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村上春樹の出身高校と大学について!経歴は?妻と子供もチェック!

芥川賞・直木賞
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皆さん、こんにちは。

ノーベル文学賞発表の時期になりました。

毎年、ノーベル文学賞発表の日になると、「ハルキスト」と呼ばれる村上春樹さんのファンの方達がバーなどに集まり、その知らせを待っているというニュースが流れますね。

それほど、日本中で村上春樹さんにノーベル文学賞受賞への期待がかかっています。

今年はぜひとも嬉しい知らせを聞きたいものです。

今回は、ノーベル文学賞への期待が高まる村上春樹さんの出身高校と大学、経歴とプロフィールそして妻と子供についてお伝えしていきます。

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村上春樹の出身高校と大学について

まず、村上春樹さんの出身高校と大学について見てみたいと思います。

村上春樹さんの出身高校は兵庫県立神戸高校です。

神戸高校は兵庫県神戸市灘区にある県立高校で、県内有数の進学校であり、各界の著名人を多数輩出しています。

高校時代、村上春樹さんはヨーロッパ諸国やアメリカの小説を英語の原文で読んでおられたというから驚きですね。

また新聞委員会で活動をしておられ、高校2年生の頃から編集長をされていました。

神戸高校の出身者には元東大総長の矢内原忠雄さん、SF作家の小松左京さん、元タカラジェンヌで第26代参議院議長の扇千景さん、今年亡くなられた俳優の高島忠夫さんなどがおられます。

村上春樹さんの出身大学は早稲田大学です。

早稲田大学は皆さん、ご存じのように東京都新宿区にある私立大学で、大隈重信が設立した東京専門学校がもとになっています。

早稲田大学は数多くの著名人を輩出して来ましたが、小説家では芥川賞作家の尾崎一雄さん、多和田葉子さん、綿矢りささん、直木賞作家の青島幸男さん、五木寛之さん、立原正秋さん、三浦しをんさんなどがおられます。

児童文学の角野栄子も早稲田大学出身です。

村上春樹さんは1年浪人をした後、早稲田大学の第一文学部に入学し、映画演劇コースに進まれました。



村上春樹の経歴とプロフィール

それでは村上春樹さんの経歴とプロフィールについてお伝えします。

経歴

村上春樹さんの経歴は以下のようになっています。

村上春樹さんは1949年1月12日、京都府京都市伏見区に生まれました。

今年70歳になられました。

父親はお寺の息子さん、母親は商家の娘さんで、二人とも国語の教師でした。

村上春樹さんは両親の影響を受け、読書が好きな子供として育ちます。

村上さんは父親の転勤のため、子供の頃に兵庫県西宮市に引っ越しました。

村上さんは西宮市立浜脇小学校に入学、西宮市立香櫨園小学校を卒業。

その後芦屋市に移って芦屋市立精道中学校を卒業して兵庫県立神戸高等学校に進学しました。

高校時代は、両親がいつも日本文学について話されるのが嫌になり、欧米の小説ばかりを読んでいました。

村上春樹さんは1年浪人をして早稲田大学第一文学部に入学し、将来は映画脚本家になるべく映画の脚本を読んだり、シナリオを書いたりしていましたが、大学へはほとんど行かずに、レコード店でアルバイトをしながら、夜はジャズ喫茶に入り浸っていました。

そのうちとうとうジャズ喫茶の従業員になります。

それどころか、大学在学中なのに「ピーター・キャット」というジャズ喫茶を開きます。

村上春樹さんは1975年、7年かけて早稲田大学を卒業しました。

1978年、村上春樹さんはプロ野球の試合を観戦中に、急に小説を書こうと思い立ちます。

村上春樹さんって、何とも自由で不思議な人なのですね。

翌1979年、初めて書いた作品「風の歌を聴け」が第22回群像新人文学賞を受賞

思いつきで小説を書き、処女作が文学賞を取るなんて、天才としか言いようがありません。

同作は第81回芥川賞と第1回野間文芸新人賞の候補にもなりました。

が980年には「1973年のピンボール」が第83回芥川賞と第2回野間文芸新人賞にノミネートされます。

1982年、長編小説「羊をめぐる冒険」で第4回野間文芸新人賞を受賞しました。

そして、1987年刊行の「ノルウェイの森」は上下巻合わせて発行部数1000万部を超えるという大ベストセラーになり、村上春樹さんはその名を知らない人がいないほどの超人気作家になりました。

