町田そのこさんと言ったら、「52ヘルツのクジラたち」で2021年本屋大賞を受賞した方です。
そしてその翌年も本屋大賞候補になり、今回、3年連続の本屋大賞ノミネートとなります。
すごいですね!
町田そのこさんは、理美容専門学校を卒業し、九州の福岡で執筆活動をされている作家さんです。
町田そのこさんの作品は「明日もがんばってみよう。」と読者を温かく励ましてくれます。
今回は、そんな町田そのこさんの出身高校と大学、結婚と夫と子供そして経歴とプロフィールに迫ります。
本屋大賞2022候補作「星を掬う」については、こちらをご覧ください。
本屋大賞受賞作「52ヘルツのクジラたち」については、こちらをどうぞ。
町田そのこの出身高校と大学は?
まず、町田そのこさんの出身高校と大学を見ていきたいと思います。
しかし残念ながら、町田そのこさんの出身高校は分かりませんでした。
町田そのこさんは福岡県に生まれ福岡県で育ったそうなので、当然、出身高校は福岡県内の高校だと思われます。
また、町田そのこさんは高校時代に演劇部の台本を書いていたそうです。
それで、福岡県で演劇部のある高校を探してみたら、西南学院高校、福岡高校、精華女子高校、福岡女子高校など23校くらいありましたので、そのうちのどこかの高校ではないかと思います。
次に、町田そのこさんの出身大学ですが、町田そのこさんは大学は出ておられません。
町田そのこさんは北九州市立高等理容美容学校に進まれました。
小説家志望なのに理美容専門学校だなんて、町田そのこさんはとても珍しい経歴をお持ちですね。
町田そのこさんは「大学も出ていないのに作家になんてなれない。」とコンプレックスを持っておられたそうですが、作家になるのに学歴なんて関係ないですよね。
やっぱり、必要なのはその人の才能や情熱や努力なのではないでしょうか。
町田そのこさんは専門学校を卒業した後、理容店やお菓子屋さんで働きましたが、その経験がその後の作品作りに生かされているそうです。
町田そのこの結婚と夫と子供について
次に、町田そのこさんの結婚と夫と子供についてです。
町田そのこさんは20代で結婚されて、今は夫と3人の子供さんの5人家族です。
子供さんが小さかった時は、子供さんをあやしながら携帯小説を書いていたそう。
今はダイニングテーブルに常にパソコンを置き、家事をしながら何か思いついたらパソコンに向かうという毎日だそうです。
そういう中で、洗濯機の中の洗濯物を干し忘れたり、電子レンジの中の物を出し忘れたりということもよくあるのだとか。
忙しくて、一生懸命で、ちょっとドジなお母さん、素敵ですね!
ご家族のご意向で、夫や子供さんの具体的なことは非公開になっています。
でもきっと、町田そのこさんの夫は、そんな町田さんを温かく支えておられる方なんだろうなと思います。
町田そのこの経歴とプロフィール
最後に、町田そのこさんの経歴とプロフィールを見てみましょう。
経歴
町田そのこさんは1980年3月9日に福岡県北九州市で生まれました。
年齢は43歳(2023年3月現在)です。
町田そのこさんには2歳下と10歳下の2人の弟さんがおられます。
町田そのこさんの母親は漫画や小説が好きな方で、母親の影響で、町田そのこさんもよく漫画を読むようになりました。
小学3年生の時、母親から紹介された氷室冴子さんの「クララ白書」にはまってしまい、それから小説を読むようになります。
町田そのこさんは小学時代にいじめられていた時期がありました。
でも、どんなに辛いことがあっても、氷室さんの小説に励まされて学校に行っていたそうです。
小学4年生の時、国語で物語を作る宿題が出て、町田そのこさんは創作の楽しさに目覚めました。
そして中学生になると、作家になりたいと思い始め、氷室さんに会ってお礼を言うのが、町田さんの夢になりました。
高校時代は前述したように、演劇部のために台本を書いたり、その他にも小説を書いたりしていました。
ところが、町田そのこさんは高校を卒業すると、母親の勧めで理美容学校に進みます。
そして小説を書くことから離れていきました。
専門学校卒業後は理容店やその他いろいろな職に就き、その後結婚して子供も生まれます。
ところがそういう時に氷室冴子さんの訃報に接して、それをきっかけに自分の夢を思い出し、本気で作家を目指し始めました。
そして子育てをしながら携帯小説の執筆を始めます。
それから町田そのこさんは自分なりにすごく勉強して、2016年、遂に「カメルーンの青い魚」で女による女のためのR-18文学賞 大賞を受賞し、小説家デビューを果たしました。
現在、町田そのこさんは朝、家族を送り出してから、夕方6時まで、家事をしながら執筆をするという日々を送っておられます。
そんな町田そのこさんの「52ヘルツのクジラたち」が2021年の本屋大賞を受賞しました。
そして2022年には「星を掬う」が、2023年には「宙のごはん」と、3年連続で本屋大賞にノミネートされました。
プロフィール
町田そのこさんのプロフィールを以下にまとめておきます。
名前 町田そのこ
生年月日 1980年3月9日
出身地 福岡県北九州市
最終学歴 北九州市立高等理容美容学校
2016年 「カメルーンの青い魚」で第15回女による女のためのR-18文学賞大賞受賞。
同年 小説家デビュー
2017年 初めての単行本「夜空に泳ぐチョコレートグラミー」を発刊
2020年 「コンビニ兄弟—テンダネス門司港こがね村店—」が話題に
2020年 「52ヘルツのクジラたち」が第4回未来屋小説大賞、「王様のブランチ」BOOK大賞2020を受賞
2021年 同作が2021年本屋大賞受賞
2022年 「星を掬う」が2022年本屋大賞候補に
2023年 「宙のごはん」が2023年本屋大賞候補に
まとめ
今回は、2021年本屋大賞を受賞し、その後2年続けて本屋大賞候補になった町田そのこさんの出身高校と大学、結婚と夫と子供そして経歴とプロフィールについてお伝えしました。
町田そのこさんは、このように語っておられます。
私、読み終えた後に「明日も頑張ろう」って思えるものを書く、というのが原点なんですよ。私が氷室冴子さんの本でいただいたものを、自分の本で誰かにお返ししたい、とまで言うのはおこがましいかもしれないですけれど、私の本を読んだ後に「明日も、ちょっとだけでも頑張ろう」と思ってもらえたら。
引用元http://www.webdoku.jp/rensai/sakka/michi225_machida/20210123_7.html