屋大賞候補に。

2024年2月、「君が手にするはずだった黄金について」で本屋大賞候補に。

経歴

小川哲さんは1986年12月25日、千葉県千葉市に生まれました。

小川哲さんは子どもの頃、「ひねくれ者」と言われていたそうです。

小川さんは世間一般の価値観を安易に受け入れることに抵抗があり、物事を二者択一で決めることに疑問を持っていました。

中学1年生の時、初めて面白いと思う本に出会いました。

それは父親の蔵書の中の一冊で、筒井康隆さんの「農協月へ行く」でした。

小川哲さんは、高校ではラグビー部に入りましたが、あまりの練習のきつさに1年生で退部します。

それは始めたことを途中でやめた初めての経験でしたが、「追い込まれたらやめればいい。」と気づいたのだそうです。

その体験が、後に作家の道に進もうとした時に、小川さんの背中を押しました。

小川哲さんは、高校卒業後、東京大学そして大学院へと進みます。

小川さんは会社員になるのが嫌で、大学の先生になろうとしましたが、大学の先生は会議が多くて楽しくなさそうなので、それもやめて小説を書くことにしました。

普通の人は、それだったら作家にもなれないんですけどね。

やっぱり小川哲さんは小説家としてのすばらしい才能があったのですね。

小川哲さんは大学時代、授業を受けないで本ばかり読んでいたので、何回か留年をしたのだそうです。

そんな小川さんは、大学院在学中に「ユートロニカのこちら側」でハヤカワSFコンテスト 大賞を受賞し、作家としてデビューしました。

その2年後の「ゲームの王国」は日本SF大賞や山本周五郎賞を受賞、吉川英治文学新人賞候補にもなり、大きな話題になります。

その頃は、本を書くために大学院を休学しておられ、その後中退されました。

2019年、「嘘と正典」で第162回直木賞候補に選ばれました。

2023年には「地図と拳」で第168回直木賞を受賞!

そして2024年、「君が手にするはずだった黄金について」で2回目の本屋大賞候補に選ばれました。

小川哲さんはデビュー以来、まだ5、6冊くらいしか出されていないのに、そのほとんどが有名な賞を受賞するなんて、本当にすごい方ですね。

小川哲さんは現在、東京都にお住まいです。

また小川さんは小説を書きながら、仲間とのイベントではDJもなさっているそうです。



小川哲の母親と家族について

次に小川哲さんの母親と家族について見てみたいと思います。

小川哲さんの母親はミステリ小説が大好きな方だそうです。

それで小川さんは母親が持っておられる宮部みゆきや東野圭吾さんの本を読むようになりました。

小川哲さんの母親は、小川さんが高校生の時に書いた小説を勝手に知り合いの編集者に見せるということをされました。

でも、その編集者から「おもしろいから他の作品も読みたい。」と言われ、それが、小川哲さんが小説家になるきっかけになったそうです。

小川さんのエッセイに、母親が毎朝作るトーストがまずくて、分からないように捨てていたと書かれていましたが、母親は小説家になるきっかけを作ってくださった方なので、本当に感謝すべきですね。

また小川哲さんの父親は海外のSFとミステリ小説の大ファンで、父親の蔵書が家に大量にあったのだそうです。

それで、小川さんは暇な時にそれらの本を読んでいました。

ご両親ともにSFとミステリ小説が大好きという環境に生まれ育ったので、小川さんがSF作家になられたのも自然な流れだったんですね。

また小川哲さんには妹さんがおられます。

上述したエッセイに妹さんが登場し、妹さんも毎朝のトーストが嫌でこっそり捨てていて、ある時、それが発覚して、泣きながら母親に謝ったと言うことが書いてありました。

小川哲さんと妹さんは今でも、その頃のトースト事件の話をするそうです。



小川哲の出身高校と大学

最後に小川哲さんの出身高校と大学についてお伝えします。

小川哲さんの出身高校は渋谷教育学園 幕張高校です。

幕張高校は千葉県千葉市にある私立高校で中高一貫校ですが、高校からの入学もできます。

幕張高校では知識を学ぶだけではなく、学び方そのものを学ぶことに重きを置いています。

幕張高校は、海外大学への合格者数は全国トップレベルで、東大合格者数も2017年は全国4位だそうです。

すごくレベルの高い高校なんですね。

第158回直木賞候補になった彩瀬まるさんも幕張高校の卒業生です。

小川哲さんの出身大学は東京大学です。

小川哲さんは東京大学の工学部に進学しましたが、途中で文系に転向されました。

その後、大学院総合文化研究科に進まれますが、上述したように小説家になるために中退されました。

まとめ

今回は、2024年本屋大賞にノミネートされた小川哲さんのプロフィールと経歴、母親と家族そして出身高校や大学についてお伝えしました。

小川哲さんは東大新聞オンラインで後輩に向かって以下のように語っておられます。

東大を卒業して小説を書いている人は少ないです。理由は単純で、もうからないからですね。小説を書く才能を持っている東大生は、小説を書かない方がはるかにお金持ちになれます。ただそこをぐっとこらえて、小説を書いてみるのはどうでしょうか。お金以上の自由が作家にはありますよ。

お金以上の自由求めて 山本周五郎賞受賞の東大生 ・小川哲さんインタビュー - 東大新聞オンライン
作家の小川哲さんは、現在も総合文化研究科博士課程に在籍しながら、SF界の新鋭として注目を集めている。昨年発表

小川哲さんは本当に小説を書くことがお好きなんですね。

そして小説という手段を用いて私達に大事なことを伝えようとされています。

今後ますます注目していきたい作家さんです。




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