1991年にはニュージャージー州プリンストン大学に客員研究員として招かれ、アメリカに渡ります。

1995年1月、阪神・淡路大震災が発生しますが、その時、村上春樹さんが育った家も壊れました。

阪神・淡路大震災をきっかけに、村上さんは帰国を決心しました。

また同じ年の3月には地下鉄サリン事件が起こります。

村上春樹さんは、今までの作風とは違って、社会問題をテーマにしたものを書くようになりました。

2000年に刊行された短編集「神の子どもたちはみな踊る」は、阪神・淡路大震災の影響を受けた人達が主人公です。

地下鉄サリン事件にも触れてあります。

村上春樹さんは、ご自分の作品を発表される傍らで、翻訳も次々にこなされて来ました。

翻訳作品は「ライ麦畑でつかまえて」のタイトルで知られる「キャッチャー・イン・ザ・ライ」や「ティファニーで朝食を」、「さよなら、愛しい人」など多数です。

2005年に「海辺のカフカ」の英訳版がニューヨーク・タイムズの「The Ten Best Books of 2005」に選ばれて以降、国際的な賞も次々と受賞されました。

海外での村上さんの人気はすごく、今や、年収の半分以上は海外の収益分だそうです。

2008年、プリンストン大学から文学博士号が授与されました。

2009年に刊行された長編小説「1Q84」のBOOK 1とBOOK 2はトーハン発表の「2009年年間ベストセラー」総合1位になりました。

村上春樹さんは同作で毎日出版文化賞を受賞し、同年12月にはスペイン政府からスペイン芸術文学勲章が授与されました。

2011年にはカタルーニャ国際賞を受賞し、村上春樹さんは、副賞の8万ユーロ(約930万円)を東日本大震災の義捐金として寄付されました。

プロフィール

村上春樹さんのプロフィールは以下の通りです。

1949(昭和24)年、京都市生まれ。

早稲田大学第一文学部卒業。

1979年『風の歌を聴け』(群像新人文学賞)でデビュー。

主な長編小説に、『羊をめぐる冒険』(野間文芸新人賞)、『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』(谷崎潤一郎賞)、『ノルウェイの森』、『国境の南、太陽の西』、『ねじまき鳥クロニクル』(読売文学賞)、『海辺のカフカ』、『アフターダーク』、『1Q84』(毎日出版文化賞)、『騎士団長殺し』がある。

『神の子どもたちはみな踊る』、『東京奇譚集』などの短編小説集、エッセイ集、紀行文、翻訳書など著書多数。

海外での文学賞受賞も多く、2006(平成18)年フランツ・カフカ賞、フランク・オコナー国際短編賞、2009年エルサレム賞、2011年カタルーニャ国際賞、2016年ハンス・クリスチャン・アンデルセン文学賞を受賞。

引用元 https://www.shinchosha.co.jp/writer/2982/




村上春樹の妻と子供について

村上春樹さんの妻と子供さんについても見ておきましょう。

村上春樹さんは1971年10月に学生結婚をされました。

妻のお名前は村上陽子(旧姓 高橋)さんです。

文京区で寝具店されていた妻、陽子さんのご自宅に間借りされていたこともあるそうです。

妻の陽子さんは、元気でなかなかしっかりした方のようです。

こういうインタビューインタビュー記事を見つけました。

ー自分の作品の書評は読む?

書評は読まない。多くの作家はそう言うものの、うそをついている。でも私はうそをついていない。だだ、妻はすべての書評を読み、悪いものだけを大きな声で私に読んで聞かせる。悪い評価を受け入れるべきだと彼女は言う。良い評価は忘れろと。

村上春樹氏「妻が悪い書評だけ読み聞かせる」
10月に英訳版が発売された村上春樹(69)の『騎士団長殺し』には、ひとりでに鳴る不思議な鈴に始まり、絵画の中の身長60センチの男の体を借りたイデア、恐ろしい二重メタファーと対する闇への旅が描かれる。作者自…

妻、陽子さん、なかなかですね。(笑)

でも、村上春樹さんへの愛情と応援する気持ちを感じますね。

村上さんによると、ご自分は波風を避ける人生を選ぶけど、妻は波風を避けない人生を選ばれるのだとか。

うーん、妻の陽子さんは困難なことから逃げずに向かっていく性格なのですね。

村上さんは妻と喧嘩した時は、無駄なエネルギーは使わずに身の危険は避け、妻の機嫌が悪い時は「これはただの気象現象なのだ。」とあきらめるのだそうです。

そして、結婚生活を長く続けるコツは「妥協」だと言われています。

村上春樹さん、夫の鏡ですね。(笑)

村上春樹さんはアイロンがけが好きだけどトイレ掃除はさぼるので、妻に怒られるのだそうです。(大笑)

お二人の子供さんについても調べてみましたが、お二人には子供さんはおられないようです。

以前、「村上春樹はどうして子供を作らないのか」とか「いや、作ろうかどうしようか悩んでいる時期があった」とかいろいろな憶測が飛びましたが、村上春樹さんには子供さんはおられないというのが事実のようです。



まとめ

今回は、ノーベル文学賞への期待がかかる村上春樹さんの出身高校と大学、経歴とプロフィールそして妻と子供についてお伝えしました。

村上春樹さん、本当に日本が誇る素晴らしい小説家です。

今年こそ、村上春樹さんの受賞の知らせが届きますように!

 

 

 

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