PR

グレタ・トゥーンベリのスピーチをチェック!両親や兄弟も気になります!

ひと
記事内に広告が含まれています。

日、町内で小学校の運動会があったのですが、猛暑の上に中国からの光化学スモッグの影響が心配されて、急遽午前中だけの開催になってしまいました。

知り合いの子供さんは学年リレーの選手になったということで、おじいちゃん、おばあちゃんも応援するのを楽しみにしておられたんですが、時間が短縮されたので中止になったのだそうです。

ああ、今の子供達大変・・・。

気候は年々おかしくなり、北海道で39度なんて。

今の子供達が大人になる時、世界はどうなっているのでしょう・・・。

さて、スウェーデンのグレタ・トゥーンベリ(Greta Thunberg)という少女をご存じですか?

日本では「グレタ・トゥンベリ」とも表記されています。

グレタ・トゥーンベリさんは16歳の少女なのに、気候変動の危機を訴え、今、世界中を動かしています。

9月23日にニューヨークの国連本部で開催された気候行動サミットでも、大人達を前に怒りに震えてスピーチをしました。

彼女は、今年のノーベル平和賞候補にもなっています。

今回はそんなグレタ・トゥーンベリさんのスピーチや両親、兄弟そしてプロフィールと経歴などについてお伝えしていきます。

<スポンサード リンク>

 




グレタ・トゥーンベリのスピーチについて

phon-taさんによる写真ACからの写真

2019年9月23日(月)にニューヨーク国連本部で行われた気候行動サミットでは、以下のようなスピーチを行いました。

スピーチを行うグレタ・トゥーンベリさんの顔は怒りに満ちていて、そのスピーチは心の底から突き上げて来る言葉のようでした。

私は今、この壇上にいるべきではありません。私は海の向こうで学校に行っているべきです。それなのに、あなたたちは私に希望を求めてここにきたのですか?よくそんなことができますね!

(中略)私たちは大量絶滅の始まりにいます。

それなのにあなたたちが話しているのは、お金のことと、経済発展がいつまでも続くというおとぎ話ばかり。恥ずかしくないんでしょうか!

引用元 https://www.huffingtonpost.jp/entry/greta-thunberg-un-speech_jp_5d8959e6e4b0938b5932fcb6

このスピーチに強く共感したスラッシュメタル・ドラマーのジョン・メレディスさんは、このスピーチをメタル・ミームにしてみたそうです。

そうしたらグレタ・トゥーンベリさん本人も気に入ってくれ、今、世界中で大ヒットしているとのことです。

グレタ・トゥーンベリさんが気候変動問題について初めて公の場でスピーチを行ったのは2018年11月、TEDにおいてでした。

15歳の少女のそのスピーチは参加者に大きな衝撃を与えました。

また同年12月の第24回気候変動枠組条約締約国会議(COP24)に出席し、そこでもスピーチを行いました。

今年に入り、1月に開催された世界経済フォーラムに招待されてスピーチし、2月、欧州連合経済社会評議会の会合でもスピーチを行いました。

さらに4月にはイギリス議会において、そしてロンドンで行われた気候変動の危機を訴える抗議運動でもスピーチをして、多くの群衆の心を捉えたのです。

私は昨年12月のCOP24におけるグレタ・トゥーンベリさんのスピーチの日本語訳を読みましたが、簡潔にまとめられた一つひとつの文章に力があり、どれも名言と呼ばれるのに値するようなものでした。

特に印象に残った部分を紹介します。

どんなに小さくても変化をもたらすことができると学びました。

2078年に、私は75歳の誕生日を迎えます。もし私に子どもがいたら、一緒に過ごしているでしょう。子どもたちは私にあなた方のことを尋ねるかもしれません。まだ行動できる時間があるうちに、なぜあなた方は何もしなかったのかと。

あなた方は、自分の子どもたちを何よりも愛していると言いながら、その目の前で、子どもたちの未来を奪っています。

政治的に何が可能かではなく、何をする必要があるのかに目を向けようとしない限り、希望はありません。危機を危機として扱わなければ、解決することはできません。

私たちは言い訳を使い果たし、時間も使い果たそうとしています。

私たちは、あなた方が望もうと望むまいと、変化は訪れると告げるためにやって来ました。真の力は人々のものなのです。

これらの言葉はこちらのサイトから引用させていただきました。

全文を読まれたい方はこちらからどうぞ。

「子どもの未来、奪わないで」 15歳の活動家、COP24で演説
「あなた方は、自分の子どもたちを何よりも愛していると言いながら、その目の前で、子どもたちの未来を奪っています」――。スウェーデンの環境保護活動家、グレタ・トゥーンベリさん(15)。ポーランド南部カトウィツェで開かれた第24回国連気候変動枠組...

15歳の少女でありながら、何者をも恐れず、的確なことばで伝えるグレタ・トゥーンベリさんの力に、各国代表は驚嘆しました。

今年4月のロンドンの公園では、たくさんの群集を前に「人類は分かれ道に立っています。」と訴え、「地球のために戦い続けます」と宣言しました。




グレタ・トゥーンベリの両親や兄弟は?

グレタ・トゥーンベリさんはどのような両親の元に生まれ、育ったのでしょうか?

