先日「健康カプセル!ゲンキの時間」をたまたま見ていたら、すごく重要なことがあっていました。
それは体臭のこと!
実は、最近、同居している義母がシャンプーの後、ドライヤーをかけている時の匂いがすごくて・・・。
うーん、洗い方、足りないのかな?でも、匂いのことなんか言えないし・・・。
そうしたら、番組の中で「シャンプー後のドライヤーかけてる時の匂いが臭くて気になる」って同じことを言ってる人が。
その原因は、頭皮が乾燥して、それを補おうと皮脂がたくさん分泌されて、匂いのもとになるからだそうです。
しかも、ラクトンという若い女性特有の甘くていい匂いの成分は、30過ぎたら急激に減少して、加齢臭が強くなると。
ええー、じゃあ、お義母さんだけじゃなくて、私も同じくらいに匂いが酷いの?!
うわあ、もう大ショック!
でも、ラクトンは抗酸化力の強い食べ物で増やすことができるって、番組の中で先生が言われてました。
今回は、このラクトンについて、食事で増やす方法、そしてラクトンが含まれているヘアオイルについても調べました。
ラクトンって何?
ラクトンって一体何なのでしょう?
ウィキペディアを見ると、こう書いてあります。
ラクトン (lactone) は、環状エステルのことで、同分子内のヒドロキシル基(-OH)とカルボキシル基(-COOH)が脱水縮合することにより生成する。炭素原子が2個以上、酸素原子が1個からなる複素環式化合物で、環を形成する酸素原子に隣接した炭素原子にカルボニル基(=O)が置換した構造をとる。
引用元 https://ja.wikipedia.org/wiki/ラクトン
何これ・・・。私にはさっぱり分からない・・・。
物理が大の苦手だった私には、上の説明は何のことやら全く分かりません。
しかし、あのロート製薬が、ラクトンは若い女性が発する甘い香りの原因となる成分だということを突き止めました。
ロート製薬がそれを発表したのは2017年の9月。
まだ最近のことなんですね。
そのラクトンは正確に言うと、ラクトンC10(γ-デカラクトン)とラクトンC11(γ-ウンデカラクトン)です。
この2つのラクトンは若い女性特有の甘い体臭のもとになるものです。
しかも、これらのラクトンは見た目の印象にも良い影響を与えているのだとか。
しかし!
ラクトンC10は20代で、ラクトンC11は30代で急激に減少するのだそうです。(泣)
女性の匂いの曲がり角は35歳だそう・・・。
ガ~ン!とっくの昔に曲がってしまってた!
女性の体から甘くていい匂いのラクトンが減少し、嫌なニオイだけが残るので、酷い加齢臭になっていくのだそうです。
何て悲しい現実 😥
ラクトンを食事で増やす方法
この、女性にとって大切なラクトンを食事で増やす方法があるそうです。
それでは、ラクトンを食事で増やす方法を紹介します。
番組では、ラクチュロースで腸内環境を改善するのがよいと言われていました。
またラクトンが減ってしまうのは、加齢によって身体の老化が進み、ラクトンが酸化されてしまうからだそうです。
それで、ラクトンを増やすには、抗酸化力の強い食べ物を摂るのがいいということです。
抗酸化作用のある栄養素には、ビタミンCやビタミンE、ポリフェノール類、ミネラル類、カロテノイドなどがあげられます。
それでは、それらの栄養素を多く含む食べ物と食べ方を考えていきましょう。
ビタミンCを多く含む食べ物と食べ方
ビタミンCを多く含む野菜はパプリカ、ブロッコリー、ケール、モロヘイヤなど
があります。
果物はいちご、キウイなどに多く含まれます。
ビタミンCは熱に弱く、水に溶ける物質なので、なるべく生で食べましょう。
また一度にたくさん摂取しても排出されてしまうので、毎日適量を摂ることが大切です。
ケール入りの青汁は、そのまま飲んでもいいし、ポタージュスープやグラタンなどの料理にも使えるのでおすすめです。
ビタミンEを多く含む食べ物と食べ方
ビタミンEはピーナッツやアーモンドなどのナッツ類、うなぎ、モロヘイヤ、カボチャ、赤ピーマンなどに
多く含まれます。
ビタミンEは脂溶性ビタミンなので、油を使って料理をすると吸収が良くなります。
良質の油で炒めたり揚げたりしましょう。
またビタミンCと一緒に摂ることで効果がアップしますから、揚げ物にレモンを添えるなどの工夫をしましょう。
ポリフェノールを多く含む食品と食べ方
ポリフェノールには多くの種類がありますが、ポリフェノールを多く含む食品は赤ワイン、コーヒー、緑茶、紅茶、ココアなどです。
そのような飲み物を毎日適量飲むのがおすすめです。
ポリフェノールは野菜や果物にも含まれていますが、皮や種など、捨ててしまう部分にたくさんのポリフェノールが含まれていますので、野菜や果物はなるべく丸ごと食べましょう。
ミネラルを多く含む食べ物と食べ方
人間の身体に必要な必須ミネラルと言われるものは、カルシウム、リン、カリウムなど16種類もあります。
カルシウムは豆腐や小松菜、牛乳などに、鉄はやはり小松菜や豆乳、リンはするめやチーズ、カリウムはさといもやバナナなどに多く含まれます。
ミネラルは身体の中で生成できない栄養素なので、日頃からなるべく多くの種類の食べ物を摂るように心がけましょう。
カロテノイドを多く含む食品と食べ方
カロテノイドは動植物に含まれる黄色や赤色の色素成分のことで、強い抗酸化力を持っています。
カロテノイドを多く含む食品には緑黄色野菜、マンゴー、柿、柑橘類、すいか、とうもろこし、赤唐辛子、海藻類、えび、かになどがあります。
カロテノイドは単体ではなく、いくつか一緒に摂取することで抗酸化力がアップします。
ラクトン入りのヘアオイルもチェック!
FineGraphicsさんによる写真ACからの写真
ラクトンを増やすためには、抗酸化作用の強い食べ物を摂るのが一番のおすすめですが、加齢臭を抑える対策として、ラクトンが含まれるヘアオイルやヘアエッセンスなどを使うのもおすすめです。
香水などではなくて、体や髪を清潔にしながらほのかにいい香りをさせるのが、いい印象につながりますよね。
洗い流さないトリートメントで国内売上No.1のLa sana(ラサーナ) 海藻ヘアエッセンスには γ-ドコサラクトンという天然由来の美髪成分が含まれています。
また、ラサーナのヘアエッセンスはオイルタイプなので傷みや乾燥がひどい方にもおすすめです。
まとめ
今回は、「健康カプセル!ゲンキの時間」で知ったラクトンのこと、また加齢臭を抑えるためにラクトンを食事で増やす方法、そしてラクトンが入っているヘアオイルについてまとめてみました。
いい匂いのもとであるラクトンを増やすには、抗酸化作用のある食べ物を摂ることが大切なんですね。
そしてヘアケアも大事です。
歳を取るのは仕方ないけど、嫌なニオイはなるべく抑えて若々しくありたいものですね。