いちごが美味しい季節ですね。
山口県にとても美味しいいちごを栽培されている山中歩(やまなか あゆみ)さんという方がおられます。
山中歩さんはグローバル企業の研究員からいちご農家になるという異色の経歴の持ち主です。
3月31日(火)放送のセブンルールで山中歩さんのことが取り上げられるので楽しみです。
今回は、いちご農家、山中歩さんの経歴やプロフィール、夫と子供、出身大学そしていちご農園についてお伝えします。
山中歩さんの経歴とプロフィール
山中歩さんの経歴
山中歩さんは大阪府出身で、現在38歳です。
山中歩さんのご実家は農家ではありませんが、祖父母が梨農家をされていて、その影響で、将来は農業をやりたいと思っていたのだそうです。
山中歩さんは大学卒業後、筑波大学大学院で植物病理学を学びました。
大学院まで進まれるなんて、勉強熱心なんですね。
その後、農家の役に立ちたいと思い、東京にある有名な農薬メーカーに就職し、研究グループのスタッフの一人として働きました。
ご自分が大学院で学んだ知識を活かそうとされたのですね。
しかし実際に働いてみると、農業をやりたいという気持ちとの矛盾を感じて辞めてしまいます。
大きな会社の研究スタッフというエリート職を捨てて農業の道に進もうとするなんて、すごく勇気がいることですよね。
農業が成功するかどうかも分からず、安定した収入を捨てることだからですね。
山中歩さんは2009年に結婚されます。
そして山口県の就農支援制度を使い、夫婦で2年間の農業研修を受けました。
結婚した夫も農業志望だったのでしょうか・・・?
そしてその後、夫の出身地である山口県岩国市由宇町でいちご栽培を始めました。
山中歩さんはいちご栽培を始めて今年12年目に入ります。
最初はいろいろとうまくいかないことがあったそうですが、現在では「美味しい」と評判で、経営も順調に伸びています。
昨年は「地産地消」をテーマにして、岩国市内の酪農家や養蜂家と協力し、ジェラートを開発しました。
山中歩さんは積極的に女性農業者の集まりなどにも参加し、県の農業関係者からも注目されています。
また山中さん夫婦は、昨年、県の勧めで家族経営協定を結びました。
これは、経営主だけでなく、ともに働く家族も主体的に経営に参加し、意欲や能力発揮できるための制度だそうです。
山中さん夫婦は夫婦であって、同労者ということなんですね。
山中歩さんのプロフィール
名前 山中歩(やまなか あゆみ)
生年月日 1981年
年齢 38歳(2020年3月現在)
出身地 大阪府
最終学歴 筑波大学大学院卒業
2009年 いちごの栽培を開始。いちご農園TAROをオープン。
山中歩さんの夫と子供について
そらのとりさんによるイラストACからのイラスト
山中歩さんの夫は健生さんと言われます。
夫の健生さんは歩さんより2歳年上でサーフィンが趣味だそうです。
夫の健生さんは以前はIT企業に勤めておられたのですが、何か違うと思い、会社を退職してオーストラリアでワーキングホリデーをされていました。
帰国して関東で就職されますが、なかなか「これだ!」と思える仕事は見つからなかったそうです。
そんな時に山中歩さんと出会います。
そして農業の道に進もうと決心されました。
夫の健生さんはいちご農家は儲かると知り、茨城県のいちご農家のもとで1年間研修を積みました。
そして2009年に歩さんと結婚し、いちごの生産を始めました。
IT企業から農業に転身するなんて、歩さんもすごいですけど夫の健生さんもすごく勇気のある方なんですね。
お二人とも自分らしく、自分の決めた道を進むタイプなのですね。
山中歩さん夫婦には3人の子供さんがおられます。
一番上が男の子、そして女の子が二人です。
山中歩さん夫婦が経営されているいちご農園「TARO」のホームページには、とても可愛い子供さん達の姿が載っています。
山中歩さんの出身大学は?
山中歩さんの出身大学は筑波大学ではないかと思われます。
山中歩さんは筑波大学大学院で植物病理学を学ばれたということですが、筑波大学の生命環境学群というところには生物資源学類というコースがあります。
そこに植物病理学を専門とされる教授がおられ、以前は大学院でも教えておられたようです。
それで確かな情報がある訳ではありませんが、山中歩さんはその先生のもとで、筑波大学で学ばれていたのではと想像できます。
山中歩さんのいちご農園について
risuさんによる写真ACからの写真
山中歩さんと夫の健生さんが経営されるいちご農園は「TARO」と言います。
いちご農園TAROは山口県岩国市由宇町にあります。
いちご農園TAROのいちごは「さちのか」という有名な品種です。
さちのかは大きめのサイズで甘みと酸味のバランスがちょうどよいいちごです。
外側は濃い赤色で中も淡い赤色です。
山中歩さん夫婦はいちごの健康に特に気を付け、いちごを病気から守り、いちご本来の甘さと美味しさを引き出しているのだそうです。
さすが、植物病理学を専攻された山中歩さんのいちご栽培法ですね。
また温湿度管理やCO₂管理など、データに基づいた最適な環境作りをされています。
そこのところはIT企業にお勤めだった夫の健生さんの得意とするところですよね。
そして肥料の使用を最小限にした優しい生育を心がけているそうです。
まさにお二人の知識と愛が結集したいちご作りなのですね!
TAROのいちごは直売だけでなく、ネット通販もされています。
またゴールデンウィーク中にいちご狩りもできるようですよ。
興味のある方はTAROのホームページをご覧くださいね。

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まとめ
yurisyanさんによる写真ACからの写真
今回は、エリート研究者からいちご農家に転身し、美味しいいちごを作り続けている山中歩さんの経歴やプロフィール、夫と子供、出身大学そしていちご農園についてお伝えしました。
私の住んでいる九州から山口は近いので、一度行ってみたいものです。