皆
さん、こんにちは。
今夜、「情熱大陸」で宝槻泰伸(ほうつき やすのぶ)さんと言われる塾の先生の、ものすごくユニークな授業法が紹介されるそうです。
塾の名前は探究学舎と言うのですが、「驚きと感動が止まらない」「子供達が熱狂する塾」って一体どんな塾で、どんな授業があっているのでしょうか?
すごく興味を惹かれたので、今回は宝槻泰伸さんの父親や弟、そして経歴とプロフィールについて調べてみました。
宝槻泰伸の父親について
それではまず、宝槻泰伸さんの父親について見ていきます。
宝槻泰伸さんの父親って、もうすごすぎますね!
「強烈なオヤジが高校も塾も通わせずに3人の息子を京都大学に放り込んだ話 」という宝槻泰伸さんが書かれた本があるので読んでみたんですけど、宝槻泰伸さんの父親って型破りで破天荒。
しかも、著者の宝槻泰伸さんの文章が上手くて面白いので、ゲラゲラ声を出して笑っちゃいました 😛
この中に宝槻泰伸さんの父親がどんな方なのかが書いてあります。
宝槻泰伸さんの父親は、自分の子供は自分で育てるという方針のもと、3人の子どもたちに関わって来られました。
父親自身、子供達に何を聞かれても答えることができる程に知識の豊富な人だったそうです。
でもお仕事をされているので、一日中子供達の指導をすることはできません。
それで優秀な「教師」を、お金を払って連れて来られたんだそうです。
その「教師」というのは、本や漫画やテレビ番組や映画なのです。
父親自身が吟味に吟味を重ねて、子供達の知的好奇心を高め、学力向上に役に立つものを大量に買って来られたのだそうです。
時には1ページにつき1円の小遣いという手段まで駆使して、本を読むように仕向けました。
そのおかげで、子供の宝槻泰伸さん達は多くの偉人達の人生に触れ、将来の夢を大きくしていきました。
父親は、子供達が自分の興味ある本を読みたいのなら学校を休んでも叱らない、むしろ自分の方から学校を休んで出かけようという人だったそうです。
そして仕事が休みの日には、録画しておいた視覚教材を使って、子供達を前に授業をされました。
でも子供達も他の子供達同様、テレビゲームなどをしたいですよね。
父親はそれに対抗するために、トランプや囲碁、将棋、麻雀などで、家庭内ギャンブルを始めます。
ギャンブル?賭け事?
そんなの悪いことだって、どこの親も多分言いますよね?
でも宝槻泰伸さんの父親は、子供達とギャンブルをして、子供達が負け、お金を払うことができないなら、代わりに本を読むか家の手伝いをしろと迫るんだそうです。
すごい父親です。
おかげで子供達は知識が豊富になったばかりか、論理的思考力がすごく高まったのだそうです。
宝槻泰伸さんの父親は、子供の発達段階に合わせて題材を選び、いろいろな工夫で学習意欲を引き出していくすばらしい教育者だったのですね。
そして、そこら辺で知り合った様々な人を家に招き入れ、共に食事をしながら、その人の話を子供達に聞かせたのだそうです。
たまには芥川賞作家とかオーケストラの指揮者とかすごい実力者も来ました。
学校で言うところのゲストティーチャーですね。
教科書や問題集からだけの知識よりはるかに貴重ですね。
そして、とうとう父親は自宅で本物の塾を開きます。
塾の名前は「プラトン学園」。
父親の指導法は、英語は音読と暗唱、国語は好きな文章を書き写す。
これって、寺子屋時代からの学習法ですよね。
でも日本の偉人達もこうやって思考力を付けてきたんですよね。
宝槻泰伸さんは当時、大学受験を控えていたのに、父親の命令で塾で先生をさせられますが、結局は人に教えることが自分の基礎を固めるのに非常に役に立ったのだそうです。
宝槻泰伸さんの父親は、学ぶことが好きで、子供が好きで、人と関わるのが大好きな人だと言えますね。
その父親の言われることを信じ、反対もせずに同じ気持ちでやってこられた母親もまたすごい人ですね。
宝槻泰伸の弟は?
