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んなに「暑い、暑い」と言っていた夏も、いつの間にか過ぎ去ろうとしています。
過ぎゆく夏を惜しみ、初秋の風を感じるこの時期に、熊本では江津湖花火大会が開かれます。
熊本地震から2年目。
熊本の復興を祈念して、1万発もの花火が熊本市の空を飾ります。
大会会場周辺にはたくさんの屋台も並ぶんですよ。
ぜひ行ってみたいものです。
でも毎年多くの人が押しかけるこの花火大会に行くには、事前の知識が必要です。
それで今回は、江津湖花火大会2018に行くために知っておきたいことをまとめました。
〔追記〕
大変残念なお知らせです。
江津湖花火大会2018は台風24号の接近のために中止となりました。
記事の最後にそのことについて書いています。
江津湖花火大会2018の駐車場とアクセスについて
それではまず、江津湖花火大会2018の駐車場についてですが、会場近くに駐車場はありません。
大変な混雑が予想されますので、公共交通機関を利用してください。
但し、熊本市内の4ヶ所からシャトルバスが出るようになっています。
その中の1ヶ所である県運転免許センターには約500台分の駐車場がありますが、これはシャトルバスを利用する方のための駐車場です。
江津湖花火大会実行委員会では、この日は「ノーマイカーデー」にしようと呼びかけています。
駐車場はありませんが、臨時駐輪場は熊本市内とその周辺の6ヶ所に用意されます。
臨時駐輪場が設けられるのは、若葉小学校、泉ヶ丘小学校、湖東中学校、水前寺江津湖公園周辺、画図小学校そして嘉島町の総合運動公園周辺です。
次に、花火打ち上げ会場の江津湖広木公園までのアクセスについてです。
バスを利用される場合は、中心市街地から「健軍電停前」で下車し、徒歩約15分です。
市電利用の場合は、中心市街地から「神水・市民病院前」または「動植物園入口」、「健軍町」で下車し、徒歩約15分です。
交通規制は?
交通規制についてもお伝えしておきます。
人気の花火大会なので、もちろん交通規制があります。
交通規制が行われる時間は、午後5時から午後10時までです。(一部は午後6時45分から午後10時まで)
但し、混雑状況によっては交通規制の時間や区域が変更されることもあります。
大会会場につながる道はほとんど交通規制がかかります。
詳しくはこちらをご覧ください。
また前日に確認されることをおすすめします。
シャトルバスもチェック!
江津湖花火大会には車で行けないようになっていますが、その代わりにシャトルバスが運行されます。
但し有料です。
往復の代金は、A経路(城彩苑~観覧会場西側)とB経路(熊本駅白川口~観覧会場南側)については、事前販売が300円、当日が500円です。
事前販売は大会前日まで、インターネットからのみできます。
D経路(健軍電停北側~熊本市役所)は帰りのみです。こちらは事前販売はなく、当日販売のみで300円です。
C経路(県運転免許センター~嘉島町総合運動公園)は、免許センターに車を駐車してシャトルバスに乗ることができますので、車1台分の代金になっています。
車1台で、事前販売が1,000円、当日が2,000円です。
車椅子の方も、スタッフの介添えがあり、乗車できます。
シャトルバスの運行時間は、行きは午後2時30分~6時30分、帰りは午後7時15分~10時です。
A経路とD経路は、帰りのみ、新水前寺駅で途中下車ができます。
また市電も増便されます。
みんなが花火大会を楽しめるように、しっかり考えてありますね。
特別観覧席について
江津湖花火大会には特別観覧席鑑賞券というものがあります。
これは、江津湖花火大会を盛り上げるために市民協賛を募集し、一口2,000円の協賛金を払った人への特典です。
全席指定の椅子席に広木公園内で使える500円分の飲食券が付いています。
どうせ楽しむなら、これからもずっと江津湖花火大会を楽しむことができるように「市民協賛者」になり、椅子に座ってゆっくりと花火を鑑賞するのもいいですね。
市民協賛の受付は8月1日(水)午前10時から9月20日(木)までです。
詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.tku.co.jp/ezuko-hanabi2018/citizen_sponsor/
ミュージック花火の内容は?
江津湖花火大会ではいろいろな花火を楽しむことができますが、音楽に合わせて打ち上げられるミュージック花火が見ものですね。
今年はどんな音楽に合わせてあるのでしょうか?
公式ページにプログラムが掲載されていましたので、そこを見ると、午後6時45分からの第1部ではDREAMS COME TRUEの「何度でも」、7時6分からの第2部では「スーパーマンのテーマ」、そしてフィナーレは、うん、やっぱりこれでしょう、安室奈美恵さんの「Hero」です。
「Hero」は7時50分の予定になっています。
楽しみですね。
安室さんにも見せてあげたいです。
詳しいプログラムについては、こちらに記載されています。
ふあふあランドも開催!
会場にやってきた子供達が退屈しないように、メイン会場の江津湖公園広木地区にふあふあランドが特設されるそうです。
対象年齢は3歳以上中学生未満、料金は1回100円です。
開催時間は13時から18時45分。
詳しくはこちらをご覧ください。
混雑状況を知らせるアプリも!
今年初めての試みですが、花火大会の会場の様子や交通混雑の状況を知らせるアプリが導入されます。
地域情報アプリ「ど・ろーかる」をインストールすると、当日の午後3時から9時まで、花火大会の様子や混雑状況を知ることができます。
花火の映像も見ることができるそうです。
すごく便利ですね。
詳しくはこちらをご覧ください。
https://c.myjcom.jp/jch/kumamoto/info/ezukohanabi.html
雨の時は?
楽しみにしていた花火大会。
雨は降って欲しくありませんよね。
でも雨が降ったらどうなるのでしょう?
少しばかりの雨の時は予定通り実施されます。
しかし荒天の時は翌日30日(日)に延期されます。
もし30日も荒天ということになれば、江津湖花火大会2018は中止ということになります。
そういうことは絶対あって欲しくありませんね。
今年の江津湖花火大会、熊本の更なる復興を約束する、すばらしいものになりますように。
〔追記〕
台風接近のため中止に(涙)
今日9月28日(金)、今年の江津湖花火大会は、台風24号の接近のために中止との発表がありました。
これだけ、熊本市はじめ主催者の方達が一生懸命準備を進めて来られたのに。
そして熊本市民だけでなく、近郊の住民もとても楽しみにしていたのに・・・。
ああ悲しいです(涙)
でも大雨や強風が予想される中、人々の安全が一番ですから、仕方のないことですね・・・。
延期はありません。
今年は中止ということです。
とてもとても悲しいですが、また来年を楽しみに待ちましょう。
花火大会は中止になりますが、熊本の復興は一歩一歩進んでいます。
これからの熊本の更なる復興を祈念いたします。