皆
さん、こんにちは。
毎日毎日、とんでもなく暑い日が続いていますが、何とかこの夏を乗り切りたいものです。
さて、日本の夏と言えば、やっぱり花火ですね。
全国にはいろいろな花火大会がありますが、私は8月12日(日)に開催される熊本県天草市の崎津みなとフェスティバルの花火大会をご紹介したいと思います。
天草市の崎津集落は、今年、世界文化遺産に登録され、大きく注目されています。
ここで行われる崎津みなとフェスティバルは今年で30回目を迎えます。
ライトアップされた教会と漁港から打ち上げられる花火とがコラボして、それはそれはファンタスティックな雰囲気を味わうことができるのです。
それでは、崎津みなとフェスティバルの花火大会2018についてお伝えしていきます。
崎津みなとフェスティバルへのアクセスについて
まずは崎津みなとフェスティバルへのアクセスについて見ていきましょう。
車で行く場合は、九州自動車道松橋ICから約3時間程かかります。
松橋ICから国道266号線に出て本渡へ。本渡から崎津集落まで約50分です。
JRの場合は熊本駅からあまくさ三角線に乗り、最速で40分です。
この際ですから、観光特急列車「A列車で行こう」で天草までの旅を楽しむというのもいい方法だと思います。
三角に着いたら天草宝島ラインで船の旅をします。
また飛行機を利用すると、福岡空港から35分、阿蘇くまもと空港から20分で天草空港に着きます。
崎津集落では現在交通誘導が実施されています。
崎津集落が世界文化遺産に登録され、観光客が益々増えることが予想されるために、渋滞の緩和や地域住民の安全確保を目的としたものです。
期間は土・日・祝日と8月13日(月)から15日(水)の午前9時から午後5時までです。
交通誘導員の方が﨑津集落ガイダンスセンターの駐車場に誘導されますので、ご協力をお願いします。
駐車場は?
次に駐車場についてです。
崎津トンネルを出てすぐ、橋の上から﨑津集落ガイダンスセンターが見えてきます。
ガイダンスセンターの後ろに300台程の駐車場があります。
そこが一杯になったら、誘導員が他の場所に誘導されます。
小学校や中学校の跡地など3,4ヶ所の駐車場が用意されています。
フェスティバルの場所からは少し離れますが、歩いて行ける距離です。
駐車場を全部合わせると、800台くらい停められるということです。
車椅子の方がおられたら、誘導や警備の方に声をかけると、近くの駐車場に案内してくださいます。
教会もチェック!
現在の崎津教会は1934(昭和9)年、フランス人宣教師ハルブ神父の時代に再建されたものです。
教会はハルブ神父の強い希望で、明治6年まで絵踏みが行われていた吉田庄屋跡に建てられました。
きっと、厳しいキリスト教弾圧時代に信仰を守り抜いた先祖達のことを忘れないようにという願いからのことだったのでしょうね。
建設したのは長崎県五島出身の鉄川与助という人で、ゴシック様式の教会になっており、礼拝堂は珍しく畳敷きになっています。
崎津教会は「海の天主堂」とも呼ばれ、教会がある崎津の漁村の風景は、2011年に「国の重要文化的景観」に選ばれました。
教会を見学される時は、キリスト教弾圧の歴史とその中で子や孫へ信仰を伝えてきた崎津の人々の心に触れてみましょう。
教会の開館時間は9時から17時までで、入館は無料です。
但し、葬儀や結婚式その他教会行事が行われる時は見学は遠慮してください。また教会の都合で臨時に休館する場合もあります。
教会には駐車場はありませんが、歩いて3分以内のところに無料観光駐車場があります。
崎津教会は本来、信者さんが神様を礼拝するところであり、観光のための場所ではありません。
見学される方はそこを十分に意識してくださいね。
見学の際は、こちらからご予約ください。
フェスティバルの日程と内容も紹介!
最後に第30回崎津みなとフェスティバルの日程と内容もご紹介しておきます。
フェスティバルは午後3時に始まります。
3時になると、地元婦人会などによる出店がオープンします。
特設ステージでは、ハイヤ踊りや地元の子供達による太鼓演奏それから餅投げやスタンプラリー抽選会も行われます。
くまモンもやってくるそうですよ。
午後6時15分から開会セレモニーがあります。
例年、ステージ上にマリア像が置かれ、神父さんや信者さんたち、子供からお年寄りまでが一つになり、平和への祈りを捧げる世界平和祈願祭があります。
そして午後7時30分に崎津教会がライトアップされます。
午後8時、いよいよ打ち上げ花火のスタートです。
花火は30分間ですが、今年は世界文化遺産登録のお祝いに、例年より多く3000発の花火が上がるそうです。
楽しみですね。
荒天時は翌日の8月13日(月)に延期されます。