皆さん、こんにちは。
ラグビーワールドカップが始まりましたね!
私の住んでいる熊本も会場の一つになっています。
9月20日のロシア戦では何と30対10で勝利した日本代表。
ラグビーには何の縁もなかった私でさえ、ラグビーへの関心が高まってきました。
さて、日本代表を率いるジェイミー・ジョセフヘッドコーチにも日本中の関心が高まってきましたね。
今回は、ラグビー日本代表のヘッドコーチであるジェイミー・ジョセフさんのプロフィールと経歴、家族そして戦術と評価についてお伝えします。
ジェイミー・ジョセフヘッドコーチのプロフィールと経歴
それではまず、ジェイミー・ジョセフHC(ヘッドコーチ)のプロフィールと経歴を見ていきたいと思います。
ジェイミー・ジョセフHCは1969年11月21日、ニュージーランドのマールボロで生まれました。
現在、49歳です。
公式発表によると、身長196cm、体重105kg。
大きいですね!
ジェイミー・ジョセフHCは、ニュージーランド南島のダニーデンにあるオタゴ大学を卒業後、1989年からニュージーランド・オタゴ州代表としてプレーしました。
1991年からはニュージーランド・マオリ代表として、そしてニュージーランド代表になります。
キャップ数は20。
キャップ数というのはその国の代表として国際試合に出場した回数のことで、よくラグビー選手を紹介する時に「○CAP」と書いてありますよね。
1995年にはニュージーランド代表としてワールドカップに出場し、その時、ニュージーランドは準優勝に輝きました。
ジェイミー・ジョセフHCはその年に来日し、福岡県宗像市を本拠地とする実業団ラグビーチーム、サニックス(現在の宗像サニックスブルース)に所属し、2000年までプレーしました。
1999年にはラグビー日本代表としてワールドカップに出場しました。(9C)
その後はニュージーランドに戻り指導者になります。
2003年からニュージーランド・ウェリントンのアシスタントコーチ、マオリ代表のヘッドコーチ、ウェリントンのヘッドコーチ、ハイランダーズ(スーパーラグビー)のヘッドコーチを歴任します。
2015年はスーパーラグビーで優勝しました。
スーパーラグビーというのは、ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ共和国、アルゼンチン、日本の5か国、計15のクラブチームで行われるラグビーの国際大会のことです。
そして2016年9月、ラグビー日本代表のヘッドコーチに就任しました。
ジェイミー・ジョセフHCの契約期間は2019年12月末までです。
ジェイミー・ジョセフヘッドコーチの家族について
では次にジェイミー・ジョセフHCの家族について見ていきますね。
ジェイミー・ジョセフHCの家族は妻と4人の子供達です。
妻のお名前はマンディさんと言われ、ジェイミー・ジョセフHCが日本でプレーしていた1995年から2002年までは、ジェイミー・ジョセフHCと妻、マンディさんの二人で日本に住んでおられました。
その後、ニュージーランドに帰国してから子供さんが4人できたそうです。
4人の子供さんは女の子が3人、男の子が一人で、長女がLydiaさん(16歳)、二女がMaiaさん(14歳)、長男がBen君(12歳)、最後の女の子はお名前は分かりませんでした。
日本からヘッドコーチへのオファーがあった時、ジェイミー・ジョセフHCは家族と離れるのは寂しいけれども、「ぜひやりたい!」という気持ちが強かったのだそうです。
7年間も日本に住んでおられたジェイミー・ジョセフHCは日本が大好きで、日本は「第2の故郷」だと思っておられます。
ジェイミー・ジョセフHCは簡単な日常会話は日本語でできるし、ひらがなを読むこともできます。
昨年、ニュージーランドにおられる母親のマウデさんが亡くなりました。
その時はパシフィック・ネーションズ杯第2戦のトンガ戦を控えていたのですが、ジェイミー・ジョセフHCは大事な家族のためにニュージーランドに帰国されました。
その時、日本チームはヘッドコーチ不在の中、一生懸命に戦い、勝利を収めました。
日本ラグビーフットボール協会はワールドカップが終了した後もジェイミー・ジョセフHCを引き留めたいようですが、そのことについて、ジェイミー・ジョセフHCは「家族のことも考えて検討する。」と言われています。
ジェイミー・ジョセフヘッドコーチの戦術と評価は?
ジェイミー・ジョセフHCの戦術についていろいろと話題になっていますね。
ラグビーのことが分からない私ですが、ジェイミー・ジョセフHCの戦術のどこが特徴的なのかを調べてみました。
スピード戦術
体格も体力も他の国に劣る日本が勝つためには、選手達のスピードを生かすプレーを重視するのは、前任のジョーンズHCと同じです。
でも、アプローチの仕方が違います。
ジェイミー・ジョセフHCは「ポッド」と呼ばれる小さなかたまりを3つ配置します。
しかしその攻撃方法は選手の動きが細かく決められていて大変難しいのだそうです。
キック戦術
2015年にスーパーラグビーで優勝した時も、ジェイミー・ジョセフHCはこの戦術を使ったのだそうです。
マイボールを一端離してからのキックというのは大きなリスクも伴いますが、ジェイミー・ジョセフHCはリスクを重視するよりも、常に前向きにチャレンジすることを教えているようです。
突破力のある選手達も増えてきたので、組織だけではなくて個でも戦えるようにしているのだそうです。
練習や試合以外の場面では選手とともに楽しむ
評価は?
選手達はジェイミー・ジョゼフHCをかなり怖いと思っているようですが、上述のように、選手一人ひとりとの対話を大事にされるので、ジェイミー・ジョゼフHCを大変信頼しているようです。
またそれぞれの役割分担を明確に示してくれるので、選手達は自分の役割を果たすために全力を出すことができるそうです。
もちろん、選手達からは高く評価されていると思います。
日本ラグビーフットボール協会もジェイミー・ジョゼフHCを高く評価しているので、ワールドカップ後の要請もしているのですね。
日本国民も今、ジェイミー・ジョゼフHCを高く評価し、大きな期待をかけています!