8月にお友達からバジルの苗を一つもらいました。
鉢に植えて、ウッドデッキの隅にほったらかしてたら、こんなに花の穂が伸びていました。
慌てて花を摘み、葉を収穫しました。
花はお部屋に飾って香りを楽しむことにします。
「よし、今夜は生バジルを使おう!」
そう思い立って、生バジルを使ったひと皿が完成しました。
思いつきの料理でしたが、なかなか家族に好評でしたので、皆さんにご紹介しますね。
その前にバジルの簡単な育て方についても触れておきます。
バジルとは?
熱帯地方を原産とするシソ科のハーブです。独特な香りがして、イタリア料理によく使われます。
日本名はメボウキです。なるほど、育った姿はほうきのようですね。
ジェノベーゼバジル やレモンバジル 、ホーリーバジル などたくさんの種類があります。私がもらったのはホーリーバジルです。
バジルには意外にも、βカロテンやビタミンE、カルシウム、鉄分などが豊富に含まれています。
それで、アンチエイジングや胃腸の調子を整える効果が期待できます。
バジルの育て方
ハーブは基本、ほったらかしていても育ちますが、以下の点に気をつけましょう。
1 日当たりのよい場所で育てる
バジルは日光を好みます。日当たりのよい場所で育てましょう。
但し、強い日差しは葉焼けを起こすことがあるので気をつけましょう。
2 土の表面が乾いてからたっぷりと水を
バジルは乾燥に弱い植物ですが、土が乾いていないのに水をやりつづけると根腐れを起こしてしまいます。
土の表面が乾いたら、プランターの下から水が出てくるまで、たっぷりと水をあげましょう。
3 肥料はたっぷりと
栄養が足りないと、葉が黄色くなったり、下の葉が落ちてしまったりします。
植え付けの時と生育期の6~10月は、月に一回油かすを根本に与えるか、週に一度くらい液体肥料を与えましょう。
4 アブラムシに注意!
新芽や茎にアブラムシがつくことがあるので注意しましょう。食べるものなので、水を噴射したり、ガムテープで取ったりしましょう。
5 摘心をしてたくさん収穫をしましょう
草丈が20cm程になったら、新芽を摘み取りましょう。すると、左右に脇芽が出てきます。
それを何回か繰り返すと株が大きくなり、たくさん収穫することができます。
私のように花が咲くまでほったらかしてたら葉が固くなりますので気をつけてください。
バジルは本来は多年草ですが、寒さに弱いので、日本では一年草として扱われています。
冬は部屋の中で育てることもできますが、難しいので、枯れる前にしっかりと葉を摘んで食卓に登場してもらいましょう。
お手軽ごちそう「海老とアボカドのバジルソテー」の作り方
私は「適当」と「いい加減」ということばが大好きな性格です。料理もやりながらいろいろと考えるので、「作り方」と言える程のものではありませんが、先日の一品をご紹介しますね。
①アボカドを適当な大きさに切ります。アボカドは縦2つに切り、皮の際に包丁を入れると、皮がきれいにはがれます。
②キュウリは乱切りにします。
③バジルの葉を洗い、2/3くらいを刻みます。
④フライパンにオリーブオイルを熱して海老を入れ、塩胡椒で炒めます。
⑤アボカドを入れて醤油を回しかけます。アボカドと醤油は相性がいいので醤油も入れることにしました。
⑥キュウリの乱切りも投入。歯触りが違って美味しくなるかもと入れました。
⑦マヨネーズを入れたところに、刻んだバジルの葉を入れて、塩胡椒で味を整えます。マヨネーズはコクを出すためと最後に散らすバジルの葉を目立たせるために入れました。
⑧皿に盛って、上にバジルの葉を散らして出来上がり!
今回はむきえびを使ったので、あっという間に出来ました。
とろっと出てきたバジルソースがすごく美味しかったです。
パスタにも、また丼にしてもバッチリ!
夫は海苔、レタス、ご飯と一緒に食べてました。
バジルを育てて毎日の食卓をおしゃれに
バジルがあると、簡単に食卓がおしゃれになりますね。
もう10月なので、枯れる前に葉を収穫してジェノベーゼソースを作ろうと思っています。
皆さんも、来年はバジルを育てて、生バジルを楽しんでみませんか?