青山美智子さんの「リカバリー・カバヒコ」が2024年本屋大賞の候補作に
なりました!
これで4年連続のノミネートになります。
青山美智子さんは47歳でデビューした遅咲きの作家さんです。
すごいですね!
青山美智子さんの作品はとても温かくて心がほっとします。
そして自分のことや周りの人のことを見つめるきっかけになってくれます。
今回は、今大注目の作家、青山美智子さんの出身大学と高校、経歴とプロフィール、そして結婚や夫に迫ってみたいと思います。
青山美智子の出身大学と高校について
まず、青山美智子さんの出身大学と高校について見ていきたいと思います。
青山美智子さんの出身大学は、中京大学です。
中京大学は名古屋市にある私立大学です。
青山美智子さんは中京大学の社会学部社会学科を卒業されました。
青山美智子さんの出身高校は愛知県立瀬戸西高校です。
青山美智子さんは瀬戸西高校の9回生です。
2018年に、教育講演会の講師として母校に呼ばれています。
青山美智子さんの誠実な話は後輩達をとても励ましたようです。
素晴らしいですね。
青山美智子の経歴とプロフィール
それでは、青山美智子さんの経歴とプロフィールについて見ていきたいと思います。
経歴
青山美智子さんは1970年6月9日、母親の実家がある埼玉県で生まれました。
青山美智子さんは両親と妹との4人家族でしたが、小学生の頃は千葉県内で転校を繰り返していました。
青山美智子さんは積極的に友達を作れる性格ではなかったので、休み時間はよく一人で本を読んでいました。
そして中学時代に愛知県瀬戸市に引っ越します。
14歳の時、青山美智子さんは氷室冴子さんの「シンデレラ迷宮」を読んで小説のおもしろさに目覚め、それから自分でも小説を書き始めました。
高校時代は校外の文芸サークルで執筆活動をしました。
でも、いざ文学賞に応募しようとしたら、その規定の95枚以上の作品を書くことができず断念します。
そして青山美智子さんは大学に入学しますが、大学4年生の時、ワーキングホリデーのことを知り、大学卒業後はオーストラリアに行くことを決めました。
両親はとても心配性で、大学生の時も門限が夜の7時半だったので、青山美智子さんは両親に反対されると思いましたが、両親は快くオーストラリアへ送り出してくれたのだそうです。
青山美智子さんは語学学校に通ったり観光したりしながら1年を過ごし、その後はシドニーにある日系の新聞社に就職しました。
そして25歳で初めて文学賞に応募しました。
青山美智子さんはシドニーの新聞社に2年間勤めた後、帰国して東京の出版社に就職しました。
でも、投稿は続けていました。
青山美智子さんの作品は文学賞に佳作入選したり映像化されたりしますが、なかなかデビューの機会は訪れず、47歳にしてやっと小説家デビューを果たします。
そのデビュー作が「木曜日にはココアを」です。
それまで、編集者さん達からは、「青山さんは人がいいから、小説にも毒がなくて今一つだ。」と言われていたそうですが、「木曜日にはココアを」を読んだ編集者さんから「読んでいてほっとする。」と言われたそうです。
私もそう思います。
ほとんどの小説や映画って、せっかく幸せに過ごしているところに、思わぬ悪いことが起きますよね。
それがとっても嫌なんです。
だから青山美智子さんの温かさ溢れた作品が大好きです。
デビュー作「木曜日にはココアを」は昨年、第1回「宮崎本大賞」に選ばれました。
「宮崎本大賞」というのは、本屋離れが進んだ現在、本屋に立ち寄ってもらいたいと、宮崎の書店員さん達がおすすめの本を選ぶものです。
本屋大賞の宮崎県版ですね。
素晴らしいです。
2021年には「お探し物は図書室まで」が2021年本屋大賞2位に輝きました。
「木曜日にはココアを」と「お探し物は図書室まで」の本の装画を担当されているのは田中達也さん。
私も田中達也さんのミニチュアライフ展に行って来ましたが、温かさや心が和む感じがお二人に共通してます。
2021年4月に「鎌倉うずまき案内所」文庫版が出版されましたが、これも田中達也さんの素敵な装画です。
2023年には「月の立つ林で」が2023年本屋大賞候補作に選ばれました。
そして2024年、「リカバリー・カバヒコ」で、またもや本屋大賞候補に。
4年連続で本屋大賞にノミネートされるなんて本当にすごいです!
青山美智子さんは現在、夫と息子さんの3人で神奈川県横浜市に住んでおられます。
2015年からはアートセラピー講師として学校や医療施設を回る活動も行っておられます。
プロフィール
以下に青山美智子さんのプロフィールをまとめておきます。
名前 青山美智子(あおやま みちこ)
生年月日 1970年6月9日
出身地 愛知県
2003年 「ママにハンド・クラップ!」で第28回パレットノベル大賞佳作受賞
2007年 「街灯りの向こうに」で第1回ショートストーリーなごや佳作受賞
2020年 「木曜日にはココアを」で第1回宮崎本大賞受賞
同年 同作で第15回うさぎや大賞3位
2021年 「お探し物は図書室まで」が2021年本屋大賞2位に
同年12月 「赤と青とエスキース」が2022年本屋大賞2位に
2023年 「月の立つ林で」が2023年本屋大賞候補に
2024年 「リカバリー・カバヒコ」で2024年本屋大賞候補に
青山美智子の結婚と夫も調査!
青山美智子さんの結婚と夫について調べましたが、具体的な情報を見つけることはできませんでした。
でも青山美智子さんと夫のお二人はとても仲良く暮らしておられるようです。
青山さんのインスタグラムに、夫と2人でカフェに行った時のことが載っていて、心がほっこりしました。
お二人には息子さんがおられますが、その息子さんは今年高校を卒業されるそうですから、青山美智子さんが結婚されてから少なくとも18年以上は経っていますね。
青山美智子さんは息子さんとも仲が良くて、一緒にRADWIMPSのライブに行くこともあるそうです。
また、作品「鎌倉うずまき案内所」の中にこういう言葉があります。
ふたりでひとつ。結婚って、そういうことなのかもしれない
これはきっと青山美智子さんの結婚観だと思いますし、そういう結婚生活を送ってこられたのだと思います。