今
日、10月1日、本庶佑(ほんじょ たすく)さんがノーベル医学生理学賞を受賞されました。
本庶佑さんは免疫の働きを抑制するPD-1というタンパク質を発見し、その抑制力を取り除くことでがん細胞をやっつける「がん免疫療法」を開発されました。
その功績により、今回のノーベル医学生理学賞の受賞が決まりました。
この本庶佑さんとは一体どんな方なのか、興味がわきましたので、今回は本庶佑さんについて調べてみました。
本庶佑の経歴とプロフィール!
まず本庶佑さんの経歴とプロフィールについて見ていきたいと思います。
本庶佑さんは1942年、京都府京都市にお医者さんの子どもとして生まれました。
父親の仕事の都合で、生後、山口に移り、高校までを山口県宇部市で過ごします。
そして京都大学、京都大学の大学院と進まれるのですが、その後の本庶佑さんはすごい経歴を持っておられます。
大学院修了後、京都大学医学部で副手となり、その後、東京大学医学部の助手に。
また国内だけでなく、カーネギー研究所の客員研究員やアメリカ国立小児保健発達研究所の客員研究員など、アメリカでも活躍されました。
1979年には大阪大学医学部教授に就任。
1982年からは京都大学医学部教授も兼任されています。
1989年からは弘前大学医学部の教授も努めておられます。
1995年、京都大学大学院の医学研究科教授に就任。
同時に京都大学大学院医学研究科研究科長や京都大学医学部学部長もされます。
2005年、京都大学大学院医学研究科の特任教授に就任。
2017年、京都大学の高等研究院の特別教授になられます。
大学関係だけでなく、文部省高等教育局の科学官や日本学術振興会の学術システム研究センター所長、内閣府の総合科学技術会議議員なども努めておられます。
また2015年から先端医療振興財団の理事長もしておられます。
孫はいるの?
すごい経歴の本庶佑さんですが、現在76歳になっておられます。
お孫さんはおられるのか気になりましたので、調べてみました。
まず本庶佑さんには妻がおられ、滋子さんとおっしゃいます。
現在、京都市に住んでおられます。
調べた結果、お二人には息子さんと娘さんがおられ、息子さんは結婚しておられることが分かりました。
息子さん夫婦に子どもさんがおられたら、本庶佑さんには孫がいるということになりますね。
また、娘さんに関する情報は今のところありませんでしたが、娘さんにも子どもさんがおられる可能性は高いですね。
そうしたら、本庶佑さんには何人かの孫がおられるかも知れません。
本庶佑さんのお写真を見ると、とても真面目で研究一筋!という雰囲気が伝わり、目力を感じるのですが、お孫さんがおられたら、きっとお孫さんと一緒の時のお顔は全然違って、ニコニコで、目元もゆるみっぱなしでしょうね。
今後情報が分かりましたら、また追記させていただきます。
〔追記〕
本庶佑さんには高校生の男のお孫さんがおられるようです。
お孫さんの通われている高校は奈良市にある東大寺学園高校です。
この高校は東大寺を経営母体とする私立男子の中高一貫校です。
お孫さんはバドミントン部のキャプテンをされているようですね。
ツイッターでたくさんの友人から「おめでとう」と祝福され、「たまたま孫やねん。」とあっさり返してます(笑)
なかなか好感の持てる今どきの若者ですね。
出身大学と高校について
次に本庶佑さんの出身大学と高校についても調べました。
本庶佑さんの出身大学は京都大学です。
1966年に京都大学医学部医学科を卒業し、京都大学大学院の医学研究科生理系専攻に進まれます。
そして1971年に大学院を修了されました。
本庶佑さんは大学院時代に医師国家試験に合格されました。
また1975年には医学博士号を取得されました。
本当に優秀な方なのですね。
本庶佑さんの出身高校は山口県立宇部高等学校です。
宇部高校は大正8年に設立された歴史ある高校で、東京大学名誉教授の浅野茂隆氏や元内閣総理大臣の菅直人氏、山田洋次映画監督などの著名人を輩出した高校です。
受賞歴も調査!
本庶佑さんにはこれまでも多くの受賞歴があります。
以下に主な受賞歴をあげておきます。
1981年には野口英世記念医学賞を受賞。
1985年、ベルツ賞受賞。
1992年、ベーリング北里賞受賞。
1996年、 恩賜賞、日本学士院賞受賞。
2000年、 文化功労者に選ばれます。
2012年、ロベルト・コッホ賞受賞。
2013年、文化勲章を授与されます。
2016年、トムソン・ロイター引用栄誉賞を受賞。これはノーベル賞受賞の有力候補者に与えられる賞です。
そして今年2018年、ノーベル生理学・医学賞を受賞されました。
本当におめでとうございました!