皆
さんはかまぼこ、お好きですか?
私は大好きなんです。
でも、「ちくわやかまぼこには添加物がいっぱい入っているから、あまり食べない方がいいよ。」と知っている栄養士の人に言われて以来、自分ではほとんど買わなくなりました。
しかし!本物のかまぼこは違うんです。
鈴廣かまぼこの鈴木博晶(すずき ひろあき)社長は、「老舗にあって老舗にあらず。」という会社のモットーを守って、添加物を一切使わない従来の製法で本物のかまぼこを作りながらも、新しいチャレンジを続けておられます。
バレンタイン限定のかまぼこなんかも作っておられるんですよ。
今回は、そんな鈴木博晶さんの出身大学と高校、経歴やプロフィール、そして夫人や息子さんに迫りたいと思います。
鈴廣かまぼこのバレンタイン2019についてはこちらをご覧ください。
鈴木博晶の出身大学と高校について!
鈴木博晶さんの出身大学は東京工業大学です。
東京工業大学というと、今ちょうど入試での出題ミスというマイナスなニュースが話題になっていますが、明治政府が工業立国を目指して建てた東京職工学校が母体となった歴史ある大学です。
イギリスの教育専門誌による世界大学ランキングでは、毎年3~5位に入っています。
鈴木博晶さんはここの経営工学科で学ばれ、経営者としての力を培われました。
高校は地元の神奈川県立湘南高校を卒業されています。
湘南高校は全国でも有数の県立進学校で、元東京都知事の石原慎太郎さんもここの卒業生です。
鈴木博晶さんは高校時代、剣道部と写真部に所属されていたそうです。
経歴とプロフィール
鈴木博晶さんは1954年に神奈川県小田原市の老舗蒲鉾店「鈴廣」の長男として生まれました。
現在は63歳か64歳ということになります。
鈴廣は魚商を営んでいた四代当主が、1865(慶応元)年に、かまぼこ専業として創業したものです。
鈴木博晶さんは神奈川県湘南高校を卒業し、東京工業大学経営工学科に進学。
1977年、大学を卒業すると北洋水産株式会社に入社されます。
1996年、鈴廣かまぼこ株式会社 代表取締役社長(8代目)に就任されます。
社長就任の翌年には、箱根ビール藏をオープンさせます。箱根ビールは、箱根百年水で作った美味しい地ビールです。
2000年にはレストラン千世倭樓(ちょうわろう)をオープン。
そして2007年には「鈴廣かまぼこの里」をオープンさせます。
「鈴廣かまぼこの里」は買い物や食事の他、かまぼこ作り体験も楽しめる施設です。
このように意欲的に事業を展開されている鈴木博晶社長ですが、「おだわらエコカープロジェクト」やFAO【FUTSAL ACADEMY of ODAWARA]、「無尽蔵プロジェクト」など、地元小田原の発展のため、いろいろな活動に関わっておられます。
また小田原蒲鉾協同組合組合長やさがみ信用金庫理事、小田原市低公害車普及促進会議会長もしておられ、鈴木博晶社長が、いかに地域に信頼され、頼られる存在であるかがよく分かります。
夫人と息子は?
鈴木博晶社長の夫人のお名前は、鈴木憲子さんとおっしゃいます。
お誕生日は9月29日のようです。
またある方のブログに、野菜の直売所で無添加の野菜をたくさん買われている憲子夫人と会い、鈴廣かまぼこ本店で、かまぼこをご馳走になったとありました。
憲子夫人は、とても気さくで優しい方なのですね。
鈴廣かまぼこ株式会社の副社長は鈴木悌介さんという方です。
この方が息子さんかと思いましたが、副社長をされているのは鈴木博晶社長の弟さんでした。
鈴木博晶社長の息子さんの情報については探し出すことができませんでした。
今後、何か分かりました時にはこちらに追記させていただきます。
まとめ
食という字は「人」と「良」と書きます。人が良くなる、人を良くするとはどういう事なのか、考えてみましょう。人を良くするとは、例えば、健康にする・気持よくする・楽しくする・成長させる・・・、そうです、「食の仕事」とは、そういうとても大切な仕事なのです。
引用元 http://www.kamaboko.com/recruit/shinsotsu/
これは、鈴廣かまぼこ株式会社の新卒採用サイトにある鈴木博晶社長からのメッセージです。
日本中の食品会社の社長さんが全員こんな考えで、会社を経営しておられたら、日本はどんなにいい国になることでしょう。
先代社長は「化学調味料は麻薬だ」と言われていたそうです。
少しでも使うと、そのうちにどんどん多くなる・・・。
うーん、その通りですね。
「かまぼこは、いい魚と、いい塩と、いい水。そして職人の丁寧な仕事があれば、ほかには何もいらないんです。旨いかまぼこができます」
これも鈴木社長の言葉です。
そうなんですね。
私のかまぼこに対するイメージが全く変わりました。
この信念を曲げずに本物のかまぼこを作り続けておられる鈴木博晶社長さん、ありがとうございます!
これからは鈴廣のかまぼこをいっぱい食べます。
私も、今度ぜひ鈴廣かまぼこの里に行ってみたいと思います。