石田夏穂さんの「我が手の太陽」が第169回芥川賞候補に
選ばれました。
石田夏穂さんはデビュー作「我が友、スミス」がいきなり芥川賞候補となって注目された方です。
今回、2度目のノミネート。
びっくりなのは、石田夏穂さんは工業大学出身なんです。
なかなかユニークな経歴をお持ちですね。
今回は、芥川賞候補2度目となった石田夏穂さんのwikiプロフィールと経歴、出身大学と高校、結婚、候補作「我が手の太陽」についてお伝えします。
石田夏穂のwikiプロフィールと経歴
まず、石田夏穂さんのwiki風プロフィールと経歴についてお伝えします。
プロフィール
石田夏穂さんのプロフィールは以下のようになっています。
名前 石田夏穂(いしだ かほ)
生年月日 1991年
年齢 30歳
出身 埼玉県
2020年 「その周囲、五十八センチ」で第38回大阪女性文芸賞を受賞
2021年 「我が友、スミス」で第45回すばる文学賞佳作に入選
同年 同作で第166回芥川賞候補に
2023年6月 「我が手の太陽」が第169回芥川賞候補に
経歴
石田夏穂さんは1991年、埼玉県に生まれました。
年齢は、現在31歳か32歳です。
石田夏穂さんは高校生の時から本を読んだりものを書いたりすることが好きになりました。
そして、20歳の時に髙村薫さんのデビュー作「黄金を抱いて翔べ」を読んだのがきっかけで小説を書き始めます。
石田夏穂さんは大学を卒業後、会社に就職しました。
会社についての情報はありませんが、工業大学を卒業されたのだから、工業系の会社かも知れませんね。
現在、石田夏穂さんは平日2時間ほど執筆をしてから出勤するそうです。
すごいですよね!
本当に小説を書くのが好きなんでしょうね。
それに意志が強い方なんだと思います。
石田夏穂さんは2年ほど前からジムに通い始め、そこにいるボディ・ビルをしている人たちに強い興味を持ち、そのことが今回、デビュー作で芥川賞候補になった「我が友、スミス」ができたきっかけでした。
そして2023年6月、「我が手の太陽」で再び芥川賞にノミネートされました。
石田夏穂の出身大学と高校について
石田夏穂さんの出身大学と高校についても見ていきましょう。
石田夏穂さんの出身大学は東京工業大学です。
石田夏穂さんは東京工業大学の工学部を卒業されています。
文学が好きなのに理系の大学だなんてすごいですね。
どちらもできるって羨ましいです。
石田夏穂さんの出身高校については、今のところ情報がありません。
石田夏穂さんは埼玉県出身なので、もしかしたら埼玉県内の高校かも知れませんね。
もし石田夏穂さんが芥川賞を受賞されたら、石田さんの出身高校は大喜びでしょうね。
出身高校についての情報が分かりましたら、こちらに追記しますね。
石田夏穂の結婚は?
石田夏穂さんの結婚についても気になるところですが、結婚についての情報も見つけることはできませんでした。
今は、お勤めと小説の執筆でお忙しいので、石田夏穂さんは現在、独身なのではと思いますが、結婚されていて非公開という可能性もありますね。
結婚についても何か分かりましたら追記させていただきますね。
「我が手の太陽」について
今回、芥川賞にノミネートされた「我が手の太陽」は石田夏穂さんの3冊目の著書です。
小説の主人公は腕のいい溶接工ですが、ある日突然、スランプに陥ります。
さすが工業大学出身。
目の付け所が違いますね。
内容については、発売元の講談社のサイトに以下のように紹介してありました。
鉄鋼を溶かす、太陽と同レベルの高温の火を扱う溶接作業は、どの工事現場でも花形的存在。その中でも腕利きの伊東は自他ともに認める熟達したトップ溶接工だ。鉄鋼を溶かす間、伊東は滅多に瞬きしない。息も最小限に殺す。火が鉄板を貫通すると、その切り口が上下に破かれ初め、切断面から動脈血にも似た火花が、ただただ無尽蔵に散る。–そんな伊東が突然、スランプに陥った。
”お前が一番、火を舐めてるんだよ”
”お前は自分の仕事を馬鹿にされるのを嫌う。
お前自身が、誰より馬鹿にしているというのに”
“「人の上に立つ」ことにまるで関心がなく、嫌悪感すら抱いていた。
自分の手を実際に動かさないのなら、それは仕事ではなかった。”
いま文学界が最も注目する才能が放つ前代未聞の職人小説。
工事現場の花、腕利きの溶接工が陥った突然のスランプ。その峻烈なる生きざまを見よ!