NHK大河ドラマ「いだてん」、見ていらっしゃいますか?
私は熊本在住なので、聞き慣れた方言が出てくるし、金栗四三役の中村勘九郎さんが面白いし、毎週、家族で楽しみに見ています。
さて、今度、金栗四三が過ごした玉名市で金栗四三展が開催されます。
場所は、玉名市立歴史博物館こころピアの企画展示室です。
歴史博物館では、今までも金栗四三展があっていたのですが、今度は更に規模を拡大し、企画展「金栗四三展 とつけむにゃー展示ばい!!」という名称で開催されるそうです。
なかなかの名称ですね。
「とつけむにゃー」って、ドラマの中で中村勘九郎さんがよく叫んでますよね。
意味、ご存じですか?
「とつけむにゃー」の意味に関してはこちらをご覧ください。
今回の金栗四三展ではユニホームや金栗足袋、オリンピックの写真などの展示の他、金栗ワッペンをつけて金栗四三と写真撮影をするコーナーやすごろくコーナーなどもあります。
今回は、この金栗四三展のアクセスと駐車場、料金、休館日そして足袋についてもお伝えします。
金栗四三についてはこちらの記事をご覧ください。
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金栗四三展のアクセス
金栗四三展は玉名市立歴史博物館こころピアで開催されています。
金栗四三展が開催されている玉名市立歴史博物館こころピアへのアクセスは以下の通りです。
・自家用車の場合・・・九州自動車道菊水ICから約15分。玉名駅から約10分。
・電車とバスの場合・・・JR鹿児島本線「玉名駅」または「新玉名駅」から「山鹿温泉行」の産交バスで「玉名市民会館前」下車。JR九州新幹線「新玉名駅」から「玉名駅行」の産交バスで「玉名市民会館前」下車。「玉名駅」から徒歩で約18分。
駐車場は?
駐車場は博物館の裏に、無料駐車場が約50台分あります。
また入り口やトイレは車椅子対応になっており、車椅子の貸し出しもあっています。
料金について
料金は、一般300円、大学生200円、高校生以下無料
となっています。
20名以上の団体に関しては、団体割引料金が適用されて、一般210円、大学生140円となります。
また、玉名市立歴史博物館はこどもの日と文化の日の料金が無料になっています。
こどもの日はもう過ぎましたが、11月3日(日)の文化の日は無料です。
障がい者手帳をお持ちの方は、本人と付き添い1名の料金は無料になります。
休館日は?
DarkWorkXによるPixabayからの画像金栗四三展は2019年5月18日(土)から2020年1月13日(月・祝)まで開催されます。
休館日は毎週月曜日と祝日の翌日になっています。
月曜日が祝日の場合はその翌日が休館日です。
また祝日の翌日が日曜日の時は休館せずに営業されます。
足袋もチェック!
sakurahubuki桜♡雪さんによる写真ACからの写真
金栗四三展では、金栗足袋の展示もあります。
金栗足袋というのは、金栗四三の要望に応えて、播磨屋足袋店(ハリマヤ)の黒坂辛作
が改良に改良を重ねて完済させたマラソン足袋のことです。
播磨屋足袋店は、NHK大河ドラマ「いだてん」でもよく出てきますが、金栗四三が通っていた東京高等師範学校の近くにあった足袋店ですね。
金栗四三は、ストックホルムオリンピックの予選会に普通の足袋を履いて出場したのですが、長距離を走っている間にボロボロになり、ゴールした時は裸足でした。
黒坂辛作は金栗四三に相談され、足袋の底を三重に補強したマラソン足袋を作ります。
しかし、ストックホルムの道路は石畳だったので、そのくらいでは足への衝撃を緩和することはできませんでした。
それで今度は足袋の底にゴムを付けたり、小鉤ではなくて運動靴のように紐で縛ったりと改良を重ね、金栗足袋が完成したのです。
この金栗足袋は、この後、日本の多くのマラソン選手に愛用され、オリンピックで入賞を果たしました。
その金栗足袋も展示されるということですから、大変興味深いですね。
足袋のこと一つをとっても、金栗四三がその後の日本マラソン界にどれだけ大きな貢献を果たしたかが分かりますね。