グレタ・トゥーンベリさんの父親はスヴァンテ・トゥーンベリさんと言われ、俳優だそうです。

グレタ・トゥーンベリさんの母親はマレーナ・エルンマンさんと言われ、スウェーデンで有名なオペラ歌手です。

祖父も俳優と監督をされていて、オロフ・トゥーンベリさんと言われます。

グレタさんの両親は、彼女と共に温暖化問題についての本を読み、対応策を考えてきたのだそうです。

そしてグレタさんの母親は飛行機から出る温室効果ガスが温暖化を進めることを真剣に受け止め、国際的な活動を止めました。

母親もすごい人ですね。

2018年10月、両親はグレタさんと一緒に電気自動車に乗り、気候変動に対する危機感を表明しました。

両親は、気候変動問題を自分のこととして真剣に考えるグレタさんのことを理解し、応援されていますが、グレタさんに学校には行って欲しいと願っておられます。

今でも、毎週金曜日に行う学校ストライキを減らせないものかとグレタさんに言われるのだそうです。

両親ですから、そう思われるのは当然のことですよね。

グレタ・トゥーンベリさんの兄弟についても調べてみましたが、グレタさんには3歳下に妹さんがおられ、ベアタさんと言われます。

今年4月のイギリス議会でのスピーチの中にこのような部分がありました。

2030年に私は26歳になります。私の妹ベアタは23歳になります。多くのあなたたちの孫や子どもと同じです。いい年齢だといわれます。まだこれから先に人生があるからです。しかし私は、この先の人生がそんなにいいものであるのか確信できていません。

私は、大きな夢を抱くことができるこの時代と場所に生まれてよかったと感じています。なりたいもの何にでもなることができ、住みたい場所に住むことができました。私のような人は必要なものすべてを手にいれました。それは、私たちの祖父母には想像もできなかったことです。欲しいものすべてを手に入れることができましたが、今、私たちはすべてを失うかもしれません。

引用元 https://blogos.com/article/375127/

グレタ・トゥーンベリのプロフィールと経歴

それでは、グレタ・トゥーンベリさんのプロフィールと経歴についてまとめておきます。

グレタ・トゥーンベリさんは2003年1月3日、スウェーデンに生まれました。

正式にはグレタ・エルンマン・トゥーンベリと言われます。

グレタ・トゥーンベリさんは恥ずかしがり屋で目立たない少女だったそうです。

しかし8歳の時に「気候変動」という言葉を初めて聞き、大変ショックを受けました。

そして今まで当然やって来ると信じていた平和な未来が大変疑わしいものになり、この危機を回避するために何かしなければと思うようになりました。

家でもいつもその話をしてきたそうです。

2018年、スウェーデンで熱波と山林火災が発災します。

グレタ・トゥーンベリさんはその後の総選挙までたった一人で学校ストライキを決行し、政府にパリ協定を守って二酸化炭素排出量を削減するように要求しました。

総選挙が終わってからも、毎週金曜日に座り込みを続け、次第に世界中の注目を浴びるようになりました。

グレタ・トゥーンベリさんが最初に学校ストライキを行ってから半年も経たない2018年12月までに、彼女に賛同し学校ストライキに参加した若者は270都市で2万人以上と言われています。

グレタ・トゥーンベリさんがスピーチで語った「どんなに小さくても変化をもたらすことができる」というのは本当のことなんですね。

こうしてグレタ・トゥーンベリさんは、気候変動に関する様々な国際会議に招かれるようになり、 更にマクロン仏大統領やローマ法王とも面会しました。

そして今年3月15日、グレタ・トゥーンベリさんの呼びかけによって、116ヵ国、1905ヶ所で気候変動の危機を訴える世界同時アクションが実施されたのです。

日本でも東京と京都で実施されました。

グレタ・トゥーンベリの学校は?

photosforyouによるPixabayからの画像

グレタ・トゥーンベリさんの学校名は分かりませんでしたが、現在、彼女は通ってる学校の9年生です。

9年生というのは、日本と同じく義務教育の最終年度です。

グレタ・トゥーンベリさんの学校の先生達の中には、彼女が学校ストライキを続けることに賛否両論があるそうです。

賛成の先生の中には、仕事を休んで彼女と一緒に座り込みをする先生もおられたそうです。

グレタ・トゥーンベリさんは大学進学を希望しており、来年度はギムナジウムという大学進学のための高等学校に進む予定です。

将来の進路は決まっていませんが、勉強が好きなので勉強を続けたいのだそうです。

気候変動に関する運動は続けるけれども、それを自分の仕事にする気はないということです。

グレタ・トゥーンベリの受賞歴

こんなグレタ・トゥーンベリさんの受賞歴は以下の通りです。

2018年5月、スウェーデンの日刊紙である「スヴェンスカ・ダーグブラーデット」主催の気候に関するディベート記事執筆コンテストにおいて優勝

またChildren’s Climate Prizeにノミネートされましたが、ストックホルムまで飛行機で行かなければいけなかったので受賞を逃しました。

同年11月、Fryshuset scholarship of the Young Role Model of the Yearを受賞。

12月、アメリカの雑誌、タイムの2018年世界で影響力のある未成年25人の1人に選ばれました。

2019年、スウェーデンで最も重要な女性に選ばれました。

また2019年のノーベル平和賞候補に。

同年3月31日、ドイツのゴールデン・カメラ・アワードのSpecial Climate Protection賞を受賞。

まとめ

今回は、わずか16歳で気候変動の危機を訴え続け、世界中に影響を与えているグレタ・トゥーンベリさんのスピーチや両親、兄弟そしてプロフィールと経歴、さらに学校や受賞歴についてお伝えしました。

今の子供達が大人になる時、私はもうこの地上にいないでしょう。

彼女のことを知り、私も今の大人の一人として、子供達に残す地球環境にもっと責任を持たなければと考えさせられました。



タイトルとURLをコピーしました