い
よいよ平昌オリンピックが3日後に迫ってきました。
テレビで、平昌はとても寒いと言っていましたが、日本の選手達、体調を崩さないで頑張って欲しいですね。
さて皆さん、バイアスロンという競技をご存知ですか?
バイアスロンとは「二種競技」という意味で、冬季のバイアスロンはクロスカントリースキーと、ライフル射撃を組み合わせた競技です。
クロスカントリーをやった後で射撃をするなんて、余程の持続力と集中力がないとできないことでしょうね。
そんなバイアスロンの選手に立崎芙由子(たちざき ふゆこ)という選手がおられます。
立崎芙由子選手は、バンクーバー、ソチに続いて、何と3回目のオリンピック出場になります。
どんな方なのでしょうか?
今回はバイアスロンの立崎芙由子選手にフォーカスしたいと思います。
立崎芙由子の経歴とプロフィール
立崎芙由子選手は、1989年1月13日に秋田県北秋田市に生まれました。現在29歳です。
旧姓は鈴木芙由子さんです。
小学4年生の時にクロスカントリースキーを始め、2004年、中学3年生の時に第41回全国中学校スキー大会女子3kmフリーで3位になりました。
高校は、秋田県の米内沢高等学校(現秋田北鷹高等学校)に進学し、3年間、スキー部でクロスカントリーをし、3年連続でインターハイに出場しました。
2007年に高校を卒業すると自衛隊に入隊し、10月からバイアスロンを始めます。
2008年3月には、宮様スキー大会国際競技会で早くも優勝。
その年と翌年の日本選手権では続けて優勝。
2009年、バイアスロン世界選手権に初出場します。
そして2010年、バンクーバーオリンピック日本代表に選ばれます。
オリンピック後の第46回バイアスロン日本選手権大会の女子7.5kmにおいても優勝。
その後も活躍が続き、2014年、ソチオリンピックにも出場することになりました。
2015年、同じバイアスロン選手の立崎幹人さんと結婚します。
結婚後も競技をがんばり、2018年1月18日、平昌オリンピックの代表選手に認定されました。
バンクーバー、ソチに続き、実に3度目のオリンピック出場になります。すごいですね!
1月26日にイタリアで行われた、バイアスロンの欧州選手権では3位に入りました。
国際バイアスロン連合主催の国際大会で、日本人が表彰台に立つのは初めてなのだそうです。
現在、陸上自衛隊冬季戦技教育隊所属の3等陸曹です。
彼氏や結婚は?
立崎芙由子選手は2015年に結婚しています。
お相手は、同じ自衛隊所属でバイアスロン選手の立崎幹人さんです。
立崎幹人さんは早稲田大学卒業後に自衛隊に入隊しました。
自衛隊では、芙由子さんが4年先輩になります。
その後交際が始まるのですが、芙由子さんはその前からスキーの大会で活躍していた幹人さんのことを知っていたのだそうです。
幹人さんは大会で目立っていて、とてもモテていたとのこと。
夫の立崎幹人選手も、今回のオリンピックの代表選手になっています。
幹人選手はオリンピック初出場です。
夫婦で、オリンピックの舞台へ。すごいことですね。
祖父も解説!
立崎芙由子選手の祖父はマタギをしていました。
マタギというのは、山岳地帯で、伝統的な方法を用いて獲物を仕留める猟師のことです。
立崎芙由子選手のコーチも、「彼女は射撃のセンスがいい。」と言われたそうですが、芙由子選手自身も「祖父の血ではないか。」「言葉にできない感覚がある」と、あるインタビューで語っていました。
まとめ
今回はバイアスロンの日本代表、立崎芙由子選手についてまとめてみました。
いかがだったでしょうか?
夫婦二人でオリンピックに臨むなんて、なかなかできないことですよね。
芙由子選手は3回目、夫の幹人選手は初めて。
芙由子選手は、「(幹人選手に)あきらめないでよかったと思って欲しい。だからプレッシャーは一切かけない。」と語っていました。
お互い心の中で「がんばれ」と声を掛け合いながら、自分の戦いに向かう。
何てすばらしいことでしょう。
昨日、インフルエンザのために現地入りを遅らせたというニュースが入ってきて、びっくりしました。
でも回復に向かっているそうです。
どうか、今までのがんばりが実を結びますように。