野山や森、街中でも見かける可愛いスミレの花。
今年はそんな可愛いスミレを育ててみたい!
また、霜対策をすれば冬の防寒対策もばっちり!
今回は、スミレの育て方から冬の防寒対策や室内での栽培まで、分かりやすくご紹介します。
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スミレとは?
スミレは、直径2〜2.5㎝ほどの深い紫やブルーの花を横向きに咲かせます。
その姿はとても可憐ですよね。
スミレは日本原産の植物で、日本の風土に馴染みやすく、とても育てやすい植物ですよ。
開花時期は3月〜5月で春の訪れを告げる花でもあります。
スミレの育て方
小さくて可愛いスミレの花を育ててみたくはありませんか?
それでは、スミレの上手な育て方をみていきましょう。
スミレの種まきの時期や土について
スミレの種まきの時期は、一般的には1月~2月、または5月〜8月が適しています。
スミレの発芽の適温が20度前後なので、30度を超える時期は避けた方が良いでしょう。
せっかく種まきをしたスミレの発芽率が低くなります。
寒い地域では、気温が20度前後の3月〜4月、7月〜8月が適しています。
お住まいの地域によって、種をまく時期を調整してくださいね。
また、スミレを育てる際の用土は、市販の培養土で問題なく育ちます。
スミレは育てやすい植物ですね。
スミレの水やりの頻度は?
スミレの水やりはプランターや鉢植えの場合と地植えの場合で変わってきます。
プランターや鉢植えの場合は、表面の土が乾いたら、たっぷりと水やりをします。
この時、鉢底から水が流れ出るまで水やりをすることがポイントです。
地植えの場合は、特に水を与える必要はありません。
ですが、天候によって乾燥が続いたり、雨がまったく降らない時は水やりをしましょう。
水の与えすぎは根腐れを起こす原因になりますので気をつけてくださいね。
スミレを育てるには肥料が必要?
プランターや鉢植えでスミレを育てるには、肥料が必要です。
元肥としてリン酸とカリウムが多めの緩効性肥料を3号鉢で2つまみ程度入れましょう。
春から秋までに月2〜3回、液体肥料(三要素等量かリン酸とカリウム多め)を2000〜3000倍に薄めて与えましょう。
地植えの場合は、肥料は必要ありません。
スミレは肥料に敏感な植物ではありませんが、与えすぎは根腐れの原因になるので気をつけてくださいね。
スミレの育て方 冬の防寒対策について
スミレは寒さに強い植物ですが、冬の防寒対策について見ていきましょう。
冬の防寒対策:霜対策
スミレは寒さに強い植物ですが、霜に当たると葉が傷んでしまうことがあります。
冬の防寒対策として、霜が降りる前に葉を刈り取っておくとよいです。
また、霜が降りる地域では、霜よけシートをかけるなどの対策をしてくださいね。
スミレは、基本的には冬の間は葉を落として休眠していて、耐久性が強い植物です。
霜対策以外には特別な対策は必要ありません。
スミレはとても育てやすいのですね。
スミレは室内でも育てることができる?
結論から言うと、スミレの室内での栽培は難しいです。
なぜかというと、スミレは日当たりの良い場所で育てることが望ましいからです。
日光不足は、スミレの花が咲かなくなったり、葉が黄色くなったりする可能性があります。
スミレは日当たりがよく風通しの良い場所を好む植物です。
また、スミレは寒さに強いという性質があるので、屋外で育ててあげましょう。