6月25日(火)放送の「プロフェッショナル 仕事の流儀」で腰痛専門医、西良浩一(さいりょう こういち)医師が紹介されます。
腰痛に悩む人ってほんとに多いですよね。
私も普段は元気なんですけど、疲れた時とか心配事がある時とか、腰痛がひどくてとても困ることがあるんです。
西良浩一医師は問診に時間をかけて腰痛の原因を突き止め、患者を腰痛の悩みから解放してくださいます。
また日本で西良浩一医師しかできない方法で手術し、完治を目指されます。
元巨人軍の高橋由伸さんや、女子ハンマー投げの室伏由佳さんなど、多くのトップアスリート達の腰痛も治してこられました。
今回は、そんな西良浩一医師の診察はどこで受けられるのか、また腰痛改善の治療法や経歴などを調べてみました。
西良浩一医師の診察が受けられるところ
djedjによるPixabayからの画像
西良浩一医師は現在、徳島大学医学部整形外科の教授であられますが、徳島大学病院以外でも、西良浩一医師の診断を受けることができます。
腰痛でお悩みの方には大変嬉しい情報だと思いますので、西良浩一医師の診断を受けることができるところを調べました。
徳島大学病院
西良浩一医師が診察をされるのは月曜日と第1火曜日です。
徳島大学整形外科のモットーは「腰痛に謎はない!」だそうです。
丁寧な問診と診察で、患者さんの腰痛の原因を突き止めてくださるのですね。
整形外科 スポーツ・栄養クリニック代官山
こちらでは月に1回の特別診察があります。
次回6月29日(土)の予約は締め切られましたが、7、8月の診察は以下のようになっています。
・7月12日 (金)15:00~19:00
・8月3日 (土)10:00~14:00
・8月17日 (土)10:00~14:00
こちらは健康保険対象外となっており、診察料は30分 30,000円(税別)、15分毎に15,000円(税別)で延長(最大60分まで)できるということです。
高い料金ですが、腰痛で深刻に苦しんでいる人にとっては、これで改善できるのなら嬉しいですよね。
東京腰痛クリニック
こちらには月に1~2回来られるということです。
こちらも健康保険対象外の自由診療になっていて、30分で30,000円(税別)、45分で45,000円(税別)、60分で60,000円(税別)です。
八王子スポーツ整形外科
主治医への報告書作成を含め、30分で30,000円(税別)、45分で45,000円(税別)、最長1時間まで60,000円(税別)です。
高松市立みんなの病院
西良浩一医師は徳島と東京だけでなく、香川県高松市でも診察をしてくださっています。
こちらは第1木曜日のみです。
西良浩一医師は腰痛に悩む多くの人のために、いろいろなところに出かけていって診察をされているのですね。
もし、診察を希望される方がおられたら、そこのホームページをご覧になるか直接電話で確認をしてください。
西良浩一医師の腰痛改善の治療法について
acworksさんによる写真ACからの写真
腰痛は一度起きるとなかなか完全に治すのが難しいものです。
高齢になると「もう歳だからしようがない。」と痛みを我慢して日々を過ごしたり、若くても全身麻酔は怖いからと手術を敬遠したりする人が多いようです。
しかし、西良浩一医師は「腰痛には必ず原因があり、それを取り除けば治療できる。我慢をする必要はない。」という信念のもと、研究を続けられました。
そして高齢者や病弱の人にも負担の少ない局所麻酔による内視鏡を使った治療法に成功されました。
それは背骨の後ろを切開するのではなく背中の横から内視鏡で背骨の中に入る治療法です。
この治療法を行うことができるのは日本では西良浩一医師だけなのだそうです。
日本だけでなく世界でもあまり例を見ないそうです。
3年に渡る技術改良の末、2017年に1例目の手術に成功し、以来30件の実績を持っておられます。
西良浩一の腰痛体操とは?
