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あらすじなしの読書感想文の書き方!構成と文字量も解説!

くらし
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今年も夏休みが終わりに近づいてきましたね。

この記事を見つけた皆さんは、たぶん、夏休みの宿題の読書感想文にまだ手を着けていないのかもですね。

大丈夫ですよ!

これを読んで、だいたいの構成と文字量を考え、読書感想文を書き始めましょうね。

今回は、あらすじなしの読書感想文の書き方と構成や文字量についてお伝えします。

こちらの記事も参考にしたら、早く効率的に読書感想文を仕上げることができますよ。

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読書感想文はあらすじなしでもOK!

読書感想文は、その本を読んだ自分の感想を書くわけですから、あらすじがなくてもOKです。

あらすじがなければ分からないんじゃない?と思うかも知れませんが、読書感想文を書いた人の考え方や大げさに言えば生き方が分かればいいのです。

逆に、あらすじがないからこそ、その読書感想文を読んで「自分もこの本を読んでみたい。」という気持ちになる人が出てくるかも知れません。

時々、ほとんどがあらすじというような読書感想文がありますが、それでは意味がありません。

あらすじではなく、登場人物のセリフをいくつか紹介しながら自分の感想を書くと、よく伝わるものになります。

もし、どうしてもあらすじを入れたいと思うなら、原稿用紙半分(200字)程度に抑えましょう。



あらすじなしの読書感想文の書き方

読書感想文を書く時に、いつもあらすじから書いていた人は、あらすじなしの読書感想文の書き方が分からないかも知れませんね。

あらすじなしの読書感想文を書く時は、まず自分が一番書きたいこと、一番印象に残ったことから書き始めたらいいです。

その本を読んで考えたこと、書きたいことをいくつかメモしてみます。

そして、それを言いたいことの順に書けばいいです。

その時、自分の体験や生活と重ねることはとても大事なことです。

自分もこんなことがあった、あるいは自分だったらそうはしなかっただろう、そういうことを書けば、その読書感想文は決して人真似ではない、独自のものになります。



あらすじなしの読書感想文の構成は?

それでは、あらすじなしの読書感想文の構成について説明しましょう。

「はじめ なか おわり」の構成

感想文を書く時は、よく「はじめ なか おわり」ということばを聞きますが、これに沿って構成を考えたらいいですよ。

作文や物語を書く時などに「起承転結」ということばもよく使われますが、「はじめ なか おわり」は「起承転結」の「承」と「転」が一つになったものだと考えたらいいです。

具体的には以下のような構成にしましょう。

1「はじめ」  なぜ、この本を選んだのか

たくさんの本の中から、なぜこの本の読書感想文を書こうと思ったのか、あるいはその本との出会いについて、まずそれを簡単に書きましょう。

2「なか」 感想の部分

上の「あらすじなしの読書感想文の書き方」に書いているように、自分が言いたい順番に書きましょう。

あらすじの順番に従って書く必要はありません。

言いたいことの順番で書く方が、ずっとその人の思いが伝わるし、インパクトのある読書感想文になります。

あらすじを書くなら、この「なか」の部分の最初ですね。

3 「おわり」 自分の考えが変わったことやこれから

最後に、この本を読んで自分の考えが変わったことやこれからの生き方につなげたいことなどを書いて終わりましょう。

もう少し詳しい構成

下のように、もう少し詳しい構成にしてもいいですよ。

1.はじめに
2.あらすじ
3.印象に残ったところやセリフ
4.自分と重なったところや自分ならこうすると思ったところ
5.疑問点
6.おわりに

この構成で例文を書いてみたのが、こちらの記事です。

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「西の魔女が死んだ」だけではなく、どの本の読書感想文を書くのにも参考になると思います。

あらすじなしの読書感想文の文字量について

まず、読書感想文の文字量についてですが、今年の青少年読書感想文全国コンクールの応募要項には、こう記載してあります。

◇文字数については下記のとおりです。
・小学校低学年の部(1、2年生)本文 800字以内
・小学校中学年の部(3、4年生)本文1,200字以内
・小学校高学年の部(5、6年生)本文1,200字以内
・中学校の部 本文2,000字以内
・高等学校の部 本文2,000字以内

◇句読点はそれぞれ1字に数えます。改行のための空白か所は字数として数えます。

◇題名、学校名、氏名は字数に数えません。

引用元 https://www.dokusyokansoubun.jp/youkou.html#4

夏休みの宿題として学校に提出した読書感想文は、先生が選んだものが、だいたいこのコンクールに出されます。

ですから、上の文字量を守って書けばいいです。

但し、「○○字以内」ですから、その文字量を超えたら、どんなに内容がよくても失格になります。

文字量が少ないのは問題ありませんが、あまり少ないとコンクール提出用には選ばれないでしょうね。(汗)

それでは、中学生や高校生の文字数となっている2000字の読書感想文を書く時に、構成に従ってどのように文字量を振り分ければ良いかを考えてみましょう。

あらすじなしの読書感想文の場合

あらすじなしの読書感想文2000字の場合は、下を参考に書きましょう。

1 はじめに    70~100字くらい
2 一番印象に残ったところやセリフ  800字くらい
4 自分と重なったところや自分ならこうすると思ったところ  800字くらい
5 疑問点  200字くらい
6 おわりに 100~130字くらい

これで2000字ですが、これはあくまでも参考です。

あらすじありの読書感想文の場合

また、あらすじありの場合はこんな感じがいいでしょう。

あらすじの文字量はこれより多くしないように気をつけましょう。

1 はじめに    50字くらい
2 あらすじ    200~300字くらい
3 一番印象に残ったところやセリフ  600~650字くらい
4 自分と重なったところや自分ならこうすると思ったところ  800字くらい
5 疑問点  150~200字くらい
6 おわりに 100字くらい

それでは皆さん、読書感想文、がんばって!



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