今の私達の生活に普通にあるQRコード。
スマホをかざして、いろんなものを識別していますよね。
そのQRコードが日本で生まれたって知ってましたか?
QRコードを発明したのは、デンソーの主席技師、原昌宏さんです。
5月17日(日)放送の「サイエンスZERO」にはQRコードの発明者である原昌宏さんが登場されて、QRコード開発秘話が聞けるのだそうです。
今回は、QRコードの発明者、原昌宏さんの出身大学と高校、家族そして経歴とプロフィールに迫ります。
原昌宏の出身大学と高校について
まず、原昌宏さんの出身大学と高校を見ておきたいと思います。
原昌宏さんの出身大学は法政大学です。
法政大学は東京都にある私立大学で、東京六大学の一つでもあります。
原昌宏さんは法政大学の工学部電気工学科で学ばれました。
また、原昌宏さんの出身高校は法政大学第二高校(通称 法政二高)です。
法政大学第二高校は法政大学の附属校で、神奈川県にあり、併設型の中高一貫校です。
法政二校は野球の強豪校で、夏の甲子園に過去9回出場し、優勝2回、準優勝1回の成績を誇ります。
原昌宏の家族は?
次に原昌宏さんの家族についても調べてみましたが、公開されていないようでした。
ただ、原昌宏さんの父親も技術者で特許を持っておられたそうです。
それで、原昌宏さんは父親を超えたいという気持ちがあり、それが様々な困難を乗り越える力になったのだそうです。
原昌宏さんは父親のことを尊敬しておられたのですね。
原昌宏の経歴とプロフィール
経歴
最後に原昌宏さんの経歴とプロフィールについてお伝えします。
原昌宏さんは1957年、東京で生まれました。
現在、62歳か63歳ですね。
原昌宏さんは真面目な方で、大学時代も「遊び」と言っても、六大学野球を見に行くくらいでした。
原昌宏さんは1980年に法政大学工学部電気工学科を卒業されます。
大学卒業後は日本電装株式会社(現在の株式会社デンソー)に入社されました。
原昌宏さんは自分が学んできた電子回路の知識を生かして会社に貢献しようと意気揚々だったのですが、最初の仕事がバーコード読み取り装置の開発でした。
今でこそバーコードは様々な商品についていて当たり前のものですが、当時、日本国内ではまだ使われていませんでした。
原昌宏さんはアメリカから帰国した上司が持って来たチューインガムについていたバーコードを調べ、ハンディータイプのバーコード読み取り装置を約2年かけて完成させました。
それがセブン・イレブンに採用され、そして日本に広がっていったのだそうです。
へえー、バーコードを日本国内に普及させたのも原昌宏さんだったのですね。
すごいです!
でも、バーコードは情報量が増えると読み取りに時間がかかります。
それで、原昌宏さんと研究チームは「いかに早く読み取れるか」をテーマに研究を続け、QRコードを開発しました。
QRコードという名前は「Quick Response」から付けられました。
QRコードの3角には「1対1対3対1対1」という魔法の比率があり、どの向きでかざしても、その情報を高速で読み取ることができるのだそうです。
今やQRコードは私達の生活に普通にあり、世界中で使われています。
このQRコードの発明により、原昌宏さんと開発チームは2014年、日本人として初めて欧州発明家賞ポピュラープライズ賞を受賞されました。
QRコードは、今でも更なる進化を続けています。
プロフィール
まとめ
今回は、QRコードを開発された、デンソーの原昌宏さんの出身大学と高校、家族、経歴とプロフィールについてお伝えしました。
原昌宏さんのことを調べるまで、QRコードが日本で生まれたということを知りませんでした。
世界中でその物の情報を読み取るために使われているQRコード。
それが日本で生まれたなんて、日本人として誇らしいです。