皆
さん、こんにちは。
先月、第159回芥川賞候補作が発表されましたね。
候補者のお一人に高橋弘希(たかはし ひろき)さんがおられます。
高橋弘希さんは何と、今回で4回目の芥川賞候補なんです。
高橋弘希さんはデビュー以来、その作品が次々と入賞し、大きな注目を浴びている作家さんですが、ロックバンドのメンバーでもあるんですよ。
今回はそんな高橋弘希さんに迫ってみたいと思います。
【追記】
第159回芥川賞が高橋弘希さんの「送り火」に決定しました!
高橋弘希さん、おめでとうございます!
前回の芥川賞受賞作家についてはこちらをどうぞ。
今回の他の候補者についてはこちらからどうぞ。
高橋弘希のプロフィールと経歴について
それではまず、高橋弘希さんのプロフィールと経歴を見ていきたいと思います。
高橋弘希さんは1979年12月8日、青森県十和田市に生まれました。
現在38歳です。
十和田市出身と言っても、母親の実家のある十和田市で生まれたということだそうです。
それでも、毎年、夏休みは十和田市で過ごしていたとのことです。
父親は黒石市の出身です。
高橋弘希さんは、子供の頃は漫画が好きで、週刊少年ジャンプを読んでいました。
漫画家になりたいとも思ったのですが、絵が上手じゃないので、漫画家は諦めたのだそうです。
でも、高橋さんは文章を書くのは子供の頃から得意だったようで、中学の頃からはするする書けるようになり、作文で賞を取ったこともあるのだとか。
するする書けるなんて、羨ましい限りです。
大学生の頃は綿矢りささんや金原ひとみさんが話題になっていて、高橋弘希さんも文学についての関心が高まりました。
そして高橋弘希さん自信も小説を書くようになります。
大学卒業後は予備校の講師をしていました。教科は国語です。
予備校の講師をしながら、ロックバンドで作詞作曲、ボーカル、ピアノを担当します。
予備校講師とロックバンド、そして小説、全く違う世界のことに思えますが、その3つを一人の人がやるってすごいですよね。
高橋弘希さんは「小説と音楽は切り分けている。」と言われていて、執筆活動に専念したいときは音楽活動はお休みされているみたいです。
2014年に「指の骨」で第46回新潮新人賞を受賞し作家としてデビューされます。
同作は第152回芥川龍之介賞の候補にも選ばれます。
また第28回三島由紀夫賞候補にも。
2015年、「朝顔の日」で第153回芥川龍之介賞候補に。
ちなみにこの時に芥川賞を受賞したのが又吉直樹さんの「火花」です。
2016年、「短冊流し」で第155回芥川龍之介賞候補に。
2017年には「スイミングスクール」で、第30回三島由紀夫賞候補に選ばれます。
同年、「日曜日の人々(サンデー・ピープル」で第39回野間文芸新人賞を受賞。
同作は第31回三島由紀夫賞候補にも選ばれます。
そして2018年6月「送り火」で第159回芥川龍之介賞候補に選ばれました。
高橋弘希さんはデビュー以来、発表する作品が次々と高評価を得るという、とてもすごい人ですよね。
でも、高橋さんって、全然すごい人みたいには見えないんですよね(笑)
「能ある鷹は爪を隠す」って言いますが、高橋弘希さんはまさにそんな感じです。
そんな高橋弘希さんは故郷の十和田市での講演会に招かれたこともあるようです。
出身高校と大学は?
次に高橋弘希さんの出身高校と大学について見ていきたいと思います。
しかし、高橋弘希さんの出身高校については、残念ながら情報を探し出すことはできませんでした。
前述しましたように、「出身」と言われている十和田市は母親の故郷であり、高橋弘希さんは毎年遊びに来ていたということですから、居住地は十和田市ではないことになります。
父親の出身は黒石市ということですが、高橋弘希さんがそちらに住んでおられたかどうかも分かりませんでした。
いずれにせよ、青森県内の高校だったのだろうと思います。
高橋弘希さんの出身大学は文教大学です。
文教大学は埼玉県に本部を置く私立大学で、1966年に設立されました。
この大学の出身者にはお笑い芸人のイモトさんやオウム真理教の教祖だった麻原彰晃元死刑囚の三女、松本麗華さんなどがおられます。
高橋弘希さんは高校卒業後、1年浪人して文教大学の文学部へ進学します。
しかし、大学の授業が面白くなくて、バイトとバンドばかりやっていて4年生に進級できなかったそうです。
1年休学してその後卒業します。
休学の間は執筆活動をしていたそうです。
2015年には母校である文教大学に招かれて講演をしました。
講演会の演題は「夢を与える」だったそうです。
結婚もチェック!
最後に、高橋弘希さんの結婚について調べてみました。
しかし、残念ながら結婚についての情報は探し出すことができませんでした。
38歳なので、結婚して子供さんがおられてもいい年齢だと思いますが、高橋弘希さんは結婚されていないのではないかと思います。
もしかしたら、お相手が一般の方だから非公開ということもあるでしょうけど、自由な雰囲気を感じさせる高橋弘希さんは独身ではないかと勝手に推測します。
はっきりしたことが分かりましたら、またこちらに追記させていただきます。
まとめ
今回は、4回目の芥川賞候補になった高橋弘希さんについてお伝えしてきました。
高橋弘希さん、芥川賞の受賞、本当におめでとうございました!
これからのご活躍も期待しています。