北京パラリンピックが2022年3月4日に開幕しますね。
楽しみです。
アルペンスキーの狩野亮(かのう あきら)選手は、何と今回で5回目のパラリンピック出場になり、4つ目の金メダル獲得に期待が高まっています。
今回は、狩野亮選手の結婚と妻、子供、プロフィールと経歴、そして出身高校と大学についてお伝えしていきます。
狩野亮の結婚と妻について
狩野亮選手は2012年の7月に結婚をされています。
ご自身のブログには何も書かれていないんですが、同じチェアスキープレーヤーの森井大輝選手のブログに狩野亮選手の結婚式の写真がアップされていました。
教会を背に白いウエディング姿で微笑む狩野亮選手はとても幸せそうです。
狩野選手の妻は、優しそうですごくお綺麗な方です。
狩野選手は1年の半分を競技や練習のために外国で過ごさなければいけないので、妻はとても心配でしょうね。
でも、きっと狩野選手が思い切りプレーして素晴らしい結果を出せるように、支えておられるのだと思います。
スポーツ選手の妻というのは本当に大変ですね。
狩野亮の離婚とは?
狩野亮選手について調べると、ネット上で「離婚」といううわさがありますが、これは何の根拠もないデマのようです。
パラリンピックのメダル獲得に向けて一生懸命に頑張っておられる狩野選手に対して、どうしてこんなデマをいう人がいるのでしょうか?
とても失礼ですよね。
狩野亮の子供について
狩野亮選手には子供さんが一人おられます。
狩野選手のブログに「長男誕生」というタイトルの記事を発見しました。
狩野亮選手の子供さんは男の子で、2019年11月8日に誕生しました。
結婚から7年ぶりの子供さんの誕生ということで、それはそれは嬉しいことだったでしょうね。
結婚のことは何も書かない狩野選手でしたが、子供さんの誕生は嬉しすぎて、ブログに書かずにはおられなかったのでしょうね!
狩野選手はブログの中で、このように喜びを語っておられます。
私は遠征から帰国中だったため立ち会うことは出来ませんでしたが、元気一杯で生まれてきてくれて、今はとにかく幸せを噛み締めてます。
改めて、我が子からもらうパワーを感じて、さらに頑張っていかなきゃと気合も入ったし、これまでの世界観が変わってきているのを感じます。本当に色々考えさせられてます。
3日後には次の遠征が始まるので、飛び飛びでしか成長を見ることは出来ませんが、しっかりやることやって胸を張って帰ってこれるように頑張りたいと思います!
狩野亮のプロフィールと経歴
それでは、狩野亮選手のプロフィールと経歴をお伝えします。
プロフィール
狩野亮選手のプロフィールは以下のようになっています。
名前 狩野亮(かのう あきら)
生年月日 1986年3月14日
出身地 北海道網走市
年齢 35歳(2022年2月現在)
最終学歴 岩手大学福祉システム工学科
2006年 トリノパラリンピック 男子大回転27位
2009年 IPC世界選手権 スーパー大回転2位、大回転2位
2010年 バンクーバーパラリンピック 男子スーパー大回転 金メダル
2011年 IPC世界選手権 滑降1位
2014年 ソチパラリンピック 男子滑降 金メダル、男子スーパー大回転 金メダル
2018年 平昌パラリンピック 男子スーパー大回転5位、男子大回転 5位
2022年 北京パラリンピック出場
経歴
狩野亮選手は1986年3月14日、北海道網走市に生まれました。
年齢は35歳(2022年2月現在)です。
パラリンピックの開催中に32歳の誕生日を迎えられるんですね。
狩野亮選手は小学校3年生の時、登校中に自動車事故に遭い、脊髄を損傷してしまいます。
狩野選手はスポーツが大好きな少年で、地元のチームで野球とスキーをしていました。
狩野亮の将来の夢はプロ野球選手だったそうです。
落ち込んでいる狩野選手を何とか元気にしようと、両親はいろいろなスポーツに出会わせてくれました。
狩野亮選手の両親は教師をされていて、母親は体育の先生、父親は野球部の顧問をしながらスキーの指導もするというスポーツ一家でした。
小学5年生の時、狩野選手はお父さんに勧められて、初めてチェアスキーをしました。
その翌年の1998年、長野パラリンピックが開かれます。
狩野選手はチェアスキーヤーの颯爽とした滑りに衝撃を受け、自分もあんなふうになりたいと思ったのだそうです。
そして中学1年生の時、初めて障害者スキーの全国大会に出場しました。
それ以降、狩野亮選手は、持って生まれた運動能力と努力、それに両親の支えがあって、トップアスリートに成長したのです。
そして、2006年のトリノパラリンピック以来、今回の北京パラリンピックでパラリンピックに連続4回の出場になります。
2010年のバンクーバーパラリンピックでは、男子座位スーパー大回転で金メダル、男子座位滑降で銅メダルを獲得。
狩野亮選手は、この功績により、その年に北海道栄誉賞を受賞されました。
2014年、ソチパラリンピックでは滑降とスーパー大回転の2種目で金メダルを獲得。
滑走の金メダルは日本人選手第一号となりました。
この功績により同年、春の叙勲で紫綬褒章を受章されました。
すごいですね!
現在はマルハンに所属し、活躍されています。
また講演活動も行っておられ、ご自身の体験を通じて障がい者スポーツのすばらしさを伝えておられます。
狩野亮の出身高校と大学について
狩野亮選手の出身高校は地元の網走南ヶ丘高校です。
網走南ヶ丘高校は1922年に男子校として開校し、後に男女共学になった北海道立の高校です。
網走湖一周マラソンが有名で、甲子園にも2度出場したことがあります。
卒業生には平昌オリンピックで活躍したカーリングの吉田知那美選手やスピードスケートの小平奈緒選手のコーチである結城匡啓さんなどがいらっしゃいます。
狩野亮選手の出身大学は岩手大学です。
岩手大学は1949年に4つの学校を統合し、国立大学としてスタートしました。
前身の一つ、盛岡高等農林学校の卒業生には、あの宮沢賢治がいます。
狩野亮選手は、高校卒業後に北海道を出て岩手大学に進学し、福祉システム工学科で学ばれました。
トリノパラリンピックに出場されたのは岩手大学に在学中の時でした。
まとめ
狩野亮選手は、「障がいを負う前より今の方が幸せ」と笑顔で語る人の言葉を聞いた時、自分に突然降りかかってきた出来事を受け入れることができたのだそうです。
そしてスキーを通しての出会いが自分を成長させたと言われています。
北京パラリンピックでも、チェアスキーで100㎞以上ものスピードを出し、風を切って滑降するかっこいい姿で私たちを魅了してくれることでしょう。
活躍を期待します!