デジタル錠剤(大塚製薬)の発売日はいつ?価格も気になる!専用アプリもリサーチ!

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が病気になり自由に動けなくなってから、父は、母の薬をいただきもののお菓子の箱(中が30くらいに仕切ってあるもの)に入れて管理していました。

「○月○日朝」「○月○日昼」とそれぞれの仕切りに札を立て、そこに何種類かの母の薬を分けて入れていました。

とても真面目で几帳面な父は、飲み忘れたり量を間違えたりするのを心配したのでしょう。

それを見た時、優しいことば一つかけることもできない不器用な父ですけど、母のことをとても大事にしているんだなあと思ったものです。

そんな両親も8年程前に他界しました。

さて、最近、アメリカの食品医薬品局(FDA)が、小さなセンサーが埋め込まれたデジタル錠剤を承認したというニュースが話題になりました。

両親が生きている頃、こんなのがあれば、父はあんな苦労しなくてよかったな、と興味がありましたので、デジタル錠剤について調べてみました。

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デジタル錠剤と大塚製薬

デジタル錠剤とは極小のセンサーを内蔵させた錠剤のことで、それを服用すると、患者さんの身体に取り付けたシグナル検出器が反応し、そのデータを専用のアプリに送信するというものです。

患者さんの同意のもとでこのデジタル錠剤を使うと、服薬情報を介護者やお医者さんが共有することができるようになります。

デジタル錠剤を使うことで、飲み忘れによって患者さんが危険な状況に陥ることを防ぐことができますし、センサーはその後体外に排泄されるので安全です。

今回承認されたのは、大塚製薬の抗精神病薬「エビリファイ」にアメリカのプロテウス・デジタル・ヘルス社が開発したセンターを埋め込んだ「エビリファイ マイサイト」というものです。これは統合失調症を始めとする精神疾患に使うことができます。

大塚製薬はポカリスエットやオロナミンC、カロリーメイトなど、誰もがよく知る様々な商品を生み出した会社で、1964年に設立されました。

一般の人がより健康に過ごすための商品の開発と病院で処方される薬の開発の2本立てて、更に成長を続けています。

大塚製薬によると、今回のような、薬と医療機器を一体化した製品が承認されたのは世界で初めてだということです。

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発売日はいつ?

まずはアメリカで少数の患者さんに使用してその価値を確かめ、2018年からアメリカ国内で発売が始まるそうです。

残念ながら日本での承認申請や発売はまだ予定されていません。

一般の薬の場合、承認申請をして承認されるのに約1年、承認されて発売されるのはその2,3ヶ月後、そして各病院がそれを採用するのにまた少し時間がかかるということです。

ですから、大塚製薬とプロテウス・デジタル・ヘルス社が日本での承認申請をしたら、それから2年以内には、日本国内で使われるようになるのではと思います。

但し、これはただの薬ではなく、患者のプライバシーに関する問題を含むので、大きな議論を呼びそうです。

価格が気になる!

「エビリファイ マイサイト」の価格はまだ発表されていません。

それでまず、現在使用されているエビリファイの価格を見てみたいと思います。

エビリファイにはその含有量で、エビリファイ錠3mgやエビリファイ錠6mg、12mgなどいろいろな種類がありますが、エビリファイ錠3mgが82.5円、エビリファイ錠6mgが156.7円、エビリファイ錠12mgが297.8円となっています。

もし、医師からエビリファイ錠6mgを一日に2錠飲むように処方された場合、1ヶ月で156.7×2×30=9402円になります。

次に薬に埋め込むセンサーですが、それはシリコンチップでできていて、その中に微量のマグネシウムと銅が入っているということです。

微量なので材料費はそう要らないにしても、開発や製造には費用がかさむことでしょう。

そう考えると、エビリファイ マイサイトを1ヶ月間使用すると、万単位になるかもしれません。

これに保険が適用されるかどうかも分かりません。

専用アプリの活用法について

まず、患者さんの脇腹に小型装置をつけます。患者さんが薬を服用すると、そこに埋め込まれたセンサーの信号を小型装置がキャッチします。そしてその情報を家族や医師が持っているスマホやタブレットの専用アプリに転送するという仕組みです。

これにより、家族や医師は患者さんがいつ薬を飲んだか、また量に間違いはないかを知ることができ、飲み忘れや量の間違いによる危険から患者さんを守ることができます。

患者さんに取り付けられた小型装置は、服薬状況だけではなく、活動の状況なども把握し、そのデータを専用アプリに送信します。

また専用アプリには、患者さんが睡眠や気分などに関する情報を入力することも可能です。そして、患者さんの同意のもと、家族や介護者、医師がその情報を共有することができます。

そうすることで、患者さんの日々の状態を家族や医師が同時に知り、見守ることができるようになるのです。

終わりに

このニュースを知り、文明の進歩は遂にここまできたかと驚くばかりです。

人の命を危険から守る画期的な方法ですね。

それで、もし母が生きていたらと考えました。

私だったら、飲み忘れによる間違いがないように、デジタル錠剤を使いたいと思うかも知れません。

しかし、父はどうでしょう。まず、母の体に小型装置を取り付けることに同意するでしょうか?そして、排出されるから安全とは言え、センサーが埋め込まれた薬を飲ませることをどう思うでしょうか?

「そんなこと、自分がちゃんとするからデジタル機器にしてもらわなくてもいい。」と言うかも知れません。その日の状態や気分だって、母を見ていたら分かると思うかも知れません。

それに第一、患者さん本人から同意を得るというのはなかなか難しいことではないでしょうか?

しかし、何でも新しいことが普及する時にはいろいろな議論があり、そして定着していくものですから、いつかデジタル錠剤が普通のことになる日も遠くないのかもしれませんね。

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