NHK「ガッテン!」でスロージョギングが取り上げられるとのこと。
「スロージョギング?」
私は運動が苦手で、おまけに面倒くさがりなので、わざわざスポーツウェアに着替えてシューズを履いてジョギングなんてできません(汗)
でも、スロージョギングって会話しながら走れるスピードで気軽にできると聞き、興味津津です。
夫に「ねえ、スロージョギングって知ってる?」と知ったかで聞いたら「もちろん知ってるよ。前からテレビであってるから。」と言われてしまいました。
何だ、みんな知ってるのか・・・。
でも、このスロージョギング、室内でもできるらしいんです。
じゃあ、真夏でもできるのか 🙂
ということで、今回は気軽にできてダイエット効果もあるスロージョギングの室内でのやり方や足踏みでもOKなのか、また効果はいつから表れるのかを調べてみました。
スロージョギングとは?
スロージョギングは、福岡大学名誉教授であられた故田中宏曉先生が提唱されたもので、10年前の2009年6月10日にNHK「ためしてガッテン」で紹介されて以来、大きな話題になりました。
スロージョギングは福岡大学スポーツ科学部運動生理学研究室で半世紀に及んで研究され、科学的根拠に裏づけられた運動方法なのだそうです。
現在、日本スロージョギング協会というのがあり、スロージョギングを広く普及させ、国民の健康増進を図る活動をされています。
今はボストンマラソンで優勝した重松森雄さんが理事長をされています。
日本スロージョギング協会のホームページによると、スロージョギングとは隣の人と話ができるくらいの運動の強さで行うジョギングのことだそうです。
運動が苦手な人にとっては、走るということはとてもおっくうに感じられ、なかなか実践することができません。
でも、スロージョギングなら体に負担がかからず、楽に続けることができます。
しかも、疲労がたまらない、自分に合った運動の強さで行うスロージョギングは最も効果の上がる有酸素運動なのです。
そして減量や生活習慣病の予防さらに脳機能の改善などに効果があることが分かっています。
スロージョギングの家の中でのやり方について
スロージョギングは家の中でも行うことができます。
やり方は部屋の中をゆっくりと走るだけです。
歩幅を狭くして走りましょう。
走る時に気をつけるのは、着地をする時にかかとではなく足の指の付け根が床に着くようにすることです。
こうすることで、かかとをつけるよりも着地の時の衝撃が軽くなり、膝や腰などに負担がかかりにくくなります。
また肘を大きく振りすぎると乳酸が溜まってしまうので、小さく振ればいいそうです。
時間は一日に30分から1時間くらいですが、続けて30分走らなくても、ちょこちょこ走って合計で30分になったらOKです。
高齢の方や、普段走ることがない人は無理しないで少しずつ一日の合計時間を伸ばしていけばいいです。
それなら、着替えたりジョギングシューズを履いたりと面倒なことをしなくていいので、すごく楽ですよね。
スロージョギングは足踏みでもOK!
スロージョギングでも、ジョギングと言うからには走らなければいけないのかと思ってしまいますが、何と足踏みでもOKなのだそうです。
部屋の中が狭かったり、マンションなどで音が気になるという時は、その場足踏みでも効果があります。
足踏みの時も、足の指の付け根から着地するように気をつけましょう。
そして背筋を伸ばし、ジョギングの時よりも膝を少し高めに上げてください。
これならテレビを観ながらでもできるし、携帯や本、片手にだってできますね。
しばらく家の中をジョギングして、好きなテレビが始まったらお茶の間で足踏みなんていうのもいいですね。
スロージョギングの効果はいつから表れる?
M AmeenによるPixabayからの画像
こんなに簡単なスロージョギング。
ほんとに効果があるのか心配になってきますが、安心してください。
スロージョギングで体重も血糖値も下がった人が続出しているそうです。
スロージョギングは体内の脂肪を効率的に燃焼させます。
それはウォーキングの約2倍程の効果があるそうです。
それでダイエットの効果が期待できます。
足や二の腕が細くなったという人も多いようです。
また有酸素運動によって内臓の働きを強めることができます。
では、そのようなスロージョギングの効果はいつごろから表れるのでしょうか?
もちろん、年齢や個人によって違いますが、スロージョギングを始めて2,3ヶ月頃から効果が感じられる人が多いようです。
中には半年経っても体重に変化はないが、見た目がすっきりしてきたと言う人や体脂肪が減ったという人もおられます。
食事や生活習慣など、人によって様々ですから、効果がいつから表れるかを断定することはできませんが、続ければ多くの人が3ヶ月程で何らかの体の変化を感じておられるようです。
まとめ
今回は、スロージョギングの室内でのやり方などについてお伝えしました。
運動嫌いや面倒くさがり屋さんでも気軽にできて効果が得られるスロージョギング、ぜひ毎日の生活に取り入れたいものですね。