第162回芥川賞が発表されました!
古川真人(ふるかわ まこと)さんの「背高泡立草(せいたかあわだちそう)」です。
古川真人さんはデビューしてまだ4年目、そして今回4度目のノミネートで芥川賞に輝きました。
すごいですね!
古川真人さんって一体どんな方なのでしょう?
今回は、第162回芥川賞を受賞された古川真人さんの出身高校と大学、結婚、そして経歴についてお伝えします。
他の162回芥川賞候補作家についてはこちらをご覧ください。
古川真人の出身高校と大学について
それではまず、古川真人さんの出身高校と大学について見てみましょう。
古川真人さんの出身高校は第一薬科大学付属高校です。
この高校は福岡県福岡市にある私立高校で、普通科と保育科があり、普通科には普通コースと薬進コースそれに芸能コースがあります。
九州で唯一、芸能人を養成するためのコースがある高校です。
第一薬科大学付属高校の卒業生には氷川きよしや絢香、スザンヌ、CHAGE and ASKAなど、有名な芸能人が多数おられます。
高校卒業後、古川真人さんは國學院大学文学部に進学します。
國學院大学は東京にある私立大学です。
しかし、古川真人さんは大学を中退されています。
大学中退の理由は3年生に進級できなかったからのようです。
研究会に所属しておられたようで、そちらに夢中で、勉強を真面目にされなかったみたいです。
古川真人の結婚は?
古川真人さんは現在30歳です。
結婚されているのかどうか調べてみましたが、古川真人さんの結婚についての情報は見つけることができませんでした。
新進気鋭の作家さんで、今乗りに乗っておられるので、結婚はまだ考えておられないのかも知れませんね。
でも、妻や子供は一般の方なので非公開にされる作家さんも多く、本当のところは分かりません。
結婚についての情報が分かりましたら、こちらに追記させていただきますね。
古川真人の経歴とプロフィール
それでは古川真人さんの経歴とプロフィールを見ていきましょう。
古川真人さんは1988年7月29日、福岡県福岡市に生まれました。
現在、31歳です。
近くに親戚がたくさんおられ、古川真人さんは小さい頃、親戚のおじいちゃんやおばあちゃんとよく遊んでいたそうです。
その経験が、古川真人さんの作品の主人公が老女だったり、九州の方言が使われたりしていることにつながっているのでしょうね。
また母親の故郷は長崎県の島だということで、これも主人公の老女が長崎県の離島の出身ということと重なります。
中学時代の古川さんは人と話すのが苦手で、マクドナルドでの注文も自分ではできなかったそうです。
古川真人さんは中学3年生の時、三島由紀夫の「仮面の告白」を読み、文学を意識するようになります。
そして高校時代には文芸サークルに入り、高校3年生の時にはすばる新人賞に応募しました。
大学は上述したように中退したのですが、4年間在学していたようです。
大学を中退した後は6年間も、何もしない日々が続きました。
ご自分で「無為な6年間の後半は隠居した爺さんのようだった。」と言われています(笑)
30歳を目前にして、就職活動もアルバイトもしないで、ただただ「これから自分はどうなるのだろう?」と考えていたそうです。
そして2016年に「縫わんばならん」で小説家としてデビューすると、その作品が第48回新潮新人賞を受賞。
そして第156回芥川賞にノミネートされます。
6年間も冬眠していて、目が覚めたらいきなりの快挙!
信じられない流れですね。
6年間、もしかしたら目には見えないけど、心の中で作品の根底となるものが蓄積されていたのかも知れませんね。
翌2017年には「四時過ぎの船」で第157回芥川賞と第31回三島由紀夫賞にノミネートされます。
2019年、「ラッコの家」で第161回芥川賞候補に。
そして今回、「背高泡立草(せいたかあわだちそう)」で第162回芥川賞を受賞!
「背高泡立草」は1月24日頃、発売予定です。
古川真人さんはデビューしてわずか4年で、4回も芥川賞にノミネートされ、みごと芥川賞作家になられました。
古川真人さんってほんとにすごい作家さんです。
古川真人さんは現在、神奈川県横浜市に住んでおられます。
古川真人の本名は?
「古川真人」というのはペンネームだそうです。
それでは本名は何だろうと気になったのですが、古川真人さんの本名についての情報は全くありませんでした。
まとめ
今回は、デビューしてまだ4年目なのに、第162回芥川賞に輝いた古川真人さんの出身高校と大学、結婚そして経歴についてお伝えしました。
古川真人さん、本当におめでとうございました!
古川真人さんについてはまだまだ知りたいことがたくさんあります。
今後も古川真人さんに注目していきます。