皆さん、こんにちは。
今、上田慎一郎監督の映画「カメラを止めるな!」がものすごく話題になっていますね。
この前、娘が観に行ったんですけど、「おもしろかったよ!」
私が「どんな風に?」と聞くと、「すっきりした!」
「えっ、どういう意味?」
「うーん、何て言ったらいいか分からないけど、すっきりするんだよ。ストレスが溜まらない。『どういうこと?』って思うことが全部きちんと回収されるのがすごく気持ちいい!」
何でも、オーディションで選ばれた無名の俳優さん達が出演していて、安い費用でできあがった映画だとか。
それなのに、この大ヒットなので、益々話題になっているのですね。
【追記】
6月5日から、「カメラを止めるな!」がU-NEXTにて見放題になるそうです。
まだ見られていない方はこちらをチェックしましょう。
そんな映画を創られた上田慎一郎監督って一体どんな方なのでしょう?
私はとても興味が沸きましたので、上田慎一郎監督について調べることにしました。
上田慎一郎の出身地と高校について!
それではまず、上田慎一郎監督の出身地と高校について見ていきましょう。
上田慎一郎監督の出身地は滋賀県長浜市です。
長浜市は湖北地方にあり、美しい自然と長浜城や戦国時代の史跡など多くの歴史的文化遺産に恵まれたところです。
また豪華な長浜仏壇で有名です。
上田慎一郎監督の出身高校は、この長浜市にある滋賀県立長浜高等学校です。
長浜高校は2016年に長浜北高校と統合され、現在は長浜北高校となっています。
上田慎一郎監督は高校生の時、文化祭では映画を作って上映し、3年連続で最優秀出しもの賞になったそうです。
高校2年生の時には演劇部の先生に誘われて演劇部に入り、3年生の時に作った作品が近畿高等学校総合文化祭で2位となり、京都造形大学でも上演することになりました。
そんな風に才能と実行力のある上田慎一郎監督なんですけど、やりたいと思ったことはとにかくすぐに実行しないと気が済まないタイプなのでしょうね。
高校2年生の時、友人達といかだで琵琶湖を横断しようとして漂流し、大騒ぎになったこともあるそうですよ。
妻と子供は?
次に上田慎一郎監督の妻と子供について見てみたいと思います。
上田監督の妻はふくだみゆきさんと言われ、やはり映画監督です。
すごいですね。
夫と妻、2人とも映画監督だなんて、めったにおられないでしょうね。
お二人は2014年に結婚されます。
妻のふくだみゆきさんは上田監督が結成した映画製作団体に所属しておられた方です。
ふくだみゆきさんの代表作は短編アニメ「こんぷれっくす×コンプレックス」です。
この作品は第72回毎日映画コンクールアニメーション映画賞を受賞しました。
これまでの受賞作には宮崎駿監督の「魔女の宅急便」や「千と千尋の神隠し」、高畑勲監督の「かぐや姫の物語」などがあります。
「こんぷれっくす×コンプレックス」の前は、あの「君の名は。」が受賞しています。
ということは、妻のふくだみゆきさんってすごい監督さんなんですね。
上田慎一郎監督は妻の全作品のプロデュースと編集を担当しておられます。
上田監督はふくだみゆきさんのことを「妻であり永遠のライバル」と言われています。
「こんぷれっくす×コンプレックス」は、9月8日(土)から14日(金)まで、新宿K’scinemaで毎日公開されるそうです。
お近くの方はこちらの方も観に行かれてはどうでしょうか。
またお二人には子供さんが一人おられます。
2018年に男の子供さんが誕生しました。
「カメラを止めるな!」の脚本を書いている頃、子供の夜泣きがすごくて、その経験が作品の中に生かされているそうです。
それから映画の中で泣いている赤ちゃんは、上田監督の子供さんだということです。
大学は?
出身大学についても調べてみましたが、上田慎一郎監督は大学には進学しておられません。
高校時代に映画や演劇で成績をあげているので、いくつかの大学から勧誘を受けたのですが、田監督はそれを断って大阪にある英語の専門学校に入学しました。
理由はハリウッドに行こうと決心していて、そのためには英語が必要だと思ったからだそうです。
しかし、その専門学校に馴染めず、すぐに辞めてしまいました。
父親も調査!
上田慎一郎監督の父親についても調べてみました。
上田監督の父親は美容師をされています。
「カメラを止めるな!」の大ヒットによって、父親はカメ止めカットやカメ止めシャンプーを始めようかと考えておられるそうです。
上田監督の父親って楽しい方なのですね。
そこのところは息子の上田監督と共通しているのではないでしょうか。
「カメラを止めるな!」の話題とともに、父親のフェイスブックがすごく人気になっているそうです。
経歴とプロフィール
上田慎一郎監督は1984年4月7日、滋賀県長浜市に生まれました。
上田慎一郎監督は子供の頃からお話を作るのが大好きで、オモチャのヒーロー達を戦わせて遊んでいました。
中学生の時に国語の授業で演劇をやることになった時は、先生にお願いしてオリジナルの作品を作り上演しました。
それが好評で、全校生徒の前でも上演したのだそうです。
また友達の父親が映画のビデオをたくさん持っておられ、それを観ているうちに映画が大好きになりました。
それからある事件に巻き込まれ、賠償金をもらうことになり、そのお金でビデオカメラを買ってもらってからは、友達と一緒に”自主映画製作”を始めました。
高校時代は上述したように、3年連続映画を上映したり、演劇を創作、主演したりして結構有名になりました。
高校卒業後はハリウッドを目指して英語専門学校に入学するも、すぐに退学。
その後はヒッチハイクで上京しますが、詐欺にあったり借金を抱えたりしてホームレス生活を体験することになります。
25歳の時、改めて映画監督になろうと決心し、自主映画団体「STUDIOMAYS」に参加します。
その同じ年、2010年に映画製作団体PANPOKOPINA(パンポコピーナ)を結成し、数多くの短編映画を作り、国内外の映画祭で40以上もの賞を獲得しました。
2014年に結婚、2018年に子供が生まれ、家庭生活も充実してきました。
このことは映画制作にも良い影響を与えているようです。
2017年、「カメラを止めるな!」で長編映画デビューを果たします。
「カメラを止めるな!」はゆうばり国際ファンタスティック映画祭でゆうばりファンタランド大賞を受賞しました。
イタリアでのウディネ・ファーイースト映画祭では上映後、5分間のスタンディングオベーションが起こり、シルバー・マルベリー(観客賞2位)を受賞しました。
2018年6月から劇場公開が開始されると口コミで噂が広がり、公開から約1ヶ月で100以上の映画館で公開されることになりました。
ものすごいことですね!