はやぶさ2が世界初の衝突実験に成功!クレーター形成の目的は?これまでの軌跡も復習!

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日、2019年4月5日、探査機はやぶさ2が小惑星「リュウグウ」に金属弾を発射しました。

小惑星の地表に人工のクレーターを作るためです。

そしてクレーターの形成に成功しました!

これは世界初のことなんだそうです。

夕方、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の記者会見があっていて、それを見たらちょっと感動しました。

プロジェクトチームの方が「4年間もやもやしたものがすっきりしてよかったです。」としみじみと言われるのを聞き、ああ、このためにみんなで力を合わせて、がむしゃらにがんばってこられたんだなと思いました。

「はやぶさ2」ってテレビで何度も聞いて来ましたけど、何しているのか、実は私、全く分かっていなかったんです(汗)

でも今日の記者会見を見て、日本人としてちょっとは知っておかなくちゃなあと思いました。

私みたいな人もおられると思いますので、はやぶさ2の世界初の衝突実験成功のこと、クレーター形成の目的そしてこれまでのはやぶさ2の軌跡についてまとめてみました。

【追記】

2019年7月11日、午前10時6分頃に、はやぶさ2が小惑星リュウグウへの2回目の着陸に成功しました!

計画的にリュウグウの物質の採取もできたものと見られます。

すばらしいですね。

おめでとうございます!

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はやぶさ2が世界初の衝突実験に成功!

今日、4月5日の午前中に、はやぶさ2は金属弾をみごとに小惑星「リュウグウ」に衝突させることができました。

もう少し詳しく説明すると、午前10時56分に「インパクタ」という金属弾発射の装置がはやぶさ2から切り離されました。

午前11時36分、インパクタは自動的に爆発し、秒速2kmという速さでの銅の弾丸がリュウグウに向かって発射されました。

JAXAがはやぶさ2から切り離された小型カメラの画像を詳しく解析した結果、小惑星リュウグウの表面から岩石のかけらなどが飛び散る様子が確認できたのだそうです。

それで、はやぶさ2が世界初の衝突実験に成功したことが分かりました。

はやぶさ2の衝突実験の様子がプレスセンターから生中継されましたが、そこで、はやぶさ2は衝突時の爆風を避けるために、リュウグウの裏側に回り込んでカメラ撮影をしたと言われていました。

岩石などの噴出物は70~80mの高さに飛んでいるということで、直径が数メートルもあるクレーターが形成されている可能性が大きいそうです。

また記者会見では、噴出物の様子から、リュウグウの表面と内部の形成物は不均一ではないかとも言われていました。

はやぶさ2は、岩石が飛び回るのが落ち着き、機体に衝突する心配がなくなってからリュウグウに近づき、上空から地表の様子を確認する予定です。

その確認は今月の下旬になるかも知れません。

その時に形成されたクレーターをはっきりと見ることができるということですね。

そしてその後、はやぶさ2はリュウグウへの2度目の着陸を目指しています。



クレーター形成の目的は?

では、どうして小惑星にクレーターを作る必要があるのでしょうか?

はやぶさ2のクレーター形成の目的について説明しますね。

小惑星には大気や磁場がなく、宇宙の放射線や隕石の衝突などの影響を直接受けるので、地表はどんどん変質していきます。

それで、表面ではなく内部の構成物を調べることで、その小惑星のことが分かってくるのです。

さて、ではなぜ、たくさんの小惑星の中からリュウグウが探索の目標に選ばれたのでしょうか?

リュウグウは直径約900mの小惑星で、地球と火星の間にあり、太陽の周りを約1年3ヶ月かけて回っています。

地上から観測したところ、リュウグウには岩石に太陽系ができた頃の水や有機物が含まれていると思われました。

それで、リュウグウが実験の対象になったのです。

「リュウグウ」という名前は、一般からの公募で決まったのだそうです。



はやぶさ2のこれまでの軌跡も復習!

それでは、はやぶさ2のこれまでの軌跡を復習しておきましょう。

探査機はやぶさ2は、2014年12月3日、鹿児島県の種子島宇宙センターからH2Aロケットで打ち上げられました。

本当は11月30日に打ち上げられる予定でしたが、天候不良で2度延期になりました。

それから1年間は太陽の周りを回り、地球のそばを通過していました。

2015年3月3日、リュウグウに向けた飛行段階である巡航フェーズに移行しました。

2015年12月3日、地球スイングバイに成功します。

「スイングバイ」というのは地球の引力を使って加速しながらコースを変える航法です。

その後、太陽を2周しながらリュウグウに近づき、リュウグウまで30万kmの距離になった時、初めてリュウグウの撮影に成功しました。

6月からは速度を落として、慎重にリュウグウに近づいて行き、6月27日、上空20kmの位置に達します。

そして高度を下げ、地形や構成物質、重力などを観測してきました。

9月21日、ミネルバ-II1という探査ローバー2台をリュウグウの地表に投下

2台とも着地に成功し、そのうちの1台はジャンプして移動したことも確認できました。

そう言えば、今上映中の「映画ドラえもん のび太の月面探査記」にも同じような場面がありますね。

脚本の辻村深月さんはきっとはやぶさ2を意識して書かれたのでしょうね。

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そしてリュウグウ地表などの写真を上空20kmにいるはやぶさ2に送信しました。

探査機が小惑星に着陸し、移動したり写真撮影したりできたのは世界で初めてのことです。

今年になり、2019年2月22日、はやぶさ2はリュウグウへの着陸に成功しました。

そして今日、人工クレーターの形成に成功したのです。

まとめ

記者会見の最後に、プロジェクトチームの全員が「成功」の紙を掲げ、記念撮影が行われました。

その前に、「目標達成」「安全第一」と書いてあるだるまが紹介され、メンバー全員で目を黒目にしたいと言われていました。

地球を離れた遠い宇宙のお仕事をされてる方達ですが、いかにも日本人らしいですね(笑)

クレーター形成の成功、おめでとうございました!

今後、はやぶさ2は2度目の着陸を行い、来年末に地球に帰還する予定です。

これからもはやぶさ2の働きを見守りたいと思います。

【追記】

4月25日、はやぶさ2が小惑星リュウグウに作ったクレーターが発見され、撮影に成功したと発表されました。

直径10m程にわたって地形が変化しているのが確認されたそうです。

はやぶさ2は5月下旬以降に、クレーター付近に着地する予定だそうです。



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