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月10日、「世界で初めてブラックホールの撮影に成功!」というニュースが流れました。
「えっ?ブラックホール?ブラックホールが見える?撮影??」
あまりに私の世界とは規模が違いすぎるニュースに理解不能な私・・・。
つい先日、「はやぶさ2が小惑星に衝突実験成功!」というニュースにびっくりしたばかりなのに。
世界は、今の科学は、どうなってるの??
国立天文台教授の本間希樹(ほんま まれき)さんは誇らしげにこう言われました。
「これは人類が初めて目にしたブラックホールの姿です。たった1枚の写真ですが、アインシュタインの相対性理論以来100年、ブラックホールを視覚的に証明するものでございます。」
世界のいろいろなところに置かれた8台の巨大望遠鏡が一斉にM87銀河に向けられてから2年後のこの春、ブラックホールが観測されたのだそうです。
それらの望遠鏡の視力って300万だそう。
人間が視力1とか0.5とか言うでしょう?
それの300万倍!
う~ん、ますます分からない世界・・・。
この研究に情熱を傾けてこられたのが本間希樹さんなのです。
一体どんな方なのでしょう?
とても興味が沸きましたので、今回は本間希樹さんについて調べてみました。
本間希樹の妻と子供について!
まず、本間希樹さんの妻と子供について調べてみました。
本間希樹さんは結婚しておられて、妻と3人の子供さんがおられます。
子供さんは娘さんが2人で息子さんが1人だそうです。
本間希樹さんは現在、岩手県水沢に単身赴任されていて、妻と子供さん達はご自宅のある神奈川県に住んでおられます。
妻と子供さん達は一般の方なので、具体的な情報はありませんでしたが、長女は天文部に入っているということなので、中学生か高校生ではないかと思います。
今後、メディアに取り上げられることもあるかも知れませんね。
出身高校と大学は?
次に本間希樹さんの出身高校と大学を見てみたいと思います。
本間希樹さんの出身高校は神奈川県にある栄光学園高校です。
栄光学園高校は私立のミッションスクールで男子校です。
また完全中高一貫校なので、本間希樹さんは中学校も栄光学園ということになります。
栄光学園高校は、卒業生1万人のうち3,000人以上が東京大学へ進学する超進学校で、国際科学オリンピックで金メダル、パソコン甲子園でグランプリ、また国際地学オリンピックでも日本代表になるなど、ものすごく頭のいい学生が集まっている高校です。
しかし、知的な面だけではなく、サッカー部や野球部は全国大会出場の経験があったり、ボランティアにも熱心だったりと、素晴らしい高校です。
本間希樹さんの出身大学は東京大学です。
1990年に東京大学理科1類に入学し、1992年、同大学の理学部天文学科に進学。
そして1994年、東京大学大学院理学系研究科天文学専攻修士課程入学、2年後には同大学院理学系研究科天文学専攻博士課程に進まれました。
そんなすごい学歴の本間希樹さんですが、趣味はヴァイオリンで、大学時代はオーケストラのサークルに入っておられたというから驚きです。
経歴もチェック!
それでは、本間希樹さんの経歴について見ていきましょう。
本間希樹さんは1971年9月、アメリカ合衆国テキサス州に生まれます。
当時、ご両親がテキサス州に留学されていたのだそうです。
本間さんは子供の頃から星を見るのが大好きだったそうです。
本間さんのご家族は、本間さんが小さい頃に日本に帰国されました。
本間希樹さんは、1984年に神奈川県の栄光学園中学校に入学されます。
そのまま栄光学園高校に進み、そして1990年、東京大学に入学。
本間希樹さんは「スケールの大きな研究がしたい」ということで、3年生になられる時に天文学の世界に入られたようです。
1999年3月、大学院の博士課程を修了し、理学博士となられます。
同年4月から、学術振興会の特別研究員となられ、同時に国立天文台のCOE研究員となられます。
翌年には国立天文台の助手になられ、2015年から国立天文台の教授をされています。
また総合研究大学院大学の教授でもあられます。
そして国立天文台 水沢VLBI観測所の所長もされているんです。
それで、現在は岩手県に単身赴任中です。
そんな本間さんは、2014年には自然科学研究機構若手研究者賞を受賞されています。
また2017年に、ブラックホールに関する本も出されています。
「ブラックホール撮影成功」のニュース以来、科学部門で一番売れている本だそうです。
そんなすごい本間希樹さんですが、趣味は今でもクラシック音楽の鑑賞だそうです。
まとめ
今回は、ブラックホールの撮影というビッグプロジェクトに成功した本間希樹さんについてお伝えしました。
実は、本間希樹さんが4月14日(日)午後11時からの「情熱大陸」で取り上げられます。
番組では、2年4ヶ月に渡って本間さんを密着取材してきたそうです。
そして「この時」が来たのですね。
番組の情熱もすごいですよね。
あっ、「情熱大陸」だからですね(汗)