永井紗耶子(ながい さやこ)さんの「女人入眼」が第167回直木賞候補作に選ばれました。
今回は、そんな永井紗耶子さんのプロフィールと経歴、出身大学と高校、結婚そして、候補作の「女人入眼」のあらすじについてお伝えします。
永井紗耶子のプロフィールと経歴
まず、永井紗耶子さんのプロフィールと経歴を見ていきましょう。
プロフィール
永井紗耶子さんのプロフィールは以下のようになっています。
名前 永井紗耶子(ながい さやこ)
生年月日 1977年
年齢 45歳(2022年7月8日現在)
出身地 神奈川県横浜市
最終学歴 佛教大学大学院修士課程
2010年 「絡繰り心中 部屋住み遠山金四郎」で第11回小学館文庫小説賞を受賞
同作を「恋の手本となりにけり」と改題して文庫刊行し、小説家デビュー
2020年 「商う狼ー江戸商人 杉本茂十郎ー」で第3回細谷正充賞受賞
同年 同作で第10回本屋が選ぶ時代小説大賞受賞
2021年 同作で第40回新田次郎賞受賞
2022年 「女人入眼」で 第167回直木賞候補に
経歴
永井紗耶子さんは1977年に横浜市で生まれました。
誕生日は公開されていませんが、現在45歳とありますので、誕生月は1~7月のいずれかだと思われます。
永井紗耶子さんは子供の頃から本が好きで、小学校の卒業文集に「将来の夢は作家」と書いたそうです。
永井紗耶子さんは大学卒業後、新聞記者になり、その後フリーランスのライターとして活躍しました。
ライターをされている頃でしょうか、永井紗耶子さんは佛教大学大学院に進学し、仏教文化修士号を取得されました。
なぜ、大学院で仏教文化を学ばれたのか分かりませんが、時代小説を書くのに深い知識が必要だったのかも知れませんね。
そして、2010年、「絡繰り心中 部屋住み遠山金四郎」で第11回小学館文庫小説賞を受賞しました。
永井紗耶子さんは授賞式で、「ずっと小説を書いていきたい。」と語っておられます。
その後、たくさんの時代小説を書いてこられました。
そして、今年2022年に「女人入眼」で第167回直木賞にノミネートされました。
永井紗耶子の出身大学と高校は?
永井紗耶子さんの出身大学は慶應義塾大学です。
永井紗耶子さんは慶應義塾大学の文学部で学ばれました。
慶應義塾大学出身の小説家には遠藤周作さんやなだいなださん、直木作家の三好京三さんなど、著名な方がたくさんおられます。
慶應義塾大学を卒業された永井紗耶子さんですが、前述したように、その後、佛教大学大学院で仏教文化の学びを深められたというのが驚きです。
永井紗耶子さんの出身高校については、情報を見つけることができませんでした。
横浜市の出身ということなので、横浜市内の高校だったのではと思われますが、出身高校について情報が見つかりましたら、こちらに追記いたします。
永井紗耶子の結婚について
永井紗耶子さんの結婚についても興味があるところですが、残念なことに、今のところは情報を見つけることができませんでした。
永井紗耶子さんが直木賞を受賞されたら、受賞会見の場でいろいろなことが聞けるかも知れませんね。
永井紗耶子さんについて、何か新しい情報が分かりましたら、こちらに追記しますね。
「女人入眼」のあらすじは?
第167回直木賞候補作に選ばれた「女人入眼」のあらすじは以下のように紹介されていました。
永井紗耶子さんは鎌倉時代とそこに生きた女性達を深く研究された方なのですね。
「大仏は眼が入って初めて仏となるのです。男たちが戦で彫り上げた国の形に、玉眼を入れるのは、女人であろうと私は思うのですよ」
建久六年(1195年)。京の六条殿に仕える女房・周子は、宮中掌握の一手として、源頼朝と北条政子の娘・大姫を入内させるという命を受けて鎌倉へ入る。気鬱の病を抱え、繊細な心を持つ大姫と、大きな野望を抱き、それゆえ娘への強い圧力となる政子。二人のことを探る周子が辿り着いた、母子の間に横たわる悲しき過去とはーー。
「鎌倉幕府最大の失策」と呼ばれる謎多き事件・大姫入内。
その背後には、政治の実権をめぐる女たちの戦いと、わかり合えない母と娘の物語があった。