皆さん、青柳碧人(あおやぎ あいと)さんという小説家をご存じですか?
数学と推理小説のコラボという異色の「浜村渚の計算ノート」シリーズはヒットを続けていますね。
中高生にぜひ読んでもらって、数学の面白さに目覚めて欲しいものです。
その青柳碧人さんの「むかしむかしあるところに、死体がありました。」が2020年本屋大賞にノミネートされました。
今回は、そんな青柳碧人さんの経歴とプロフィール、結婚と妻と子供、出身大学と高校そして本名にも迫ってみたいと思います。
青柳碧人の経歴とプロフィール
まず、青柳碧人さんの経歴とプロフィールを紹介しておきます。
経歴
青柳碧人さんは1980年8月26日、千葉県千葉市美浜区で生まれました。
現在、39歳です。
小中学校時代は緑区に住み、そちらの学校に通いました。
青柳碧人さんは中学時代に進学塾に行き始め、先生の話を聞いて数学に興味を持ち始めました。
でも高校に入ると、数学がさっぱり分からなくなったそうです。
高校時代、青柳碧人さんは演劇部に所属し、勉強はあまりしなかったそうです。
高校にも好きなことをしなさいというような雰囲気があったのだとか。
高校卒業後、青柳碧人さんは早稲田大学教育学部社会科の地理歴史専
修に進学します。
世界史が好きだったのと、教員免許を取りたいと思ったからだそうです。
青柳碧人さんは文系に進まれたのですが、暇な時に高校数学の参考書を読むようになりました。
受験勉強から解放されて自由に学べるようになり、青柳碧人さんは「高校時代分からなかったあのことは何だったのだろう?」と自分で確認していったのだそうです。
そうして数学の面白さに触れていきました。
うわあ、ここが普通の人と違うところですね。
こういう探究心というか自分で解決しようという気持ちがあって、その後の活躍があるのですね。
また大学ではクイズ研究会に所属し、クイズ研究をやりました。
そのことは小説家になってからの推理の場面に活かされているそうです。
青柳碧人さんは大学時代から進学塾の講師をしました。
青柳碧人さんは中学内容の指導が得意で、全科目を指導することができたそうです。
何かすごいですね。
大学卒業後、青柳碧人さんは俳優を目指して養成所に通いますが、思うようにいかずに、小説を書き始めました。
青柳碧人さんは26歳の時に地元千葉に戻り、個人の学習塾で働き始めます。
青柳碧人さんは社会担当で入ったのですが、人手が足りないときは数学の採点などもさせられて、そのことも結果的に数学に触れるいい機会になったそうです。
また指導だけではなく教材開発にも携わりました。
青柳碧人さんは塾の中学生達から「数学なんて、何で勉強しなくちゃいけないの?」と聞かれて答えに困り、それを解決するために数学ミステリ「浜村渚の計算ノート」を執筆しました。
そこに出てくる探偵は、塾にいた数学の得意な生徒がモデルなのだそうです。
その「浜村渚の計算ノート」が第3回「講談社Birth」小説部門を受賞し、2009年に青柳碧人さんは小説家としてデビューすることになります。
それから、青柳碧人さんの小説はヒットし続け、浜村渚の計算ノートシリーズは累計で60万部を突破しました。
青柳碧人さんの小説には他にもたくさんのシリーズものがあります。
そして「むかしむかしあるところに、死体がありました。」で2020年本屋大賞にノミネートされました。
プロフィール
それでは以下にプロフィールをまとめておきます。
名前 青柳碧人(あおやぎ あいと)
年齢 39歳
出身 千葉県千葉市美浜区
早稲田大学教育学部社会科の地理歴史専修卒業
早稲田大学クイズ研究会OB
2009年 「浜村渚の計算ノート」で小説家デビュー
2019年 「浜村渚の計算ノート 9さつめ 恋人たちの必勝法」出版
他のシリーズには「ヘンたて」シリーズ、「朧月市役所妖怪課」シリーズ、「西川麻子は地理が好き。」シリーズ、「ブタカン!」シリーズ、「彩菊あやかし算法帖」シリーズ、「猫河原家の人びと」シリーズがある。
2020年1月 「むかしむかしあるところに、死体がありました。」で本屋大賞候補に。
青柳碧人の結婚は?
青柳碧人さんの結婚と妻と子供さんについても見ておきたいと思います。
結婚と妻と子供さんについて、詳しい情報は探せませんでしたが、あるインタビュー記事に、妻と口喧嘩になった時、「あなたの書く小説は屁理屈ばかりだ!」と妻から言われたとありました。
それで青柳碧人さんは結婚しておられるようです。
「喧嘩するほど仲がいい」と言いますから、青柳碧人さんは妻と仲良く暮らしておられるみたいです。(笑)
それから、青柳碧人さんは、以前、歯が抜ける夢をよく見ていて、それは孤独を表していると、あるところに書いてあったそうです。
でも結婚して子供ができてからは、歯が抜ける夢は全く見なくなったそう。
青柳碧人さんは結婚されてから孤独ではなくなり、妻と子供さんとの幸せな日々があるようです。
青柳碧人の出身大学と高校について
青柳碧人さんの出身大学と高校についてもお伝えします。
青柳碧人さんの出身大学は早稲田大学です。
青柳碧人さんは、早稲田大学教育学部の社会科地理歴史専修で学ばれました。
早稲田大学は皆さんご存じのように、東京にある私立大学です。
早稲田大学出身の小説家はあまりにたくさんおられて、全員を紹介することはできませんが、江戸川乱歩さんや村上春樹さんも早稲田大学出身です。
青柳碧人さんの出身高校は東京学芸大学附属高校です。
東京学芸大学附属高校は東京学芸大学の附属学校で、国立の高校です。
この高校は勉強のできる生徒達が通う高校のようで、教科書の内容をはるかに上回る発展的な授業が展開されるそうです。
脳科学者の茂木健一郎さんや 精神科医で作家の香山リカさん、またお笑い芸人でオリエンタルラジオの中田敦彦さんも東京学芸大学教育学部附属高校の出身です。
本名は?
青柳碧人さんのお名前は本名なのかペンネームなのか気になって調べてみましたが、どうやらペンネームのようです。
本名は確かなことは分かりませんでしたが、2007年に出版された「ヒポクラテス・クラブ」は「青柳青(あおやぎ あお)」というお名前で出されています。
青柳碧人さんが小説家としてデビューされたのは2009年ですから、もしかしたら「青柳青」さんが本名かなとも思いましたが、それではちょっと珍しすぎますね(汗)
たぶんこちらもペンネームでしょう。
本名は分かりませんでしたが、姓は「青柳」が本名ではないでしょうか。
まとめ
今回は2020年本屋大賞候補に選ばれた青柳碧人さんの経歴とプロフィール、結婚と妻と子供、出身大学と高校そして本名についてもお伝えしました。
青柳碧人さんは中高生に対して次のように語られています。
見方を変えることですね。つまらないと思ったら見方を変えることです。(中略)それと,自分が今必要だ,好きだと思ったことを 100 %やってほしいです。
引用元 http://math.sakura.ne.jp/?action=common_download_main&upload_id=2395
これからもいろいろな方向からの作品を期待します。