次に宝槻泰伸さんの弟について見てみましょう。
宝槻泰伸さんには二人の弟さんがおられます。
上の弟さんは宝槻泰伸さんの1歳下、下の弟さんは4歳程下のようです。
弟さん達は二人とも宝槻泰伸さんと同じく京都大学の出身です。
なぜ弟さん達も京都大学かと言うと、父親が、「京都大学はノーベル賞学者が多いから日本で一番の大学だ。」と言われていたので、特に理由もなく、京都大学に憧れるようになったのだそうです。
そして二人の弟さん達はシステムエンジニアです。
弟さん達は、子供の頃の頭脳ゲームで、数学やプログラミングの能力が高められたということです。
兄弟3人とも、数学は得意なのだそうです。
また3人とも、大学に行くまでは真面目な学校生活を送っていません。
長男の宝槻泰伸さんは休みの多い小中時代を過ごした後、高校中退、そしてニートになりました。
上の弟さんは中学卒業後ニートに。
そして下の弟さんは、中学1年生の時に家族と海外旅行。夏休み中とかではなくて普通の授業日に。
それなのに、3人とも大検で京都大学に合格ですから、びっくりです 😯
宝槻泰伸の経歴とプロフィール
それでは宝槻泰伸さんの経歴とプロフィールをまとめておきましょう。
宝槻泰伸の経歴
宝槻泰伸さんは1981年5月25日、東京都三鷹市に生まれます。
1997年に宮崎西高校に入学しますが、様々な意味のない制約を受けることに強い違和感を感じて中退します。
その後は家にいますが、大検を取得して京都大学経済学部に進学します。
大学卒業後、すぐに起業し、 2012年には学習塾「探究学舎」を開設。
現在、代表兼講師を務めておられます。
以下のような著書もあります。
宝槻泰伸さんのプロフィール
宝槻泰伸さんが代表を務める探究学舎のホームページには以下のようなプロフィールが掲載されていました。
探究学舎代表。
幼少期から「探究心に火がつけば子どもは自ら学び始める」がモットーの型破りなオヤジの教育を受ける。
高校を中退し京大に進学。
次男、三男も続き、リアルオヤジギャグ「京大三兄弟」となる。
開発期間5年、子ども達が「わあ!すごい!」と驚き感動する世界にたった1つの授業を求めて、北海道から沖縄まで、時にアメリカ・ヨーロッパ・アジアからも親子が集まる。
2017年はのべ約2,000人、2018年は年間約3,000人が参加。
5児の父。
引用元 https://tanqgakusha.jp/lecturer/
宝槻泰伸の妻と子供について
最後に、宝槻泰伸さんの妻と子供についても見ておきたいと思います。
宝槻泰伸さんの妻は宝槻圭美(ほうつき たまみ)さんと言われ、探究学舎の取締役をされています。
以下、妻の圭美さんのプロフィールです。
1981年東京生まれ。
国際基督教大学を、英国サセックス大学大学院(国際教育学)修了後、バングラデシュNGO、JICAエチオピア事務所、ユニセフブータン事務所、ユネスコアジア文化センターにて国際教育協力に従事。
学校外教育の政策立案や教員養成、教材作成、教授法開発に携わる傍ら、組織開発について学ぶ。
探究学舎取締役NPO法人ミラツク執行役員。
保育士資格有。
二男三女の母。
父は沖縄人。
自然のなかにいるのが好き。
引用元 https://tanqgakusha.jp/about/company/
妻の圭美さんはすごい経歴をお持ちの国際人のようですね。
また子供さんは二男三女の計5人もおられるということです。
夫婦でこんなにすばらしいお仕事をされながら、ご家庭では5人の子どもさんの親だなんてすごいですね!