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日前の1月29日に、平昌オリンピックにスケルトン女子の追加出場を決定したというニュースが入りました。
1月14日の時点では、日本女子の出場枠はありませんでしたが、ある国が出場枠を返上したため、日本が出場できるようになったそうです。
これにより、小口貴子(おぐち たかこ)選手のオリンピック出場が決まりました。
小口貴子選手は33歳でオリンピックに初出場することになりました。
一度は諦めた今回のオリンピック出場が実現し、本人やご家族はさぞ喜ばれたことでしょうね。
スケルトンというのは、一人乗りの小さなソリにうつ伏せになって、頭から滑っていく競技です。
33歳で初出場、しかもスケルトンという何か怖そうな競技をされる小口貴子選手ってどういう方なのでしょうか?
今回はスケルトン女子日本代表に選ばれた小口貴子選手についてお伝えします。
小口貴子のプロフィールと経歴
小口貴子選手は1984 年 8 月 8 日、石川県輪島市に生まれました。
旧姓は大向貴子さんと言われます。
スケルトンとの出会いは19歳の時、宮城県の仙台大学に在学中の時です。
そしてスケルトン競技を始めることになります。
2年後の2005年にアメリカズカップに初出場。
しかし、2007年に、お父様のご病気のために、競技を諦め、選手をサポートするスタッフになろうとされます。
でも、オリンピックへの夢をあきらめきれずに、2008年に選手として再出発するのです。
それからは、2010年、全日本選手権で2位、翌年にはヨーロッパカップ第4戦で9位、全日本チャレンジカップで優勝、と躍進を遂げます。
2012年4月に長野県千曲市の丸善食品工業に入社。
その年、インターコンチネンタルカップ初出場。
2013年にはワールドカップに初出場します。
2014年、全日本プッシュ選手権で優勝。
2015年6月に入籍され、小口貴子として競技人生を続けられることになります。
2016年は全日本プッシュ選手権において優勝、ワールドカップ 第1戦で15位、第2戦で19位でした。
2017年はインターコンチネンタルカップ 第7戦で4位、第8戦で7位、全日本選手権では2位、11月のワールドカップでは19位でした。
2018年1月、ワールドカップ 第6戦で16位、第7戦で24位、第8戦で20位という成績です。
また長野県選手権において優勝されました。
そして、遂に平昌オリンピックへの切符を手にされたのです。
彼氏や結婚は?
小口選手は2015年に結婚されています。
結婚後もこうやって競技を続けることができるのは、ご主人がとても理解のある方なのでしょうね。
今回のオリンピック出場決定を誰よりも喜ばれたのではないでしょうか?
オリンピックはお隣の国、韓国で行われますから、時間が許す限りは応援に行かれることでしょうね。
出身大学と高校について
小口貴子選手の出身大学は宮城県の仙台大学です。
そこの運動栄養学科で学ばれました。
運動栄養学科とは、健康増進やスポーツにおける競技力向上のために、運動と栄養について深く学ぶところだそうです。
小口選手はここで、保健体育教員、栄養士、栄養教論、調理師の免許を取得されました。すごいですね。
仙台大学にはボブスレー・リュージュ・スケルトン部があり、その出会いが小口選手の運命を決定したことになります。
今回のスケルトン男子日本代表の宮嶋克幸選手は仙台大学の4年生、高橋弘篤選手は卒業生なので、今回のスケルトン日本代表は3人とも仙台大学からということになります。
高校については情報が見つからなかったのですが、石川県輪島市に住んでおられましたので、輪島市の高校ではないかと思われます。
輪島市にある高校は、日本航空高等学校石川と門前高等学校、輪島高等学校の3つですので、門前高等学校か輪島高等学校のいずれかではないでしょうか?
まとめ
一度現役を辞めて、復帰してから10年目の快挙
。
小口貴子選手の人生ってすごいですね!
スケルトン女子の競技は2月16日(金)と17日(土)に行われます。
スケルトンはコンディションの維持がとても大切な競技なのだそうです。
小口選手、万全の態勢で臨んで、悔いのない試合をして欲しいですね。
皆さん、応援よろしくお願いします。