西良浩一医師は自分でできる腰痛改善のための腰痛体操も提唱しておられます。
腰痛を改善するためには、太ももの前と裏の筋肉を伸ばす「太もも伸ばし」が効果的なのだそうです。
まず太ももの裏を伸ばす体操がジャックナイフストレッチと言われるものです。
胸と太ももをつけて体を折った姿勢が折り畳みナイフに似ているので、西良浩一医師が「ジャックナイフストレッチ」と名づけられました。
腰が痛い時や高齢者は、ジャックナイフストレッチの代わりに、寝て行う足上げストレッチがいいそうです。
また、太ももの前を伸ばすにはお尻キックストレッチが効果的です。
これは体を反らすと腰が痛くなる人に向いています。
このような太もも伸ばしを続けることで腰痛やひざ痛が改善されるということです。
この腰痛体操で股関節や骨盤がスムーズに動くようになると、何と猫背も改善されるそうです。
具体的なやり方は「壮快」2019年1月号に掲載されています。
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西良浩一の経歴とプロフィール
それでは西良浩一医師の経歴とプロフィールを見ていきたいと思います。
西良浩一医師は1963年に香川県で生まれました。
2019年6月現在、55歳か56歳です。
中学時代は吹奏楽部でテナーサックスを吹いていました。
しかし体操も得意で、鉄棒の大車輪ができたそうです。
高校時代は体操部に所属します。
1982年、高校を卒業すると徳島大学医学部へ進学します。
大学時代も体操をしていました。
そして大学院ではボクシング部だったそうです。
いろいろなことをやっておられるのですね。
1994年に徳島大学大学院を卒業。
翌1995年にはアメリカのアイオワ大学脊椎センターに留学されます。
2年後に帰国し、徳島大学整形外科医員になられ、翌年は助手に、その翌年は講師になられます。
2000年、徳島大学整形外科で脊椎内視鏡による椎間板ヘルニア摘出術を執刀し、続いて腰椎分離症の内視鏡手術に成功されます。
2003年、オハイオ州トレド大学脊椎センター、オハイオ医学総合大学(現トレド大学医学部)整形外科に留学。
2006年、帰国して徳島大学大学院運動機能外科講師に戻られます。
2008年、日本整形外科学会脊椎内視鏡手術・技術認定医(後方手技)に認定されます。
2010年には帝京大学医学部附属溝口病院の准教授に就任。
腰痛で受診する子供達を診て、子供の体を柔らかくする必要性を痛感し、ジャックナイフストレッチを考案されます。
そして2013年、再び徳島大学運動機能外科学(整形外科)に教授として戻られました。
現在は、スポーツ選手の腰痛治療にも内視鏡を中心とした治療を取り入れておられ、多くのオリンピック選手やプロ野球選手を腰痛から解放しておられます。
また今年の5月には、同じ徳島大学の酒井紀典先生とともに、腰椎分離症に悩む人々を見続けた体験から、「腰椎分離症のミカタ」という本を出版されました。
題名の「ミカタ」には,腰椎分離症のそれぞれの患者さんの「診かた」「視かた」「看かた」そして腰椎分離症の子供達の「味方」になりたいという意味が込められているのだそうです。
西良浩一の妻と子供について
こんなふうに、腰痛に悩む人達のために活躍を続けてこられた西良浩一医師ですが、妻や子供さんはおられるのでしょうか?
気になったので調べてみましたが、妻や子供さんに関する情報は探すことができませんでした。
もしかしたら、今度の「プロフェッショナル 仕事の流儀」で西良浩一医師の妻や子供さんについても触れられるかも知れませんね。
西良浩一の出身高校と大学
西良浩一医師の出身高校は香川県立高松高校です。
高松高校は県下屈指の進学校で、有名大学に進学する生徒も多いようです。
小説家の菊池寛や女優の高畑淳子さんも高松高校の出身です。
西良浩一医師の出身大学は上述しているように徳島大学です。
徳島大学医学部から徳島大学大学院に進まれます。
まとめ
今回は腰痛専門医、西良浩一医師についてお伝えしてきました。
西良浩一医師は本当に優秀で大活躍されているお医者さんですが、患者さんのことを親身になって考えてくださる優しい方ですね。
西良浩一医師はこのように語られています。
「年取ったんやけん手術はやめときよ」
「病院に行っても触ってもくれんかった」
「80過ぎたらどっかは悪うなるでよ」
「全身麻酔したら戻ってこれんかもしれん」こういったご意見・お考えを持っている患者様が多いようです。
私は、この問題に対してなんとかしたいと思いました。
この問題を解決することが私の使命であると感じました。引用元 https://otsucle.jp/cf/project/ksairyo.html
西良浩一先生、これからも腰痛に悩む人達の強い味方でいてください。