PR

森見登美彦(直木賞候補)の経歴について!本名は?妻や子供も気になる!

芥川賞・直木賞
記事内に広告が含まれています。

さん、こんにちは。

1月11日に「総特集 森見登美彦(文藝別冊)」が発売されました。

森見登美彦(もりみ とみひこ)さんと言うと、作品がアニメ映画化され、その主人公の声が星野源さんだったりして、とても注目されている小説家ですよね。

この森見登美彦さんの「熱帯」が第160回直木賞にノミネートされています。

直木賞にノミネートされるのはこれで3回目なんですよ。

今回はそんな森見登美彦さんにフォーカスしてみたいと思います。

<スポンサード リンク>

 




森見登美彦の経歴について

それではまず森見登美彦さんの経歴について見てみたいと思います。

森見登美彦さんは1979年1月6日、奈良県生駒市に生まれました。

今年40歳になられたばかりです。

子供時代は大阪で過ごされました。

そして小学4年生の時に奈良に行かれました。

家に本が大量にあったそうで、子供時代は本も読むけれど、ロボットを作ったり外で遊んだりするのが好きな元気な子供だったそうです。

初めてお話を作ったのは小学3年生の時で、紙芝居だったそうです。

その後、よく文章を書いておられたようですが、出来上がった作品はいつも母親に見せていたそうです。

母親も本を読むのが好きな方だったのでしょうね。

というか、息子がお話を書いて見せてくれたら、どこの母親でも「この子は将来すごい小説家になるわ!」と胸を膨らませますよね。

森見登美彦さんは母親へのクリスマスプレゼントに小説を贈ったりされていたそうです。

中学校は中高一貫教育の奈良女子大学文学部附属中学校・高校(現在の奈良女子大学附属中等教育学校)に進学します。

中学校の頃はよく図書室に通っていました。

朝登校すると、教室に両想いの二人がいるのでそこにいる訳にも行かず、図書室に行っていたのだとか(笑)

でも図書室で科学雑誌「ニュートン」を読むようになり、宇宙への関心が広がっていったのだそうです。

大学は京都大学農学部生物機能科学科応用生命科学コースに進みます。

文学は好きでしたが、自分の世界がそれだけで終わるのは寂しいし、父親からよく「医者になって、その合間に小説を書け。」と言われていたからのようです。

大学に入学し、4畳半のアパートでの生活が始まります。

アパートの狭い部屋にどんどん本が増えていき、後では本を置くために隣の部屋まで借りたというから驚きです。

部活動はライフル射撃部に入りました。

へえー、興味関心がいろんなところにあるんですね。

大学は1年多く5年間かかりました。

そして大学院にまで進み、農学研究科修士課程を修了します。

頭いいんですねえ。

2003年、大学院の1回生の時に「太陽の塔」で第15回日本ファンタジーノベル大賞を受賞し、小説家デビューを果たします。

その時、母親は「私にはあなたの才能分かってたから。」みたいな感じでしたが、父親がとても驚いて、逆にすごく喜んでくれたのだそうです。

デビューを機に4畳半のアパートを出ました。

森見登美彦さんは大学院を修了し就職します。

既に小説家なのですが、それだけでやっていける自身がなかったのだそうです。

しかし、2007年「夜は短し歩けよ乙女」で山本周五郎賞を受賞し、第4回本屋大賞でも2位になり、注目される作家さんになられます。

2010年には「ペンギン・ハイウェイ」で第31回日本SF大賞を受賞。

「夜は短し歩けよ乙女」と「ペンギン・ハイウェイ」は後にアニメ映画化されます。

森見登美彦さんのファンも急増し、有志の書店による森見登美彦書店応援団「まなみ組」も結成されました。

「まなみ組」はオリジナルのフリーペーパーなどを作り、販売促進を行っています。

森見登美彦さんは、国立国会図書館の職員のお仕事もしながら執筆活動をされていましたが、現在は退職しておられます。

2011年から体調不良のために、執筆活動を休んでおられましたが、2014年、「聖なる怠け者の冒険」で第2回京都本大賞を受賞。

2017年には「夜行」で第7回広島本大賞を受賞。

そして2019年、「熱帯」で直木賞候補に。

これで3度目のノミネートになります。

「熱帯」は不思議な感覚に陥り、どんどんその世界に引き込まれていく本です。

森見登美彦さんご自身が「我ながら呆れるような怪作」と言われています(笑)

森見さんは現在、奈良市在住です。



本名は?

森見登美彦さんというお名前が本名かどうかも調べてみましたが、これはペンネームのようです。

但し「森見」というのは本名の姓だということです。

お名前の「登美彦」は本名ではなく、日本神話に登場する登美長髄彦から取ったもののようです。

登美長髄彦は登美能那賀須泥毘古(トミノナガスネヒコ)あるいは登美毘古(トミビコ)とも呼ばれ、森見さんの古里、奈良県生駒市付近に勢力をふるった豪族とも言われています。

残念ながら、森見さんの下の本名は分かりませんでした。



妻や子供も気になる!

森見登美彦さんは結婚されていて、妻がおられます。

森見さんが結婚されたのは2009年のご自分のお誕生日である1月6日。

森見さんが満30歳になられた日です。

森見登美彦さんはご自身のブログで、「独身貴族の地位を引責辞任し、ひよこ豆のように小さな嫁を迎えた。」と言われています。

おもしろいですね。

妻が可愛くて仕方なかったのでしょう(笑)

また妻のことを「かぐや姫」とも言われています。

妻は月から来て、もう月に帰らなくてよくなったから、自分の妻に迎えたとも。

ほんとにおもしろい。

さすが森見登美彦さんです。

まとめ

今回は直木賞に3度目の候補となられた森見登美彦さんについてお伝えしてきました。

いかがでしたか?

森見登美彦さんはこのように語っておられます。

僕は作品にメッセージをこめるタイプではありません。

現実ではない世界を創造して読者に伝えることに、小説を書く意味があると思っています。

自分たちが見ている世界の裏側に、違うルールに支配された別の世界があるんじゃないか。

そう考えると生きるのが少し楽になりますし、もうひとつの世界を描くことで僕自身の心が解放されるんです。

話題の本の著者に直撃! 森見登美彦現実と別の世界があると考えると生きるのが少し楽になります(フライデー) @gendai_biz
3年ぶりの長編となる本作は、朝日新聞夕刊に連載されたのち、改稿されています。一部ではなく、ストーリーの軸を含めて全面改稿された背景にはどんな思いがあったのですか

さて、森見登美彦さん、今回は直木賞を手に入れることができるか、注目したいと思います。

【追記】

森見登美彦さんの「熱帯」は、第16回本屋大賞にもノミネートされました。

おめでとうございます。

第16回本屋大賞の発表は4月9日(火)です。

こちらも楽しみですね。



タイトルとURLをコピーしました