笑いへのお誘い 笑いは私達を幸せにする確かな方法

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然災害で家や職場などに大打撃を受けた方が、「もう笑うしかないですね。」と話しておられるのをテレビで見ることがあります。

自嘲のように思えますが、苦渋の中で笑うこと、これは人間に与えられた、困難を乗り切るためのすばらしい方法なのです。

私は熊本に住んでいます。昨年の地震は本当に恐怖でした。

本震がやってきた夜中、区長さんのかけ声で、近隣の住民は皆公園に集まりました。

身を寄せ合い、幾度も襲ってくる大きな揺れに恐れおののきながらも、合間に誰かがぽつんと冗談を言って、皆で笑う、そうやって一夜を過ごしました。

ご家族や家を失われた方はとてもそんな余裕はないと思われるでしょうが、それでも笑うことがこれからの元気と幸せをつくってくれるのです。

 

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笑いのもたらす効果

①ナチュラルキラー細胞が活性化する

ナチュラルキラー細胞とは、全身をくまなくパトロールして、がん細胞やウイルス感染細胞などを見つけるとやっつけようとしてくれるリンパ球の一種です。

悪者を殺してくれるので、キラー(殺し屋)という名がついたそうです。

私たちの体にはナチュラルキラー細胞が約50億個もあるのですが、その力は加齢や生活習慣などで衰えます。

しかし笑うと脳の前頭葉に起きた興奮が間脳に伝わり、間脳が活発になって、神経ペプチドという情報伝達物質を作り出します。

この神経ペプチドが体中を巡ってナチュラルキラー細胞の表面に付着します。

するとナチュラルキラー細胞は、楽しい情報を携えてきた善玉の神経ペプチドに反応して元気が出てくるのです。

健康な人でも、毎日約3000~5000個のガン細胞がつくられているのですが、ナチュラルキラー細胞は、これらのガン細胞を破壊してくれます。

でも反対に、悲しみやストレスを感じると悪玉ペプチドが作り出され、ナチュラルキラー細胞の働きが弱まってしまうのです。

人間の気持ちと体というのは本当に密接につながっているんですね。

ですから健康でいるためには笑うことが大切なのです。

 

②糖尿病や心臓病を予防・改善する

2009年、アメリカにおいて、糖尿病の患者さんをテレビのお笑い番組やコメディ映画などを毎日30分以上視聴するグループとそうではないグループに分けて、1年間データをとった結果、毎日笑った患者さん達は善玉コレステロールが増え、結果として心臓病のリスクも低くなったという報告がなされました。

ロビン・ウィリアムズ主演の映画「パッチ・アダムス」を思い出しますね。治療に笑いを取り込んだお医者さんの実話を映画化したもので、とても温かい映画です。

 

③鎮痛効果がある

笑うとエンドルフィンという脳内ホルモンが放出されます。エンドルフィンは幸せ感を高めてくれるホルモンです。

このエンドルフィンは、モルヒネの6倍に相当する程の鎮痛作用があるのだそうです。

 

④脳の機能を向上させる

笑うと脳の中で記憶を司る海馬が活性化し、脳の働きが活発になります。

また脳波の一種であるアルファ波増えて脳がリラックスしたり、血液量が増加したりすることも脳の活性化につながります。

思考力が向上するので、認知症予防にもなります。

 

⑤ストレスを軽減する

ストレスが続くと交感神経が優位になり、自律神経のバランスが乱れます。

でも、笑うことで交感神経が活発になり、リラックスできるようになります。

笑うとエンドルフィンが分泌されることは先程お話ししましたが、他にドーパミンセロトニンなどのホルモンも分泌されます。

エンドルフィンは幸福感を感じさせ、ドーパミンはやる気を出し、セロトニンは心を穏やかにしてくれます。

それでストレスが解消され、物事を前向きに考えることができるようになるのです。

 

⑥アレルギーを改善する

免疫システムのバランスが乱れると、IgE抗体という物質の数値が高くなり、アレルギー反応が起きやすくなります。

でも笑うと免疫システムのバランスが整えられ、アレルギーの改善も期待できます。

 

⑦ダイエットや美肌が期待できる

精神的なストレスを受けると、コルチゾールというホルモンが分泌され、肥満やむくみ、シミ、肌荒れなどを引き起こします。

でも笑うと、コルチゾールの分泌も抑えられるのです。

それに声を出して笑うと、横隔膜や腹筋が動いて酸素がたくさん取り込まれ、血行がよくなり新陳代謝が活発になります。

また笑顔にすると表情筋が動き、リフトアップの効果も期待できます。いつも笑顔でいる人は、年を重ねても若々しい表情を保つことができるでしょう。

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「幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せになる!」

これは医師で作家の鎌田實さんの著書「がんばらないけどあきらめない」の中にあることばです。

私はこのことばにとても励まされました。

「辛いときはとにかく笑いをさがす。くだらなくてもいい。下品だってかまわない。幸せだから笑うのではなく、笑うから幸せになるのだ。間違いない。幸せは笑いの向こう側に必ずある。」(鎌田實「がんばらないけどあきらめない」より)

ただ頬を上げ、笑顔をつくってみてください。ほら、胸のところが明るくなるのを感じるでしょう?

体と気持ちは深くつながっていて、影響し合っている。

人間って何てすばらしい生き物なんでしょう。

喜ぶことなんて何もないと思う時、笑顔をつくってみてください。

あなたの幸せはそこから始まります。

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